2002年1月、パキスタンで取材中の一人のジャーナリストがイスラム過激派組織によって誘拐され、ビデオでのメッセージを残して殺害された。男の名はダニエル・パール(ダン・ファターマン)。ウォールストリート・ジャーナル紙の記者であった。自身もジャーナリストであり、ダニエルと共にパキスタンに赴いていた妻のマリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)は事件の真相、救出を試みる人々の葛藤、そして何より夫への愛を一冊の手記に綴った。事件当時、マリアンヌのお腹の中におり、ダニエルがその腕に抱くことが叶わなかった息子に、父の姿を伝えるために――。世界に衝撃を与えた誘拐事件を、ダニエル・パールの妻の手記に基づいてアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化。ブラッド・ピットがプロデューサー、マイケル・ウィンターボトムが監督を務める。
マイケル・ウィンターボトム
いわゆるハリウッドのメジャー・スタジオ製作ではない、独立系資本で製作された映画が対象のインディペンデント・スピリット賞が、今年もアカデミー賞授賞式前日の23日に発表され、『JUNO/ジュノ』が作品賞、主演女優賞、第1回脚本賞の3部門を受賞した。
アンジェリーナ・ジョリーが1月24日から2月3日まで開催されていたサンタ・バーバラ国際映画祭で、主演映画『マイティ・ハート/愛と絆』の演技によって最優秀演技賞を受賞した。アンジーはブラッド・ピットを伴って出席、アンジーの主演作『The Changeling』(原題)の監督、クリント・イーストウッド夫妻も出席した。
脚本家組合のストライキの影響で13日のゴールデン・グローブ賞授賞式の中止が発表される中、7日に第13回放送映画批評家協会賞(BFCA)の授賞式がカリフォルニア州サンタモニカのシヴィック・オーディトリアムで無事行われた。BFCAとアカデミー賞は受賞結果が重なることが多く、オスカー前哨戦として注目されている。
ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Assosiation[HFPA])に所属する会員の投票によって選出されるゴールデングローブ賞のノミネートが12月13日(現地時間)に発表された。アカデミー賞と一致する傾向があるため、アカデミー前哨戦とも呼ばれている。今年のゴールデングローブ賞発表は1月14日(日本時間)だ。
ついに『恋空』が首位陥落!
今、世界で一番注目を集めているセレブリティのひとり、アンジーことアンジェリーナ・ジョリー。ブラッド・ピットとのパートナーシップでも話題を集めていますが、『マイティ・ハート/愛と絆』のような社会派作品に出たかと思えば、『ベオウルフ/呪われし勇者』のような娯楽大作にCG出演してしまうという、ふれ幅の大きさも意外性があって魅力的。莫大なギャランティーの3分の1を恵まれない人々に寄付するなど、慈善活動に熱心なことでも知られる彼女。チャリティに目覚めてからは、ハリウッドの虚栄を嫌い、「俳優をやっているのはお金のため」というような誤解を恐れぬ大胆発言もしています。
そもそもの始まりは、ブラッド・ピットが1冊の本を手に取ったことだった。「マイティ・ハート 新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死」──アンジェリーナ・ジョリー主演の『マイティ・ハート/愛と絆』の原作である。私生活でもブラッドのパートナーであるアンジェリーナ・ジョリーが、その著者であり、パール氏の妻であるマリアンヌ・パールを演じている。
噂のスーパーカップル、ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演で話題を呼んでいる社会派ドラマ。2002年、パキスタンで取材を行っていたウォール・ストリート・ジャーナル紙のアメリカ人記者、ダニエル・パールがテロリストに拉致された事件を基に、夫の無事を信じて待つ妻・マリアンヌの奮闘が描かれる。
2002年1月、パキスタンで取材中の一人のジャーナリストがイスラム過激派組織によって誘拐され、ビデオでのメッセージを残して殺害された。男の名はダニエル・パール。ウォールストリート・ジャーナル紙の記者であった。自身もジャーナリストであり、ダニエルと共にパキスタンに赴いていた妻のマリアンヌは事件の真相、救出を試みる人々の葛藤、そして何より夫への愛を一冊の手記に綴った。事件当時、マリアンヌのお腹の中におり、ダニエルがその腕に抱くことが叶わなかった息子に、父の姿を伝えるために——。
ちょい追加ネタ。今日は盛りだくさんだったから、いくつか言い逃してしまったことがあるの。せっかくだからそれを一挙に(笑)。