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タランティーノ、イーストウッドらが偉大なマエストロに賛辞贈る『モリコーネ 映画が恋した音楽家』本予告

映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の公開日が来年1月13日(金)に決定し、本予告とポスタービジュアルが解禁された。

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『モリコーネ 映画が恋した⾳楽家』 ©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
『モリコーネ 映画が恋した⾳楽家』 ©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
  • 『モリコーネ 映画が恋した⾳楽家』 ©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
  • 『モリコーネ 映画が恋した音楽家』©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
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映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の公開日が来年1月13日(金)に決定し、本予告とポスタービジュアルが解禁された。


>>『モリコーネ 映画が恋した音楽家』あらすじ&キャストはこちら

本作は、2020年7月に逝去した伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネに『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着した圧倒的音楽ドキュメンタリー。10月24日(月)より開催される「第35回東京国際映画祭」ガラ・セレクション特別上映も決定している。

この度解禁された予告編では、「彼の音楽は革新的」「現代のベートーヴェンだ」と、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノら名だたる監督や俳優たちがモリコーネへの惜しみない賛辞を述べる。ペンと五線譜のみで作曲する天才音楽家であり、世界中の映画人から認められ、映画音楽の巨匠として知られるモリコーネ。しかし、モリコーネ自身は「最初、映画音楽を作るのは屈辱だった」こと、「私の師は“映画音楽”をバカにしてた」と、映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸の内を正直に明かす。

その後続くのは、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになった「『荒野の用心棒』(64)のイメージ」として、セルジオ・レオーネ監督から黒澤明監督『用心棒』を見せてもらった時のこと。「逃して悔やむのはこの作品だけ」と未だ残念がるスタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』(71)とのすれ違い。

『アンタッチャブル』(87)で3度目のアカデミー賞にノミネーションされたにも関わらず、『ラストエンペラー』(87)の坂本龍一らに敗れ、意気消沈する様子など“天才”と呼ばれた彼の人間味溢れた姿。

そして、『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、彼が音で命を吹き込んだ傑作の名場面と最高の音響環境で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏の模様とともに映し出される。

『アンタッチャブル』(87)のメインタイトルである“正義の力”、『ミッション』(86)より“ガブリエルのオーボエ”、『続・夕陽のガンマン』(66)からは“ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド”、そして『ウエスタン』(69)の“ウエスタン”や『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)のメインタイトル、“トトとアルフレッド”ほか、本映像全編に渡って流れる珠玉の映画音楽の数々も眩い。

波乱万丈ながらも、「妻に言った『映画をやめる』と」「でもやめられない、映画音楽のリベンジだ」といった、映画音楽への尽きせぬ愛を語る彼の言葉も印象的な予告となっている。

併せて解禁されたビジュアルは、膨大な資料が溢れる仕事場で音楽を創作しているモリコーネの姿を捉えたもの。<ペンと五線譜のみ>で生み出される彼の音楽が、その背中から聞こえてくるような臨場感溢れるポスターとなっている。

自らが自身の半生を回想して紡がれる告白の数々と数多の傑作の名場面、そしてワールドコンサートツアーの演奏とともにモリコーネの生涯を紐解いていく本作。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70人以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる。モリコーネのメロディを聴くだけで、あの日、あの映画に胸を高鳴らせ涙した瞬間が蘇る…。同じ時代を生きた私たちの人生を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた音楽ドキュメンタリーだ。

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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