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愛する人からの裏切りの告白…壊れゆく家族の愛おしい物語『靴ひものロンド』本予告

イタリア発、全米絶賛の“家族小説”の映画化『靴ひものロンド』より本予告編が解禁された。

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『靴ひものロンド』 (C)Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
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イタリア発、全米絶賛の“家族小説”の映画化『靴ひものロンド』より本予告編が解禁された。


>>『靴ひものロンド』あらすじ&キャストはこちら

「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。夫の浮気によりばらばらとなった4人家族の崩壊と再生を描く、新たな「家族映画」だ。

このたび解禁された日本版オリジナル予告編の冒頭では、作家・角田光代の「愛も自由も、こんなにおそろしいしっぺ返しとなって戻ってくる。夫婦の、家族の、いや、人間というものの底知れなさを思い知る。」という本作へのコメントが映し出される。続けて、歪な絆で結ばれた、愚かで愛おしい家族の物語が切り取られていく。

舞台は1980年初頭ナポリ。家族揃って出かけ、食卓を囲み、テレビを観て一日を終える…そんな4人家族の平穏な暮らしは、夫のひと言で終わりを告げた。「女性と関係をもった」と浮気を告白する夫のアルド。予想だにしなかった愛する人の言葉、態度に妻のヴァンダは強烈な一撃をくらわし、夫を家から追い出した。

その日を境に、家族の生活は一変する。1980年代と現代、2つの時代を織り交ぜて物語は進んでいく。そして30年後、夫婦は夏のバカンスへ。留守中に荒らされた家、飼い猫の失踪。突如起きた不穏な出来事をきっかけに夫婦、親子、それぞれが胸にしまっていた秘密と嘘がいま、溢れ出す…。

予告編のナレーションを務めたのは、フリーアナウンサーの堀井美香。柔らかで芯の強い声色が、物語の辛辣なだけでは終わらない軽やかさとポジティブな印象を与えている。

ほどいて、結んで、を繰り返す、めちゃくちゃな家族の不気味な崩壊と衝撃。切っても切れない夫婦であり親子の本当の姿に、突き抜けた爽快感と余韻が巡る、愚かしくも愛おしい人間ドラマに期待してほしい。

『靴ひものロンド』は9月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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