シネマカフェ的海外ドラマvol.65 アグリー・ベティ×ハンティング・パーティ
今回は企画責任者の立場を取るクリエイターから少し離れ、エピソード監督に目を向けてみましょう。このコラムでもたびたび登場するエピソード監督とは、各話でメガホンを取る監督たちのこと。映画と違い、TVドラマはエピソードごとに違う監督が起用されたり、何人かが交代で監督を務めるケースがほとんどです。
うわさのアゲメンがジェシカ・アルバを相手に奮闘! 『噂のアゲメンに恋をした!』
主人公は「彼と一夜を共にすると、次に運命の相手と出会える」と評判の歯科医・チャーリー。その突拍子もないうわさのせいで、彼のもとには“次の運命の相手”を求める女性たちが一夜限りの関係をせがみに押し寄せるようになる…。
シネマカフェ的海外ドラマvol.64 ザ・ホワイトハウス×チャーリー・ウィルソン
クリエイター編第2弾は、あの傑作ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(シーズン1)<写真上>の生みの親、アーロン・ソーキンをご紹介。「ザ・ホワイトハウス」を4年連続でエミー賞作品賞に導き、現在はスティーヴン・スピルバーグ監督作『The Trial of the Chicago 7』(原題)の脚本を準備しているソーキンですが、そんな彼が1995年の『アメリカン・プレジデント』以来、久々に映画脚本を手がけた『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』がまもなく日本公開されます。
ベテラン俳優ふたりの存在感が真摯なメッセージを放つ『最高の人生の見つけ方』
愛する家族のために働き続けてきた自動車整備工と、頼れるのは秘書だけという金儲け第一主義の豪腕実業家。生きざまも身の周りの環境も異なるふたりの共通点は、余命を宣告され、病院のベッドに縛りつけられていること。運命のいたずらか、意味のある偶然か、たまたま知り合ったふたりは、棺桶に入る前にやりたいことを書き綴った“棺桶リスト”を片手に病院のベッドを後にする。
シネマカフェ的海外ドラマvol.63 恋するブライアン×クローバーフィールド
約1か月ほど韓国ドラマにジャックされた本コラムですが、再びアメリカン・ドラマの魅力に迫っていきますのでよろしくお付き合いのほどを。復活記念の今回からは、“映画で海外ドラマで大活躍の俳優たち”特集(覚えています?)に続き、映画で海外ドラマで大活躍のクリエイターたちを取り上げていきたいと思います。
衝撃的かつ恐ろしすぎて笑ってしまうクライマックス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
『マグノリア』や『パンチドランク・ラブ』の鬼才ポール・トーマス・アンダーソンが5年ぶりに長編映画の監督を務め、アカデミー賞をはじめとする各映画賞を席巻した話題作。アプトン・シンクレアの小説「石油!」をベースに、20世紀初頭のカリフォルニアで、石油採掘を武器に富と権力を手に入れる男の狂気的な生きざまをアンダーソン監督らしいアプローチで描いていく。
主人公の栄光と転落、内なる孤独をシエナ・ミラーが魅せる『ファクトリー・ガール』
シエナ・ミラーと言えば、現代のおしゃれセレブであり、ジュード・ロウに始まる怒涛の恋愛遍歴からゴシップクイーン視されることも多い。『カサノバ』や『スターダスト』などで好演を見せてはいるものの、“女優シエナ・ミラー”を印象づける結果にはならなかった。そういう意味では、この『ファクトリー・ガール』こそが彼女の女優力を感じられる作品だと言える。
身分違いの愛とそれに嫉妬した妹…心揺さぶる愛の物語『つぐない』
イアン・マキューアンのベストセラー小説を映画化し、本年度アカデミー賞の作品賞候補作中、唯一のラブストーリーとなった1作。1935年のイギリスを物語の始まりに、上級家庭に生まれ育った女性セシーリア・タリスと、タリス家に仕える使用人の聡明な息子、ロビーの心揺さぶる愛の物語が展開する。
甘美な力に落とし穴…これ以上ないほど贅沢な恋愛の手引き書『ランジェ公爵夫人』
ヌーヴェルヴァーグの名匠ジャック・リヴェットが『美しき諍い女』に続き、バルザックの小説を映画化した文芸ドラマ。19世紀パリの華やかな社交界を舞台に、男と女の恋の駆け引きが描かれていく。
ハル・ベリーの名演を際立たせるベニチオ・デル・トロが良い『悲しみが乾くまで』
ハル・ベリーが演じるのは、最愛の夫と2人の子供たちに囲まれ、幸せな日々を送っていたオードリー。一方、ベニチオ・デル・トロは、オードリーの夫の親友で、かつては弁護士として活躍していたものの、いまやドラッグ中毒者に身を落としたジェリーを演じている。物語はオードリーの夫にしてジェリーの親友、ブライアンが射殺されてしまうところから始まるのだが、複雑な感情を抱き合うオードリーとジェリーの関係が興味深い。オードリーはジェリーを快く思っておらず、堕落したジェリーではなく、日々を懸命に生きていた夫が悲運に見舞われたことに憤りさえ感じている。かたやジェリーも、美しいオードリーを親友の妻以上の存在として見ることはなかった。
人生は苦く、そして甘いもの──『マイ・ブルーベリー・ナイツ』で甘酸っぱい時間を
ウォン・カーウァイ監督、ノラ・ジョーンズ主演で話題の本作は、失恋から立ち直れないでいる女性を主人公にしたラブストーリー。ノラ・ジョーンズ演じるヒロイン、エリザベスは、恋人の心変わりが原因で失恋。ひょんなことから、恋人だった男の家の近くにあるカフェに毎晩出入りするようになる。そのカフェのオーナー、ジェレミーは優しい男性で、彼はエリザベスのためにブルーベリー・パイを用意してくれるように。けれど、失恋によって心をすっかり痛めてしまったエリザベスは、ジェレミーとの距離が近づくことに不安を覚え始める。
ディズニー名作を愛で茶化した奇想天外だけど真摯な物語『魔法にかけられて』
アニメの世界に暮らしていたプリンセスが、意地悪な女王の策略で実写世界のニューヨークへ追いやられてしまう…。この奇想天外なオープニングにワクワクさせられ、一気に物語に引き込まれてしまう。
シネマカフェ的海外ドラマvol.58 『ジャンパー』×「The OC」
青春ドラマ「The OC」をきっかけにブレイクした女優と言えばミーシャ・バートンが挙げられますが、もうひとりの主演女優レイチェル・ビルソンも負けてはいません。ワガママお嬢さまタイプのカリフォルニアガール、サマー・ロバーツをキュートに好演したレイチェルは、親しみやすい美貌と小柄なナイスバディで多くのファンを獲得。ミーシャが番組を去ったシーズン4の全米放送開始時に、錚々たる各ファッション誌のカバーを飾ったのも記憶に新しいところです。

