28歳のテルコは、マモルに一目ぼれした5か月前から生活すべてがマモルを中心に動いている。仕事中も、真夜中でも、マモルからの電話が常に最優先。彼がそばにいてくれるだけで、テルコは幸せなのだ。ただ、マモルにとっては、テルコはただ都合のいい女でしかなかった。ある日、マモルの家に泊まったことから2人は急接近。しかし、テルコは、頼まれてもいない家事やお世話に勤しみ、その結果、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう。それから3か月後、マモルから久々に呼び出されると、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。
今泉力哉