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【インタビュー】ユアン・マクレガー&ヘイデン・クリステンセン「心が折れたオビ=ワン」が物語を興味深いものに

「オビ=ワン・ケノービ」でオビ=ワンとアナキンを再び演じるユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンにオンラインインタビューを実施。

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ヘイデン・クリステンセン&ユアン・マクレガー
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  • 「オビ=ワン・ケノービ」第5話(C)2022 Lucasfilm Ltd.
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  • 「オビ=ワン・ケノービ」(C)2022 Lucasfilm Ltd.
  • 「オビ=ワン・ケノービ」第5話(C)2022 Lucasfilm Ltd.
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  • 「オビ=ワン・ケノービ」3話(C)2022 Lucasfilm Ltd.
  • 「オビ=ワン・ケノービ」4話(C)2022 Lucasfilm Ltd.

ドラマの面白さの1つは「心が折れているオビ=ワン」


「オビ=ワン・ケノービ」第5話(C)2022 Lucasfilm Ltd.

ちなみに、かつてのオビ=ワンとアナキンが登場する回想シーンでは、「仲間から大きな助けを借りた(笑)」「デジタル界の仲間からね(笑)」と笑い合うユアンとヘイデン。その容貌もさることながら、2人の間に流れる“空気”に視聴者は歓喜させられた。それはこのインタビュー中も同じで、ユアンとヘイデンはそれぞれ異なる場所からリモートで参加。にもかかわらず、確実に離れているはずの物理的な距離を感じさせない。纏うものが似ているのだろうか。物語や登場人物に向ける慈愛の目線も同じだ。

ユアン:オビ=ワンほどハードな目に遭ったことはないから、彼に共感するものがあるとは言えないけど(笑)。あれほど打ちのめされたこともなければ、あんな形で友人を失ったこともないし…。

「オビ=ワン・ケノービ」(C)2022 Lucasfilm Ltd.

ヘイデン:オビ=ワンたちが経験したレベルではないよね(笑)。自分の人生に置き換えて考えることも、やろうと思えばできるのかもしれないけど。ただ、僕個人が今回のドラマに面白さを感じた要素の1つは、心が折れているオビ=ワンを見られるところ。それにより、物語全体が興味深いものになっていると思う。登場人物たちの旅の中で、彼らのまた違った面を見られるのだから。

ユアン:僕がワクワクしたのも、まさにそこだった。僕らがよく知り、愛しているオビ=ワンを、心が折れるような状況に置くことに興味を持ったんだ。アレック・ギネスが演じたオビ=ワンや僕が演じたオビ=ワン、動じることのない賢者である彼や自信を持っていて頼りがいがあり、多かれ少なかれ窮地を救ってくれる彼の軌跡を見せることにね。

残すは、最終エピソードとなる第6話のみ。オビ=ワンに光は差すのか。ダース・ベイダーの闇はどこまで深まるのか。人の“顔”は1つではないし、“道”も1本ではない。その複雑さを理解するユアンとヘイデンだけに、“ライトサイド”にしっかりと足をつける一方、“ダークサイド”にも寛容だ。

ヘイデン:誰もが自分の中にダークサイドとライトサイドを抱えていると思う。だからこそ、『スター・ウォーズ』がここまで心に強く響くんじゃないかな。僕自身の話で言えば、父親になったことが僕をライトサイドにしっかり留めてくれている気がするけど。

ユアン:パンデミックは僕らを試し、混乱させた。未来や未来の形に対する僕らの展望も、ある意味変えてしまったしね。怖かったよ。一方、家族と一緒に隔離生活を送れたのはとても恵まれたことでもあった。妻や子供たちと一緒に過ごす中で、仕事をしないことが思ったより得意だと気づいたんだ(笑)。家族と過ごす時間をいかに愛しているかを含め、そういった気づきが、僕をライトサイドに留めてくれるものになっていると思う。


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《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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