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「生きろ!」最後まで戦い続けた人々を描く『島守の塔』予告編

太平洋戦争末期の沖縄戦の中でなお「生きろ!」と後世に一筋の希望を託した2人の官僚と沖縄の人々の物語『島守の塔』より、予告編と場面写真が公開された。

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『島守の塔』(C)2022 映画「島守の塔」製作委員会
『島守の塔』(C)2022 映画「島守の塔」製作委員会
  • 『島守の塔』(C)2022 映画「島守の塔」製作委員会
  • 『島守の塔』(C)2022 映画「島守の塔」製作委員会
  • 『島守の塔』 (C)2022 映画「島守の塔」製作委員会

太平洋戦争末期の沖縄戦の中でなお「生きろ!」と後世に一筋の希望を託した2人の官僚と沖縄の人々の物語『島守の塔』より、予告編と場面写真が公開された。


>>『島守の塔』あらすじ&キャストはこちらから

公開された予告編は、「島守の塔」の石碑で手を合わせ、感極まった様子の現代の凜(香川京子)のシーンから始まる。そして、大切な家族を残して知事として赴任した島田(萩原聖人)と、同じく本土から赴任した荒井(村上淳)が、米軍の容赦ない攻撃の前に圧倒的な力の差を痛感していたにも関わらず、県民を犠牲にしてまでも時間稼ぎをしようとする日本軍に抗う様子が描かれる。

過酷な状況に2人が必死に立ち向かえば向かうほどに、際立つ戦争の悲惨さ。米軍の苛烈な攻撃を目にし、絶望の淵に突き落とされ自決しようとする凛(吉岡里帆)。そんな彼女に「生きろ!」と言う島田の台詞は、現代の私たちの胸にも強く突き刺さる。

国内唯一の地上戦・沖縄戦において、一人でも多くの沖縄県民の命を助けようとした2人の苦悩と葛藤、そして絶望の中に見える一筋の光を手繰り寄せようとする島田の世話役の県職員・凜の姿に、命の大切さがヒシヒシと伝わる映像となっている。

また、約70年前に公開された、沖縄戦でのひめゆり学徒隊の悲劇を描いた映画『ひめゆりの塔』に出演の香川さん。平和への思いを繋ぐために本作にも出演し、予告編のナレーションを務めている。

『島守の塔』は7月22日(金)よりシネスイッチ銀座、8月5日(金)より沖縄、兵庫、栃木にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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