フィリップ(ブノワ・マジメル)は母と2人の妹と暮らす、ハンサムでナイーヴな青年。ある日彼は妹の結婚式で花嫁付添人のセンタ(ローラ・スメット)と出会う。さして言葉を交わしたわけでもなく、そのまま互いのの人生に散ってゆくかに見えた2人。だが、その日の夕刻、雨に濡れた身体で、センタがフィリップのもとを訪れる。フィリップこそが彼女が探し求めた“運命の男”だと告白するセンタ。2人は情熱的に愛し合うが、やがて2人の愛欲は、恐ろしい衝撃の結末へと加速してゆくことになる――。ヌーヴェルヴァーグ現役最後の巨匠といわれるクロード・シャブロル監督がルース・レンデルの同名ベストセラー小説を映画化。
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フランス・ヌーヴェルヴァーグの巨匠、クロード・シャブロルが12日、自然気胸の合併症が原因の徐脈(不整脈の一種)のため亡くなった。享年80。
先週末、大学時代の親友が結婚しました。恥ずかしがり屋の彼女は「派手にはしたくない」と言い、ホテル内のチャペルで挙式を見守ったのは親族と私を含めた2人の友達のみ。ウエディングドレスもベアトップのシンプルなもの。厳粛な場では引き算のファッションが清廉さを際立たせるものですよね。お色直しをする人も多いけれど、私はよく似合うひとつのドレスでその1日を過ごすというのも素敵だと思う。色とりどりのドレスより、ウエディングドレス(花嫁衣裳)は何といっても特別ですしね。