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【インタビュー】MOMONA「自分の声を“いい”と思える日が来るとは」声優経験で得た自信

快進撃を繰り広げてきた「ME:I」を、リーダーとして牽引するのがMOMONAだ。そんなMOMONAが実写版『リロ&スティッチ』で声優初挑戦。

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MOMONA/photo:You Ishii
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  • 『リロ&スティッチ』(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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11人組ガールズグループ、「ME:I」がオーディション番組を経て結成されたのは一昨年12月のこと。以来、快進撃を繰り広げてきた「ME:I」を、リーダーとして牽引するのがMOMONAだ。

そんなMOMONAが実写版『リロ&スティッチ』で声優初挑戦。日本では2003年に公開されたアニメーション版『リロ&スティッチ』は彼女が幼少期に初めて買ってもらったDVDで、何度も繰り返し観ていたという。声優オーディションの話が舞い込んだときも、喜びよりプレッシャーが勝った。

だが、勝負強さは先のオーディション番組でも証明済み。幼い妹リロを育てながら、夢と家族愛の狭間でもがくティーンエイジャー、ナニ役を見事手にし、作品の大切な一部となった。

自身も三姉妹の長女
「ナニの気持ちがよく分かる」


――ナニというキャラクターに対して、どんな印象を持っていますか?

まだ19歳ですけど、自立心があり、エネルギッシュでパワフル。色々なものを背負っていますが、年相応の不器用さや可愛らしさがあり、その狭間で葛藤するナニに自分を重ねたりもしました。私自身、三姉妹の長女で、グループのリーダーでもあるので、常に何かを守ろうとするナニの気持ちがよく分かりましたね。

――演じる上で気をつけたことは?

人間って誰しも一面だけじゃないですよね。ナニの中にも色んなナニがいて、リロのお姉ちゃんでいたいナニと、亡き両親に代わり、大人としてリロと向き合わなきゃいけないナニがいる。本当は同じ年頃の子たちみたいに、何も考えずにサーフィンを楽しんだりしていたいのに。そんなナニのすべてを尊重する気持ちでなりきりました。

――MOMONAさんは笑顔の印象が強いですが、ナニはわりと喜怒哀楽が激しいですよね。

私自身は日頃から喜怒哀楽を主張するタイプではないですし、おっしゃる通りニコニコ笑顔のイメージを持ってくださる方も多くて。ただ、家ではナニみたいなお姉ちゃんです。もしかしたら、ナニより激しいかもしれないです(笑)。「ちょっと!」と叱って言うことを聞かせてきた姉貴なので、妹たちが小さかった頃を思い返しながらお芝居をしました。たぶん、妹たちが映画を観たら肝が冷えると思います(笑)。

――将来について思い悩むナニの気持ちにも共感しましたか?

悩んで考え込んでしまったり、悲観的になったりする気持ちはすごく分かります。ただ、これは自分に向けた言葉でもあるのですが、「あなたのことが好きで力になってくれる人は、あなたが思っている以上にたくさんいるよ」と言ってあげたいです。そういった人たちが、ナニにとっての“オハナ(=家族)”だと思いますし。

――MOMONAさん自身、“オハナ”の愛情を感じているからこその言葉ですね。

自分1人ではできないことばかりですし、多くの方々の支えがあっての自分なので。

――どんなときにそれを実感しますか?

私はステージで歌って踊ることが何よりも大好きなんです。衣装を着てステージに立つと、客席の皆さんのペンライトが光っていて、舞台の袖から見守ってくれるマネージャーさんがいて、照明さんも音響さんもいる。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、それぞれに人生があるんですよね。だからこそ、ステージに立てることの意味を常に噛みしめていますし。もちろん、一緒にステージに立っているメンバーも私の大事な“オハナ”です。

――MOMONAさんはME:Iの“お父さん”でもあるとか。

自分でも父親だなと思います(笑)。ME:Iって本当にタイプがバラバラで、家族みたいなんですよね。たまに「パパ~」と呼ばれますし。常に一緒になってはしゃぐタイプではないけど、みんなを連れて、支えるのが私の役割かなと思っています。その中で、感情も、目の前の出来事も全部共有し合えるのが私にとってのME:Iなので。


《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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