時は明治37年。福井県足羽郡麻生津村(現・福井市麻生津)の庄屋の長男・増永五左衛門と結婚したむめは、育児と家事で忙しい日々を送っていた。ある日、五左衛門の弟の幸八が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと持ち掛ける。今はほとんど知られていないメガネだが、活字文化の普及で必ずや必需品になるというのだ。成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを助けることができる。初めは反対していたが、視力の弱い子どもがメガネをかけて大喜びする姿を見て、挑戦を決めた五左衛門は、村の人々を集めて工場を開く。だが、苦労の末に仕上げたメガネが「売り物にならない」と卸問屋に突き返され、資金難から銀行の融資を受けるも厳しく返済を迫られ、兄弟は幾度となく挫折する。そんな二人を信じ、支え続けたのが、決して夢を諦めない強い心を持つむめだった。彼女に励まされた兄弟と職人たちは、“最後の賭け”に打って出る──。
児玉宜久
北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎が共演する『おしょりん』より特別映像<キャストインタビュー篇>が解禁された。
日本産メガネの95%を生産している福井県で、明治時代にメガネ産業をゼロから立ち上げた兄弟を描いた『おしょりん』。全国公開の初日となる11月3日(金・祝)、主演の北乃きい、共演の森崎ウィン、小泉孝太郎、そして監督の児玉宜久が公開記念舞台挨拶に登壇した。
史実を基に、福井県がメガネの聖地となった成り立ちを追いかける『おしょりん』より特別映像が解禁された。
明治時代の福井県を舞台にメガネ作りに奮闘する職人と彼らを支える家族を描く『おしょりん』より、特別映像<感動編>が解禁された。
映画『おしょりん』の見所をご紹介しながら、一度は訪れてみたい観光地も多いこの地の魅力も紐解いていきたい。
映画『おしょりん』全国公開を前に、福井県での先行公開を記念した舞台挨拶が10月20日(金)に福井県鯖江市の映画館で行われ、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇
北乃きい、森崎ウィンらが出演する映画『おしょりん』より、熱い職人たちの努力と、ものづくりの魅力が詰まった特別映像が公開された。
北乃きい主演、日本のメガネ産業の立ち上がりを描いた『おしょりん』の舞台挨拶付き完成披露上映会が行われ、北乃さん、共演の森崎ウィン、かたせ梨乃、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇した。
オール福井ロケで作り上げた感動作『おしょりん』より予告映像とポスタービジュアルが解禁された。監督、キャストからのコメントも到着した。