戦時中のウクライナ。瀕死状態の北欧義勇兵らは、ヴァンパイアが潜んでいるとは知らずに暗い森の小屋に逃げ込む。次々と殺害される義勇兵たちの中で生き残ったベッカートは、地下室でマリアの名が刻まれた棺を発見する――。それから時を経て、極夜に包まれたスウェーデンの小さな町に越して来た女医のアニカ(ペートラ・ニールセン)と娘・サガ(グレテ・ハヴネショルド)。アニカの目的は遺伝子学の権威・ベッカート教授(カール=オーケ・エリクソン)の元で働くことだった。1年前の交通事故から昏睡状態の少女を診察し、不気味に輝く赤い錠剤を飲ませ続けている教授の思惑も知らずに。そしてその赤い錠剤が盗み出されたのをきっかけに、町を覆う白い雪が赤い血で染まり、ただならぬ恐怖がアニカとサガを襲う…。
アンダシュ・バンケ