2000年、サラエボ。かつて戦場リポーターの頂点に立ちながらも破滅し、どん底から再起のチャンスを伺うサイモン(リチャード・ギア)。彼とともに戦火をくぐり、いまや出世街道まっしぐらの元・戦場カメラマンのダック(テレンス・ハワード)。そして新米TVプロデューサーのペン(ジェシー・アイゼンバーグ)。この3人のジャーナリストがスクープを求めて、重要戦争犯罪人・フォックスの至近距離までたどり着いたとき、想像しえない事態が彼らの前に立ちはだかる…。リチャード・ギア、テレンス・ハワードら実力派俳優の熱演が光る、実話に基づいた物語。
リチャード・シェパード
今回は企画責任者の立場を取るクリエイターから少し離れ、エピソード監督に目を向けてみましょう。このコラムでもたびたび登場するエピソード監督とは、各話でメガホンを取る監督たちのこと。映画と違い、TVドラマはエピソードごとに違う監督が起用されたり、何人かが交代で監督を務めるケースがほとんどです。
1995年。ボスニア紛争で「民族浄化」という名の大虐殺を行った戦争犯罪人ラドヴァン・カラジッチ(現在も捕まっておらず500万ドルの懸賞金がかけられている)。彼を追う3人のジャーナリストがCIAに間違えられ、想像を絶する真実にたどり着くという、実話を基にしたヒューマン・サスペンスが『ハンティング・パーティ』だ。表に見えていることは本当に正しいのか、真実と捉えていいのか…この物語にはそんなジャーナリズムに命を懸けた男たちの生きざまが描かれている。
ヒラリー・スワンクとリチャード・ギアは現在、カナダのトロントで『Amelia』(原題)を撮影中。アメリカの伝説的な女性パイロット、アメリア・イアハートの伝記映画だ。