岩田剛典主演、坂下雄一郎監督作『金髪』の本予告映像とビジュアルが解禁された。
坂下監督のオリジナル脚本である本作は、教師の市川（岩田剛典）が生徒たちの集団金髪デモに直面し、人生が大きく変わる様子を描く。やがて騒動は中学校内に留まらず、世間を巻き込む大騒動へと発展する。
日本独特のおかしな校則、教師の過酷な職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちに振り回されながらも成長していく姿を捉えていく。
この度解禁された本予告映像は、自分がおじさんだと気づいていない“イタい中学校教師”市川（岩田）が、自身が担任に持つクラスの生徒たちが起こした「集団金髪デモ」と遭遇し唖然とする姿から始まる。
そんな市川は生徒の一人・板緑（白鳥玉季）から「校則を変えて欲しいです」と訴えられ、金髪デモを起こした背景を知ることに。中学校内だけに収まるはずだった騒動はいつしか世間を騒がす大騒動へと勃発していき…、担任教師という理由だけで市川に非難の矛先が向いてしまう。
そんな理不尽な状況についには市川のぼやきが爆発。「こんな仕事繰り返してたらいつの間にかおじさんになっちゃうんでしょ？」と早口で愚早口で愚痴を吐くものの、恋人の赤坂（門脇麦）からは「おじさんになってきてるのにおじさんじゃなくて若いフリして受け入れられてないっていうのがなんか見てらんないんだよね」と鋭く的確な言葉を浴びせられてしまう。
だが、実はここから市川の大逆転が始まるのだった。週刊誌の記事については「全部嘘なんです」としらを切り、宿敵であった生徒の板緑から「予定通りですね」と意味深な発言も。
果たして市川が打って出る起死回生の作戦とは？ 予想外の結末に期待が膨らむ本予告映像となっている。
併せて解禁となった本ビジュアルでは、頭を抱える市川とその周りをぐるりと取り囲む金髪の生徒たちの姿が収められている。「これってもう詰んでる？」とのキャッチコピーが示す通り、教師と生徒たちの間に巻き起こる波乱を強烈に印象づけるビジュアルとなっている。
さらに、9月5日（金）より各種前売券の発売も決定。第一弾の特典として市川と板緑の姿が収められた「特製ポストカード」が数量限定で配布される。またノベライズ本が9月18日（木）より幻冬舎文庫より発売されることも決定している。
『金髪』は11月21日（金）より全国にて公開。
