2度のアカデミー賞ノミネート歴を誇る実力の持ち主であり、どの作品においても徹底した役作りで知られるエドワード・ノートン。そんな彼が新たな主演作として選んだのは、50年にわたって愛され続けているヒーロー“ハルク”だ。しかしエドワードのフィルモグラフィーを知っている人ならば、彼がアメコミ原作の映画に出演することに意外さを感じるはず。なぜハルクを演じてみようと思ったのか、気持ちを動かしたものは何だったのか──その真相を聞いてみた。
ある朝、N.Y.で突然起こった“ハプニング”。人々は言葉を失い、方向感覚を失い、そして自ら死へと向かう。原因が分からず逃げまどう人々、混乱する都市──。『シックス・センス』、『サイン』、『ヴィレッジ』のM.ナイト・シャマラン監督の新作『ハプニング』は、想像を絶する恐怖の中に見える希望を描いたサスペンス・ムービー。これまでも独自の“シャマラン・ワールド”で観客を魅了してきた監督に話を聞いた。
最強の“龍の戦士”に選ばれたのは、ぐうたらなカンフーおたくのパンダ! 全米での初登場1位を始めとして世界中で“パンダ旋風”を巻き起こしているドリームワークスによる最新アニメーション『カンフー・パンダ』がまもなく日本に上陸する。主人公のポーの声を担当したのは本作と同日公開の『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』やミシェル・ゴンドリー監督とのコンビによる『僕らのミライへ逆回転』など話題作への出演が続くジャック・ブラック。我々を前にしても、華麗なカンフーキックを披露したかと思えば、飛び出たお腹をさらに突き出してポーズをとるなど、相変わらずサービス精神満点のジャックに本作について話を聞いた。
大勢のクラスメートと一緒にいることよりも、ただ一人のかけがえのない“友だち”と一緒にいることを選んだ恵美。大人になった恵美の前に現れたジャーナリストの中原に、恵美は“友だち”との想い出を語り始める──。重松清の同名小説を映画化した『きみの友だち』で、出演シーンは多くないが、印象に残るキャラクター、中原を演じた福士誠治に話を聞いた。
梅雨が明け、蒸し暑い日々から逃げ出して、仕事も忘れてのんびりしたい──。ちょっと不思議な距離感の父と子が山荘で過ごす夏の数日間を描いた『ジャージの二人』。携帯もつながらない場所で、毎日ジャージを着て過ごす二人を演じたのは鮎川誠(シーナ&ザ・ロケッツ)と堺雅人。『アフタースクール』や『クライマーズ・ハイ』など出演作が目白押しの堺さんに話を聞いた。
さかなの子・ポニョと人間の男の子・宗介の間に生まれた絆を描いた宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』がいよいよ7月19日(土)に公開を迎える。『ハウルの動く城』以来、4年ぶりとなる最新作に宮崎監督が込めた思いとは——。スタジオジブリの代表取締役プロデューサーで、宮崎監督の全てを理解する盟友・鈴木敏夫に話を聞いた。
父と2人暮らしの青年が、お見合いで出会った清楚な美女と結婚の準備を始めるが、次から次へと突拍子もない事件に巻き込まれていく『たみおのしあわせ』。主演はオダギリジョーと麻生久美子、監督は岩松了。カルト的人気を誇るTVドラマ「時効警察」のトリオによる、オフビートなコメディだ。
80年代後半から90年代にかけて『キャント・バイ・ミー・ラブ』や『モブスターズ/青春の群像』などで人気を博したパトリック・デンプシーもいまや42歳。かつて青春スターだった彼もおじさんになったかと思いきや、TVドラマ「グレイズ・アナトミー」でのセクシーなデレク医師や『魔法にかけられて』の弁護士役などで“大人の男性”を演じ、再ブームの兆しを見せている。そのパトリックがチャーミングなプレイボーイを演じたのが『近距離恋愛』だ。
『マトリックス』三部作のクリエイター、アンディとラリーのウォシャウスキー兄弟。その画期的な映像で世界を魅了した彼らが次に映像化したのが、日本の人気アニメーション「マッハGoGoGo」だった。40年前の名作アニメが実写版映画『スピード・レーサー』となってスクリーンに甦った。カラフルなビジュアルと、まるでジェットコースターに乗っているかのような臨場感あふれるレースシーンが満載の本作で、主人公スピード・レーサーを影ながら助けるレーサーXを演じたマシュー・フォックスに話を聞いた。
妖怪マンガと言えば「ゲゲゲの鬼太郎」。昨年公開され、大ヒットを記録した実写版『ゲゲゲの鬼太郎』の続編『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』が早くも公開される。前作に引き続き、鬼太郎の母親的存在とも言える“砂かけ婆”を演じた室井滋に話を聞いた。
次から次と新しい海外TVドラマが登場する中で、現在全米で記録的なヒットを飛ばしているTVシリーズが通称“グレアナ”こと、「グレイズ・アナトミー」だ。日本でも昨年のシーズン1、2のDVDリリース以降、ファンが急増。待望のシーズン3がいよいよ7月2日(水)、DVDで登場する。本作をきっかけに、世界中で女性ファンが急拡大中のパトリック・デンプシーにインタビューした。
『カメレオン』というタイトルが良く似合う——。攻撃的なところを感じさせず、柔らかい印象を与えつつも、どこか捉えどころがない。インタビューの最中も、気さくで丁寧な口調で語りつつも、ふとした瞬間、どこまで本気でどこまで冗談なのかと惑わせ、こちらを慌てさせる。大ヒットした『DEATH NOTE デスノート』シリーズ以来の映画出演となった『カメレオン』でも、まさに変幻自在の演技を見せる藤原竜也に話を聞いた。
20年来、産業の発展によって極端な変化を強いられた風景を撮り続けているカナダ人写真家、エドワード・バーティンスキー。彼が、いままさに産業発展の著しい中国を訪れ、その発展が環境に巨大な影響を与えた姿を撮影する姿を記録したドキュメンタリーが『いま ここにある風景 エドワード・バーティンスキー:マニュファクチャード・ランドスケープ[CHINA]より』である。異様かつ残酷でありながらも、どこか美しく見る者を惹きつけるその写真について、そして本作についてバーティンスキー氏が語った。