ナポリの沖合いに浮かぶ小さな島。そこへチリからイタリアに亡命してきた詩人パブロ・ネルーダが滞在する事になった。島に住む内気な青年マリオは、老いた父親から漁師になるよう言われるが断り続け、文字が読めることから郵便配達の仕事に就く。届け先はただ1つ、詩人パブロの元だけだった。配達を続ける内に、年の差も越えて次第に友情を育んでいく二人だったが...。
マイケル・ラドフォード