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山田涼介、デビュー15周年で新境地 二重人格サスペンス「親愛なる僕へ殺意をこめて」主演

「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、10月スタートのフジテレビ“水10”ドラマにて「親愛なる僕へ殺意をこめて」に主演。真逆の顔を併せ持つ大学生を演じる二重人格サスペンスに挑戦する。

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「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、10月スタートのフジテレビ“水10”ドラマにて「親愛なる僕へ殺意をこめて」に主演。真逆の顔を併せ持つ大学生を演じる二重人格サスペンスに挑戦する。

原作は、「ヤングマガジン」(2018年5月~2019年8月/講談社)、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」(2019年8月~2020年9月/講談社)で連載された累計120万部突破の同名コミック。連載終了直後から、映像化希望の声が出版社に数多く届いていた作品。

連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生がある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられ、真相を明らかにしようと決意し、そこで驚がくの事実が次々と白日の下にさらされる、見る者に息つく暇も与えないどんでん返しのストーリー展開が見どころ。


“連続殺人鬼の息子”という十字架を背負う大学生に…


主演の山田さんは、今作が「カインとアベル」(2016年10月クール)以来6年ぶりのフジテレビ系ドラマ主演。山田さんにとっては今作がゴールデン・プライム帯ドラマで15回目の主演作となる。また、ドラマの放送中の11月に「Hey! Say! JUMP」がデビュー“15”周年を迎える節目のタイミングでもあり、メモリアルな作品となる。

演じるのは、“人生楽しんだもん勝ち。楽しければそれでいい”と、毎日過ごしている大学2年生・浦島エイジ(うらしま・えいじ)。お気楽な大学生に見えるエイジだが、“実の父親が連続殺人事件の犯人”ということで、少年時代はいじめやひどい嫌がらせにあうなど、過酷な人生を歩んできた。“連続殺人鬼の息子”という重い十字架を背負っていることを周囲にひた隠しにするエイジには、ある愛する人の存在が。

彼女の名は、雪村京花(ゆきむら・きょうか)。京花と過ごす時間だけは嫌なことを忘れ、心から笑うことができたエイジだったが、ある日、父親が起こした殺人事件と殺害方法が酷似した猟奇的殺人が起こる。だが、エイジにはその殺人事件が起こったとされる期間の記憶が完全に抜け落ちていた…。その後、様々な状況を鑑み、自らが二重人格であることに気づき、「今回の猟奇的殺人を犯したのは、連続殺人鬼である恐ろしい父親の血をひく“もう1人の自分”なのでは…」という恐怖と不安にさいなまれるエイジ。事の真相を突き止めるべく、意を決して“自分探しの旅”に出たエイジだったが、そこで驚天動地の事実が次々と明らかになっていく。

浦島エイジは、陰と陽の部分を合わせ持つ二重人格の人物。一人二役の難しい役どころとなるが、映画『記憶屋 あなたを忘れない』(2020年公開)で演じた好青年や、映画『グラスホッパー』(2015年公開)で演じた殺し屋など、“心優しく正義感あふれる”人格と“ダークで恐ろしい”人格という真逆の役柄を見事に演じ分けられる山田さんに白羽の矢が立った。

また、今作のプロデュースを務めるのは草ヶ谷大輔、総合演出を担当するのは松山博昭。今年1月クールに“月9”で放送された菅田将暉主演の「ミステリと言う勿れ」で大ヒットを飛ばしたゴールデンコンビが満を持しての再タッグ。特に“総合演出”を務める松山氏の代表作には、「LIAR GAME(ライアーゲーム)」シリーズ(2007~2012年)や「鍵のかかった部屋」(2012年4月クール)、「信長協奏曲」(2014年10月クール/フジテレビ系)があり、重厚感がありながらもそれでいてテンポがよく、スタイリッシュかつ独創的な演出能力に定評のある。今作では自身の監督担当回のみならず、全放送回の演出を全体統括する“総合演出”を担う。


山田涼介「やらせていただくからには、全力で」


「もともと原作を読んでいた」という山田さんは、連続ドラマでどこまで描けるのか、「やらせていただくからには、全力で二面性を持った役を演じたい」と意気込む。初めての難役挑戦にも「自分の中での芝居プランは持っています」と言い、「連続ドラマとして、皆さんにドキドキハラハラしながら僕の役を楽しんで見ていただけたらと思っています。また、連続殺人鬼の息子というレッテルを貼られて生きている青年なので、まわりと同じように生活をしてはいけないという悩みを背負っています。そんな苦悩や、自らとの葛藤などを押し殺して明るくふるまう青年をうまく演じられたら」と語る。

さらに、原作・井龍一は、「タイトルの通り、ヘビーな作品ではありますが、最後までご覧いただければ、その悪意や怖さには理由があり、物語の行く着く“答え”にも必ず納得してもらえると思います」と期待を込めてコメント。

漫画を担当する伊藤翔太も、「“人間の二面性”というのも今作のテーマの1つなので、コミカルもシリアスもたくみに演じることができる山田涼介さんに主人公・浦島エイジを演じていただけるなんて感激です!素晴らしいスタッフとキャストの皆様によって映像化される『親愛~』が今から楽しみで仕方ありません!!」と語っている。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」は10月、毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送。


《シネマカフェ編集部》

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