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高杉真宙の新時代来たる!「わたしのお嫁くん」家事力最強の“お嫁くん”ぶりが話題に

「わたしのお嫁くん」で“家事力最強”の山本知博役を演じる高杉真宙。
映画、舞台、バラエティまで、幅広い作品で活躍中

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「わたしのお嫁くん」最終話(C)フジテレビ
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  • 高杉真宙『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会
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  • 『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』(C)2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会
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ラブコメがこんなにハマるとは! コミカル演技がこれほど巧いとは! フジテレビ水曜ドラマ「わたしのお嫁くん」で“家事力最強”の山本知博役を演じる高杉真宙には驚かされてばかり。

しかも、その家事神ぶりに「山本くんがお嫁さんに来てくれたらいいのに。わが家にも」と願う人が続出しているとか。

映画、舞台、声優、バラエティまで、幅広い作品で出演オファーをこなしてきた高杉さんは、キャラが濃い人ばかりの「わたしのお嫁くん」においても様々な表情をみせてくれた。


健気なお嫁くんのコロコロ変わる表情が注目の的


「わたしのお嫁くん」は「Kiss」(講談社)にて連載中の柴なつみによる同名原作をドラマ化。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」営業部エース社員で、周囲からは“清潔感・安心感・満足感”のある“理想のお嫁さん”的存在として見られていたが、プライベートでは超ズボラな主人公・速見穂香が、同じ部署の後輩社員で家事力最強の山本知博とルームシェアをする…というストーリー。数々のお仕事ドラマをこなしてきた波瑠が主演を務めている。

かつて山本くんは仕事で大失敗をやらかすも、「失敗したことをすぐ報告できるっていうのは、仕事をしていく上で結構大事な能力。それができただけで山本くんは上出来」と速見さんに慰められて以来、思いを寄せていた。それが、ひょんなきっかけから散らかりまくった速見さんの部屋を片付けたことにより、“お嫁さん”として同居生活を始めることに。ようやく恋人同士となれたばかりだ。

2人の周りには、母親変わりとなって山本くんを育ててきた過保護気味な長男・正海(竹財輝之助)、正海とは真逆の性格の次男・薫(古川雄大)。“あざと可愛い”新入社員・花妻蘭(前田拳太郎)に、山本くんの同期で実は速見穂香“激推し”だった赤嶺麗奈(仁村紗和)、福岡支社から来たもう1人のエースで実はズボラな古賀一織(中村蒼)ら、この恋を応援しているのかいないのか、クセ強な登場人物たちばかり。

そんな個性派キャラ大渋滞の中で、高杉さんは健気に速見さんを思い、懸命に家事をまっとうしながら仕事でも頑張ろうとする山本くんを愛らしく、表情豊かに演じている。自身では山本くんについて、「かわいらしさも度胸も持ち合わせている絶妙な人。恋愛をしていたら、普通に嫉妬もする人。そういった部分もすてきに魅せていきたい」と語っていたが、その表現のバランスが絶妙。

先のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」では人力飛行機サークル「なにわバードマン」のクールなギークだが、実はかなりの情熱家でもあった“刈谷先輩”ともまた違うキャラクターに見事にハマっている。

何より失敗を認めて、報告したり謝ることのできる実直さとポジティブさは山本くんの良いところ。ときには、好きな人のために(実際はちょっぴり無理をしながら)一途にグイグイいくこともできる一面は、押しの強い兄たちから学んだのかも。

さらに本作は、“お嫁くん”と“旦那”という男女のジェンダーロールを逆転させながら、世に蔓延る性差別や無自覚なセクハラ、パワハラ、モラハラなどを鮮烈に浮き彫りにする社会派ラブコメでもある。結婚願望はあまりなく恋愛に対してやや鈍感なところがあり、仕事の上で岐路に立つ速見さんと、彼女とずっと一緒にいるために仕事を諦め、“支える”側に回ろうとする山本くんにはどんな未来が待ち受けているだろうか。

■最終話(6月21日放送) あらすじ
穂香は知博からプロポーズされるが「ちょっと距離を置いた方がいいかも」と告げてマンションから出て行く。そこに古賀が尋ねてきて山本に「俺んとこ、嫁に来ん?」と告げる。古賀はラクーン・エレクトロニクスが福岡に立ち上げる新会社への移籍がすでに決まっており、営業部からもうひとり、立ち上げメンバーとして子会社に連れて行く人物を選ぶことになっていた…。


バラエティにドラマ、映画、舞台と大活躍


1996年生まれ、福岡県出身。7月4日で27歳になる高杉さん。2009年に俳優デビューし、「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13)への出演で注目を集めはじめ、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した映画『ぼんとリンちゃん』、第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞した『散歩する侵略者』ほか、『トリガール!』『前田建設ファンタジー営業部』『笑顔の向こうに』、「賭ケグルイ」シリーズ、「サギデカ」などに数多く出演。

2021年4月、個人事務所を設立。以降は新たな挑戦も目立ち、2022年は「ぐるぐるナインティナイン」の人気グルメコーナー「ゴチになります!」のレギュラーメンバーとなり、バラエティでも活躍したばかり。

グルメといえば、「ゲスの極み乙女」の休日課長こと和田理生のレシピ本を原案としたドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」に主演し、ふわふわマッシュカットにエプロン姿を披露。料理とともにベースにも挑戦した。一転、地域密着ドラマ「ごちそう」(メ~テレ)では食いしん坊のカメラマンを爽やかに演じて、人懐こく好奇心旺盛な姿が印象的だった。

さらに、日本映画ではまだ珍しい“有害な男らしさ”を警察音楽隊を通して描いた映画『異動辞令は音楽隊!』にてサックスにも挑戦。主人公の元刑事・成瀬司(阿部寛)と同じようにふて腐れ、反発しながらも音楽に打ち込む警ら隊の北村裕司を好演した。

映画『異動辞令は音楽隊!』

そして1990年代に話題となった金融のダークサイドを描く大ヒットマンガを映像化した『ナニワ金融道』の主演にも抜擢、かつて中居正広の当たり役となった、闇金の新入社員として一生懸命な灰原達之役を演じ、3話が連続劇場公開された。

『ナニワ金融道』

また、2022年10月期の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ)では主演・吉沢亮の幼なじみで大親友、救命医として孤軍奮闘していた矢野悠太役に。苦難と危機を乗り越えて小児科医・志子田武四郎とともにPICUをもり立てたが、「素敵な作品に出会えたことに感謝しています」と自身でもふり返っている。

そんな中、世界に放たれたのが、柳楽優弥主演、片山慎三監督のヴィレッジ・サイコスリラー「ガンニバル」。映像化不可能といわれた強烈な世界観で「海外ドラマに全く劣らない」とSNSを席巻した今作では、「村の誰かに顔を喰われた」と衝撃的な事実を打ち明ける、物語のカギを握る寺山京介として存在感を発揮した。


偽装結婚にズバッと斬り込む
「婚姻届に判を捺しただけですが」


高杉さんが出演したラブコメといえば、2021年10月期の「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS)。仕事をしながら独身を謳歌していた主人公・明葉(清野菜名)に思いを寄せる動物病院の看護師、牧原唯斗役が話題を呼んだ。

偽装結婚していた明葉と百瀬(坂口健太郎)の間にグイグイと、でも嫌味なく入り込んで2人の関係をかき乱す牧原。今作でも家事は苦手でちょっとズボラでも、仕事をしながら輝く女性とは何かと縁があるよう!?

百瀬とのことで悩む“アッキー”こと明葉に「離婚すればいいじゃん」とズバッと言ってみたり、「元気出して」とハグしたりと、人たらし的な牧原を演じた高杉さんには「キラキラが凄い」「応援したくなる」といった声があがり視聴者の支持を集めた。


絶対に結婚したくないタイプ?を熱演
「おいハンサム!!」


2022年1~2月に放送された「おいハンサム!!」(東海テレビ×日本映画放送)には、吉田鋼太郎演じる伊藤源太郎の三女・美香(武田玲奈)が出会った“エリートサラリーマン”大倉学役で登場。

一見、物腰柔らかく知的で紳士的に見えたこの学こそ、視聴者から「結婚したら息を吸って吐くようにモラハラしそう」と評された、世にも恐ろしい(!?)現代の無自覚・無意識なミソジニーの権化。美香に対する「自分には男ほどの能力はないって思ってるでしょ」「会社の若い女なんか大っきらい」などなど、彼の発言にネットが騒然となったことも。美香から結婚を断られた際の怪演も見どころだ。


不器用すぎる医師役
映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』


機嫌が悪いわけではないのに、無愛想でコミュニケーション下手なため、そう見られてしまう海辺の診療所の医師・俊英を演じた。憧れの女性に見た目はそっくりだが理想とはまったく違っていた女性・亜子(関水渚)と、あるきっかけから同居が始まる。やや過保護気味な周囲の大人たちに見守られながら、亜子に振り回されているうちに自身の思いに気づいていく俊英。亜子との息の合った掛け合いと、素朴な家庭料理の数々、猫のタマにも注目。

映画でも『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』など、話題作に参加し、舞台では新国立劇場にて勝村政信と共演した「ライフ・イン・ザ・シアター」に続き、2023年は9月13日より「ロミオとジュリエット」が待機。来年の大河ドラマ「光る君へ」の出演も決定している高杉さん。

これらの作品を比べて観ると、その表現力の幅広さと歩みをとめない進化ぶりがよく分かる。ジャンルを軽々と飛び越えながら着実にキャリアを重ねる高杉さんの、また新たな顔に引き続き期待していきたい。

《シネマカフェ編集部》

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