シネマカフェ的海外ドラマvol.79 「ブラザーズ&シスターズ」のススメ その2
大興奮の展開で引っ張るサスペンスやファンタジーとは違い、日常の悲喜こもごもを丹念に描いていくヒューマンドラマの中で鍵を握るのは登場キャラクター。「その人の人生を垣間見たい、一緒に歩んでみたい」と思わせることのできる魅力的な登場人物たちが、作品自体の魅力を左右します。
シネマカフェ的海外ドラマvol.78 「ブラザーズ&シスターズ」のススメ その1
今回はシネマカフェをご覧の皆さんに自信を持ってオススメする海外ドラマをまたまたピックアップ。ご紹介するのはキャリスタ・フロックハート主演のファミリードラマ「ブラザーズ&シスターズ」です。キャリスタと言えば、日本でも話題になった「アリーmyラブ」のアリー・マクビール役が有名。最近ではハリソン・フォードのパートナーとしてもすっかりおなじみですが、そんな彼女が4年ぶりにTVシリーズの主演を果たしたのが「ブラザーズ&シスターズ」です。
贅沢すぎる一流キャストが魅せる恐ろしいファミリードラマ『その土曜日、7時58分』
シドニー・ルメットの新作は、ある家族が崩壊し、うごめく感情が露呈していく物語。優雅な暮らしと美しい妻を手に入れているエリート会計士のアンディは、離婚した妻から請求される養育費の支払いさえままならない弟・ハンクを誘い、両親が営む宝石店へ強盗に入ることに。成功すれば兄弟揃って金が手に入るし、両親の店には保険が下りるから問題ないというのが、実はドラッグに溺れ、会社の金を横領していたアンディの言い分だった。
“枯れた”大人が魅せる等身大のラブストーリー『最後の初恋』
『きみに読む物語』、『ウォーク・トゥ・リメンバー』などで知られる“ラブロマンスの帝王”ニコラス・スパークスの恋愛小説を映画化。ノースカロライナ州にある小さな海辺の町・ローダンテを舞台に、ある男女の人生を変える運命の恋が描かれる。女性は、復縁を迫ってくる別居中の夫や思春期の反抗的な娘に悩まされながら、行き詰まった人生に嘆く主婦・エイドリアン。男性は、ある事情を抱えた高名な外科医のポール。エイドリアンの親友が経営するロッジの臨時オーナーと宿泊客として出会ったふたりは、ある激しい嵐の夜をきっかけに急接近し、やがて互いを必要とし合う関係となっていく。
シネマカフェ的海外ドラマvol.77 エミー賞、結果と総評 日本未公開作品に栄冠
現地時間の9月21日、本年度エミー賞の受賞作品がついに発表されました。ドラマ・シリーズ部門作品賞は「Mad Men」(原題)、コメディ・シリーズ部門は「30 Rock」(原題)でどちらも日本放映されておらず、共に高く評価されている作品が順当に受賞したとは言え、日本にいる海外ドラマファンとしては「盛り上がったこの気持ちをどうしてくれよう?」と若干複雑な思いを抱きたくなるところ。そのほかの部門も、ドラマ・シリーズ部門主演男優賞はこれまた日本未上陸の「Breaking Bad」(原題)からブライアン・クランストンが、コメディ・シリーズ部門主演男女優賞は「30 Rock」のアレック・ボールドウィンとティナ・フェイ(写真上)が制覇。「30 Rock」などは2年連続で作品賞に輝いている話題作ですから、日本でも見られるようになるといいですね。ただし、「30 Rock」は決して高視聴率番組ではなく、昨年の授賞式では、クリエイターも務めるティナ・フェイが「番組を支えてくれている数人の視聴者のみなさんありがとう!」と受賞スピーチをし、一般視聴者からの注目度を自虐的に茶化していましたが…。
シネマカフェ的海外ドラマvol.76 エミー賞、ノミネーションから見るお薦め俳優
今回は演技賞にノミネートされた俳優たちの中から注目のスターをピックアップ。日本でおなじみのスターも候補に挙がっていますのでチェックしてみましょう。演技賞はドラマ・シリーズとコメディ・シリーズの各部門において主演男女優賞と助演男女優賞があり、計8賞(そのほかミニシリーズ/TVムービー部門にも演技賞あり)が用意されています。ノミネートの顔ぶれに関してはエミー賞の公式サイトなどを参考にしていただくとして、ここでは“あえて注目しておきたい人たち”を紹介したいと思います。
小さな身体に大きな秘密を抱えた少女の愛らしいガールズパワー『ベティの小さな秘密』
感受性豊かな10歳の少女・ベティは、1歳上の姉が寄宿学校に行ってしまった寂しさを抱えながら、両親の不仲に心を痛める日々。新学期が始まった学校生活も、楽しいことばかりではない。そんなある日、彼女は父親が院長を務める精神病院から抜け出してきた青年・イヴォンと出会い、彼を庭の自転車小屋にかくまうことにするが…。
シネマカフェ的海外ドラマvol.75 エミー賞、ノミネーションから見るお薦め作品
今回はノミネート作品の中からオススメをピックアップ。海外ドラマが日本でも気軽に見られるようになっている昨今、視聴可能なノミネート作品も増えてきていますのでチェックしてみましょう。
海外ドラマファンもチェックすべし! 『アルビン/歌うシマリス3兄弟』
主人公は、歌と踊りの上手なシマリス3兄弟。森に住んでいたアルビン、サイモン、セオドアの3匹は、森林伐採業者のトラックに紛れ込んでしまい、そのまま大都会へ連れて来られてしまう。やっとの思いで助けを求めた相手は、売れない中年作曲家のデイブ。シマリス3兄弟はデイブの家に居候しながら、音楽を愛する者同士タッグを組み、ヒットソングを放つまでに至るが…。
シネマカフェ的海外ドラマvol.74 エミー賞、今年のノミネーション作品は?
今回は今年のノミネート作品に目を向けていきたいと思いますが、と言ってもエミー賞の部門数は100近く。そこで、エミー賞の最重要部門であるドラマ・シリーズ部門作品賞を中心に取り上げていきます。
アメリカンともジャパニーズともひと味違うホラー『シャッター』の奥菜恵に注目したい
2004年製作のタイ映画『心霊写真』を、『感染』や『催眠』の落合正幸監督がハリウッドでリメイク。とは言え、オール日本ロケが敢行され、ショッキングなシーンの連続で驚かすアメリカン・ホラーとも、湿り気のある描写で鑑賞後も恐怖を持続させるジャパニーズ・ホラーともひと味違う作品に仕上がっている。
これぞコッポラ流! 監督の映画に対する確かな愛が感じられる『コッポラの胡蝶の夢』
映画界を代表する巨匠フランシス・F・コッポラが正式監督作として『レインメーカー』以来10年ぶりに放つ意欲作。宗教学者ミルチャ・エリアーデの小説を軸に、肉体的に若返った老齢の言語学者がたどる数奇な運命が描かれる。
シネマカフェ的海外ドラマvol.73 よく聞くけど、「エミー賞」ってどんな賞?
“テレビ界のアカデミー賞”と言われるエミー賞が、今年も現地時間の9月21日にロサンゼルスで開催されます。「と言われても、日本にいる私たちにはそれほどなじみのある賞じゃないし…」とは至極ごもっともな意見ですが、映画でも“アカデミー賞受賞作!”と言われれば何となく気になり始めてしまうのが人間の心理。そこで、今回から数回にわたってエミー賞に迫りつつ、賞を賑わす作品をピックアップしていきたいと思います。

