交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)。彼のただひとりの友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)であった。他人の葬式に日常的に参列する彼はある日、いつものように参加していた他人の葬儀で、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会い…。ガス・ヴァン・サントが描く、不治の病に冒された少女と、死に取り憑かれた青年の恋の物語。主演は、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと、デニス・ホッパーの息子であるヘンリー・ホッパー。物語のキーとなる青年のただひとりの“友人”役で加瀬亮が出演。
ガス・ヴァン・サント
故デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーが少女に対するレイプ行為の容疑で訴えられた。昨年末に公開されたガス・ヴァン・サント監督『永遠の僕たち』での好演が記憶に新しい新進俳優である21歳のヘンリーだが、カリフォルニア州ベニス・ビーチの自宅に当時15歳の少女を連れ込み、アルコールとドラッグで酩酊させた後、性的暴行に及んだとされている。
「“死”は事件で、ティーンの日常というのはプラットホームなんだよ」。『永遠の僕たち』のストーリーテリングにおけるティーンと死という設定について、ガス・ヴァン・サント監督はこう語り出した。
俳優の加瀬亮が12月23日(祝・金)、ハリウッド出演第2弾『永遠の僕たち』の初日舞台挨拶を東京・渋谷のシネマライズで行った。メガホンを取るガス・ヴァン・サント監督が暮らすアメリカ・オレゴン州のポートランドで、2009年11月から約2か月弱の撮影を敢行。2年越しの日本公開に「この時期になった原因は分からないが、ようやく公開されることになってホッとしています」と安堵の表情で、駆けつけたファンに挨拶した。
加瀬亮のフィルモグラフィーの大半を占めるのは、映画のタイトル。その数60本以上。初めて友人の芝居を観たときの感動が彼の“演じる”スイッチを押し、現場製作スタッフ、(浅野忠信の)付き人を経て、2000年の映画『五条霊戦記』によって俳優・加瀬亮の名前はスクリーンに刻まれた。それから11年。ドラマやCMでも活躍中だが、ずっと映画に寄り添って生きてきた彼には、やはり俳優ではなく映画俳優という肩書きを添えたくなる。そんな彼が日本から世界へ──2006年のクリント・イーストウッド監督による『硫黄島からの手紙』に続いてのハリウッド長編映画出演となったのが、ガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』だ。
俳優の加瀬亮が12月16日(金)、都内で開催されたハリウッド出演第2弾『永遠の僕たち』の特別試写会に出席した。メガホンをとるのは『ミルク』、『パラノイドパーク』などで国際的な評価を得るガス・ヴァン・サント監督。彼が暮らすアメリカ・オレゴン州のポートランドで、2009年11月から約2か月弱の撮影が行われた。
近年、海外の映画祭や各映画賞をにぎわせる日本人俳優たちの活躍が数多く聞かれる。日本での活動はもちろん、海外で製作された映画にTVドラマ、舞台とその活躍の幅を広げている。“ハリウッド俳優”の仲間入りする者も少なくなく、国境や言葉の壁を越えた彼らの活躍は、同じ日本人にとって嬉しいもの。シネマカフェと旬の俳優のインタビューを中心に映画、演劇の最前線を届ける雑誌「acteur アクチュール」のコラボレーションによるランキング企画では、ずばり「海外での活躍に期待する俳優」をテーマに読者投票を実施した。注目の結果をここで発表!
開催中の第24回東京国際映画祭の特別招待作品としてガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』が10月24日(月)に上映され、日本から元特攻隊員の“幽霊”の役で出演している加瀬亮が舞台挨拶に登壇した。
日本から加瀬亮が参加していることでも話題を呼んでいるガス・ヴァン・サント監督最新作『永遠の僕たち』の予告編が解禁! 加瀬さんに故デニス・ホッパーの息子で主演のヘンリー・ホッパー、ヒロインのミア・ワシコウスカが写し出されている幻想的なポスター画像もシネマカフェにいち早く到着した。
ガス・ヴァン・サント監督最新作で日本から加瀬亮が参加していることも話題の『永遠の僕たち』が、今年の東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることが決定! 故デニス・ホッパーの息子で主演のヘンリー・ホッパー、ヒロインのミア・ワシコウスカ、加瀬さんの3ショット写真がお披露目となり、加瀬さんのコメントも到着した。
村上春樹の短編小説を映画化した『神の子どもたちはみな踊る』の予告編が到着! 美しく彩られたその世界観が明らかになった。