“ライオンと狼(ウルフ)”、ミュージシャンたちから親しみを込めてそう呼ばれた2人のユダヤ系ドイツ人、アフフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。アメリカに渡った彼らが立ち上げたジャズレーベル「ブルーノート」は、公民権運動以前、厳しい人種差別があった時代に生きたミュージシャンたちの希望となった。演者と創設者、人種も国籍も違う彼らは、差別に対する苦悩とジャズへの愛によって結びつき、喜びと悲しみを共に奏でてていく―。
エリック・フリードラー
「ブルーノート」誕生の軌跡を辿る音楽ドキュメンタリー『ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリー』より、日本版ポスターと予告編が公開された。
迫害から逃れるためにアメリカへ渡ったふたりのユダヤ系ドイツ人の青年が伝説のレーベル「ブルーノート」を立ち上げた背景に迫る『ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリー』が2022年3月11日(金)より1週間限定公開されることが決定した。