韓国ドラマの魅力は、スリリングなサスペンスや甘いロマンスだけではない。「生と死」という普遍的で重厚なテーマを、時には温かく、時にはファンタジーを交えて描き出す手腕も世界トップクラス。人生の最期や遺された者たちの思いに寄り添い、深い余韻と癒やしを与えてくれる5つの傑作を紹介する。
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『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』(Netflixオリジナル)

主演:イ・ジェフン、タン・ジュンサン
アスペルガー症候群の青年グル(演者タン・ジュンサン)と、前科者の叔父サング(演者イ・ジェフン)が遺品整理業者として働く姿を描くヒューマンドラマ。故人が残した品々から生前の思いや秘められた真実を紐解き、遺族へ届ける過程が涙を誘う。さらに、チ・ジニやイ・ジェウクといった実力派俳優の特別出演が、物語にさらなる深みと感動をもたらしている。死を通して生の尊さを浮き彫りにした本作は、「人生で一度は観るべき」と言っても過言ではない、珠玉の名作だ。
『もうすぐ死にます』(Prime Video)

主演:ソ・イングク、パク・ソダム
自ら命を絶った青年チェ・イジェ(演者ソ・イングク)が、超越的存在である「死」(演者パク・ソダム)の怒りを買い、12回の死と転生を繰り返す過酷な刑罰を受けるサバイバルスリラー。全く異なる他人の人生を強制的に生き直す中で、命の重みや周囲の愛に気づいていく展開が秀逸である。本作は、甲状腺乳頭がんの闘病を終えたパク・ソダムの復帰ドラマとしても大きな関心を集めた。さらに、コ・ユンジョン、イ・ドヒョン、オ・ジョンセ、イ・ジェウクら12人もの主演級俳優たちが特別出演を果たしており、毎話息つく暇もなく登場する豪華キャストたちの熱演が高い評価を獲得した。
『百人力執事 願い、かなえます』(Prime Video)

主演:イ・ヘリ、イ・ジュニョン
死者と会話できる能力を持つ葬儀指導士(演者イ・ヘリ)と、便利屋のキム執事(演者イ・ジュニョン)が、故人の最後の願いを叶えるために奔走する物語。死者たちのユーモラスで切ないエピソードを通じて、遺された人々が再び歩き出す姿を温かなタッチで描き、視聴者の心をじんわりと温めてくれる。
『明日』(Netflix)

主演:キム・ヒソン、ロウン、イ・スヒョク、ユン・ジオン
自殺志願者を救う「危機管理チーム」の死神たちの活躍を描く作品。キム・ヒソン演じるカリスマ死神と、ロウン演じる新米死神が、絶望の淵にいる人々の痛みに寄り添い、生きる希望を見出していく。現代社会の闇を鋭く切り取りながらも、前を向くための温かなメッセージ性で多くの反響を呼んだ感動作だ。
『私が死ぬ一週間前』(U-NEXT)

主演:コンミョン、キム・ミンハ
生きる意欲を失い余命一週間を宣告された少女(演者キム・ミンハ)の前に、初恋の相手(演者コンミョン)が死神となって現れる青春ファンタジーロマンス。死を目前にした二人が、過去の秘密と向き合いながら残された時間を駆け抜ける姿が切なく美しい。生と死を瑞々しく昇華させたストーリー展開が話題を呼んでいる。
どの作品も「死」を単なる悲劇として終わらせず、今を生きる私たちに強いメッセージを与えてくれる。人生の意味に迷った時や心が疲れた時に、そっと背中を押し、深い癒やしを与えてくれるあなただけの一作にぜひ出会ってほしい。
(文=韓ドラLIFE編集部)
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