「同世代はもちろん、大人の人にも観てもらいたい」福田沙紀が『櫻の園』に込めた思い
伝統を重んじる名門女子高に転入してきた女生徒・結城桃。ヴァイオリニストになる夢を捨てた桃だったが、閉鎖された教室でチェーホフの舞台「櫻の園」の台本を見つけたことをきっかけに、もう一度前へ進むことを決意する。吉田秋生の同名コミックを原作に、美しい桜並木の中で6人の少女たちが悩み、迷いながらも大人への一歩を踏み出していく過程を描いた『櫻の園 -さくらのその-』で桃を演じたのは、TVドラマ「だいすき!!」や「ライフ」で高い評価を得ている福田沙紀。来春には三池崇史監督の『ヤッターマン』の公開も控えている彼女にとって、本作は映画初主演作品となる。