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ディオール専属クチュリエールが衣装監修!ナタリー・バイ主演 『オートクチュール』来年3月公開決定

ナタリー・バイ主演のフランス映画『オートクチュール』(原題:Haute Couture)が、来年3月より全国公開されることが決定し、併せて「ディオール(DIOR)」のドレスが美しく映えるメインビジュアルも解禁となった。

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ナタリー・バイ主演のフランス映画『オートクチュール』(原題:Haute Couture)が、来年3月より全国公開されることが決定し、併せて「ディオール(DIOR)」のドレスが美しく映えるメインビジュアルも解禁となった。

エステル(ナタリー・バイ)は引退を間近に控えた、「ディオール」のオートクチュール部門の孤高のお針子。ある日、地下鉄で若い女性ジャド(リナ・クードリ)にハンドバッグを盗まれる。だが、警察に突き出す代わりに、エステルは彼女の世話をすることにした。なぜなら、彼女がエステルの唯一の財産――ドレスを縫い上げる卓越した技術、クリエイションの真髄ーを受け継ぐ相手になり得ると直感したからだった。

時に反発し合いながら、時に母娘のように、そして親友のように、厳しいオートクチュールの世界で、エステルはジャドに“指先から生み出される美”を授けていく。しかしプレッシャーと過労からエステルが倒れてしまう。そんななかエステルにとっての最後のショーが目前に迫っていた…。

仕事のプレッシャーをチョコレートで発散させる完璧主義者のエステルを演じるのは、フランスを代表する大女優ナタリー・バイ。バラに話しかけるしか楽しみがない寂しいプライベートと、アトリエに現れただけで空気がピンと張り詰める責任者としての鬼の2面を見事に演じ分けた。

そして、わがままな母に振り回されながら、新しい仕事と生活に不器用に挑戦する移民二世の少女ジャドに、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』で大注目のリナ・クードリ。本作では大ベテランのバイ相手に罵り合う度胸を見せる。そんな彼女たちが厳しいオートクチュールの世界で本当に大切なものを手に入れるまでを、監督・脚本のシルヴィー・オハヨンは繊細かつ深みのある人生ドラマとして描ききった。

また、映画の衣装デザイナーのキャリアを持ち、現在はオートクチュールのアトリエで働くジュスティーヌ・ヴィヴィアンの監修のもと、初代“バー”ジャケットや重ねづけされたプリーツが軽やかに揺れる“フランシス・プーランク”ドレスに、ムッシュー・ディオール直筆のスケッチ画など、ディオール・ヘリテージに保管されていた貴重な品々がスクリーンに登場する点も本作の見どころ。映し出される美しい衣装の数々にも注目したい。

公開決定と併せて、「ディオール」のドレスが美しく映えるメインビジュアルも到着。出会うはずのなかった2人の女性の人生が世界最高峰の一流メゾン「ディオール」のアトリエを舞台に交差する本作。眼福と感動の人生賛歌だ。

『オートクチュール』は2022年3月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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