俳優チ・チャンウクが、Netflixオリジナルドラマ『スキャンダル』に寄せられた一部の厳しい反応について、率直な思いを語った。
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9月22日午後、ソウル・鍾路区三清洞のカフェで、『スキャンダル』主演のチ・チャンウクのインタビューが行われた。
『スキャンダル』は、2003年公開の映画『スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞』を原作とした作品だ。朝鮮時代、女性という枠に収まるにはあまりにも優れた才能を持つチョ氏夫人(ソン・イェジン)と、朝鮮随一の恋愛上手チョウォン(チ・チャンウク)が仕掛ける危険な恋愛ゲーム、そしてその駆け引きに巻き込まれていくヒヨン(ナナ)の物語を描く。
これまでにも複数の映像作品で描かれてきた題材だけに、チ・チャンウクは同じ役を演じた過去の俳優たちと比較されることについて「仕方のないこと」と受け止めている。

「舞台でも同じ役をダブルキャスト、トリプルキャストで演じることがありますよね。比較は避けられませんし、俳優になった瞬間から評価され、比べられるのは宿命だと思っています」
その一方で、「誰が誰より優れているかという話自体は、僕にとってそこまで大きな意味はありません」とも話した。
「それでも僕は、自分なりのチョウォンを誠実に表現したつもりですし、監督とも楽しく仕事ができたと思っています」
では、“チ・チャンウク版チョウォン”ならではの魅力はどこにあるのか。本人は、シリーズという形式だからこそ描けた感情の複雑さを挙げた。
「シリーズだからこそ、物語の積み重ねが生まれますよね。それによってチョウォンの感情も、より複雑になったと思います」
そして、その感情は決して分かりやすいものではないという。
「彼が何を望んでいるのか、彼女を本当に好きなのか、好きではないのか、何をしたいのか、なぜそんな行動をするのか。それが、この作品でははっきりしていないんです」
その曖昧さこそが、現実の恋愛にも通じる部分だと感じたという。
「ある瞬間、それが現実の恋愛にも似ていると思いました。平面的ではなく、もっと複雑な愛に近い。そういうところが、この作品ならではの違いなのではないかと思います」
一方、『スキャンダル』については、原作と比較する形で厳しい評価も一部から寄せられた。これについてチ・チャンウクは、「やはり残念です」と率直に口にした。
「残念ではないと言ったらうそになります。自分の作品が厳しく評価されるのは、とても悲しいし、つらいことです。そこまで楽しむことはできません」
ただし、そうした反応自体はある程度予想していたという。

「絶賛だけを受ける作品ではないだろうとは思っていました。それでも、挑戦する価値はある作品だったと思います」
俳優としてだけでなく、自分の人生においても挑戦する意味があったと感じている。
「だから挑戦しましたし、僕自身は本当にやってよかったと思っています」
たとえ厳しい反応だけが残ったとしても、この選択自体を間違いだったとは考えたくないという。
「ランキングは僕がどうにかできるものではありません。今後もっと良く評価されるかもしれないし、このまま大衆から忘れられる作品になるかもしれません」
「それでも、僕はこの作品を恥ずかしいとは思っていません」
さらに、俳優として作品を続けていく以上、すべての作品で好意的な反応だけを得ることはできないとも語った。
「もちろん、僕よりはるかに経験のある先輩方もいらっしゃいます。でも俳優として作品を続けていれば、いつも良い評価だけを聞けるわけではないと思います。当然、良い評価は受けたいです。でも、どうしてもうまくいかない作品もある。それは避けられないことだと思います」
そして、仮に『スキャンダル』が厳しく評価される作品になったとしても、それでも挑戦したこと自体には満足しているという。
「もちろん、“もし『スキャンダル』が酷評されたら”なんて仮定自体、気持ちのいいものではありません。それでも、この作品ならやってよかったと思えるんです」
理由は、チョウォンという役そのものの魅力にあった。
「この役は本当に魅力的ですし、簡単に選べる役でもありません。今のタイミング、今の年齢でこういう役に挑戦できたことは、僕にとってありがたいことでもあり、大きな意味があると思っています」
厳しい評価を受ける可能性まで受け止めたうえで、それでも選んだ『スキャンダル』。チ・チャンウクにとってこの作品は、結果だけでは測れない“挑戦する意味”を残した一本になったようだ。(おわり)
(記事提供=OSEN)
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