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三浦透子、トラウマを抱えた“教師”が瀬戸内で出会う『とべない風船』予告編

美しい島々が連なる“多島美”を有する瀬戸内海を舞台にした東出昌大主演、共演に、三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねる映画『とべない風船』から、人間ドラマを感じさせる予告編が解禁となった。

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『とべない風船』(C)buzzCrow Inc.
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美しい島々が連なる“多島美”を有する瀬戸内海を舞台にした東出昌大主演、共演に、三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねる映画『とべない風船』から、人間ドラマを感じさせる予告編が解禁となった。


>>『とべない風船』あらすじ&キャストはこちらから

2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げたのが本作。

この度公開した予告編には、数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二(東出昌大)や、過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)の姿が捉えられている。

2人は、多島美を有する瀬戸内海の島で出会うが…。映像には、豪雨のなかで泣き叫ぶ主人公、その姿を見つめる凛子の姿がみられる。

ポスターのコピーにもなっている主人公の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、また、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」の言葉も映像と共に添えられている。そして、主人公が黄色い風船をあげ続けるのはなぜなのか――。

宮川監督だからこそ描くことができた「豪雨災害後」の物語に、期待を高める映像となっている。

また、本作は広島地元発映画として広島のクラウドファンディングにてサポーター募集も実施。バンクーバー・アジアン映画祭(11月3-13日開催)、広島国際映画祭2022「OFFICIAL SELECTION部門・ヒロシマEYE」(11月18-20日開催)に選出が決まっている。

『とべない風船』は12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)、2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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