交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)。彼のただひとりの友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)であった。他人の葬式に日常的に参列する彼はある日、いつものように参加していた他人の葬儀で、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会い…。ガス・ヴァン・サントが描く、不治の病に冒された少女と、死に取り憑かれた青年の恋の物語。主演は、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと、デニス・ホッパーの息子であるヘンリー・ホッパー。物語のキーとなる青年のただひとりの“友人”役で加瀬亮が出演。
ガス・ヴァン・サント