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ケイト・ブランシェット、尊大で孤独な指揮者を体現『TAR/ター』本予告&ポスター

本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞など6部門にノミネートされている『TAR/ター』から、ケイト・ブランシェット演じるターが威厳たっぷりにオーケストラを支配する姿を捉えた本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

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本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞など6部門にノミネートされている『TAR/ター』から、ケイト・ブランシェット演じるターが威厳たっぷりにオーケストラを支配する姿を捉えた本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。


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孤高、ストイック、傲慢、そして繊細な、圧倒的な天才指揮者ター。

「完璧な演奏をしたいなら私に従いなさい」。

揺るぎない自信と威圧感をもってタクトを振るうターだったが、「現代の音楽界はターが牽引している」とまでも評されていた彼女の周囲に、少しずつ不穏な空気が流れ始める――。

「作曲の調子は?」「良くない」「嫌な音が聞こえる」。その空気感に同調していくように起こる、メトロノームとピアノの不協和音、そして“良くないメール”。「不安なの あなたは高みを求めすぎる」という恋人のシャロンからの心配を軽くあしらっていたターだったが、やがて彼女自身も気づかないうちに、周囲、そして自分も軋んでいく。

そして「ケイト・ブランシェット史上最高傑作」(EMPIRE)、「不協和音の刺客」(The Guaardian)、「極上の毒に痺れる」(Chicago Sun-Times)と数々の映画評が並び、“映画史をとどろかす怪演”で強烈な印象を放つ、ケイトの姿は必見だ。

また、本ポスタービジュアルは、陶酔するように指揮をするターの姿を切り取ったもの。見上げるように映し出されたその姿は、漆黒の背景に浮かび上がる<旋律 栄光 絶望 狂気>の文字を体現するが如く、尊大で孤独な彼女をより際立たせるビジュアルとなった。

『TAR/ター』は5月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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