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『ハリー・ポッター』5作目がいよいよ公開! プロデューサーが語る新作と主役3人

先頃最終章の7作目も完成し、後は発売を待つだけになっている「ハリー・ポッター」シリーズ。2001年に公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』からすでに7年も経ってしまっていることに少し驚いてしまう。1作目から本シリーズを見守ってきたデヴィッド・ヘイマンに話を聞いた。

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』プロデューサー、デヴィッド・ヘイマン
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  • 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』プロデューサー、デヴィッド・ヘイマン
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先頃最終章の7作目も完成し、後は発売を待つだけになっている「ハリー・ポッター」シリーズ。2001年に公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』からすでに7年も経ってしまっていることに少し驚いてしまう。1作目から本シリーズを見守ってきたデヴィッド・ヘイマンに話を聞いた。

1、2作目のクリス・コロンバス、3作目のアルフォンソ・キュアロン、4作目のマイク・ニューウェルと、名監督たちの手によりシリーズが積み上げられてきている。また、それぞれの作品において何かしらのエッセンスが加えられてきてもいるのも本シリーズの大きな特徴とも言えるだろう。例えば3作目の『アズカバンの囚人』では、牢獄で過ごした犯罪人が登場することもあり、それまでよりもダークな雰囲気が強くなったり、4作目の『炎のゴブレット』ではハリーの初恋が描かれ、それまでよりエモーショナルな要素が増えたとか…。今回メガホンを握ったのはイギリスの新鋭、デヴィッド・イェーツ。ヘイマンは、どんな新たなエッセンスを狙ってデヴィッド・イェーツ監督を起用したのだろうか?
「確かにデヴィッド(・イェーツ)は長編映画の経験がほとんどないよ。TVドラマで活躍してきた監督だからね。彼は非常に複雑なストーリーでも、観客のハートに訴えかける部分を繊細に、そして丁寧に描くことが出来るんだ。これまでよりもさらに感情に訴えかけるような要素が増えているはずだよ。それから体制というものに対する、ティーンエイジャーならではの反骨心や、愛の力は強いというメッセージも加えられているんだ。もちろんそれは、ダニエル、ルパート、エマの演技が成熟してきているからでもあるよ」。

先日行われた記者会見で、ダニエルは本作が持つメッセージをこう説明してくれた。
「今回は人間の強さが描かれているんだ。ハリーはヴォルデモートの復活を知っているのに嘘つき呼ばわりされる。でも諦めずに、世間に真実を伝えようとするんだ。そういう部分も大事なメッセージだと思うよ。あとは選択するということ。シリウスのセリフで『人間は誰でも暗い部分と明るい部分を持っている。どちらを選ぶかが大切だ』とある。これもまた重要なメッセージだと思うよ」と。

プロデューサーとして、そして友人として、彼ら3人と本シリーズを育ててきたヘイマン。6作目の製作も決定し、7作目もほぼ確実に製作される今後の状況において、さらに彼らに望むことはあるのだろうか?
「変わってほしいとか追加してほしいということはないんだ。彼らはこれまで熱心にこのシリーズに関わってきて、多くの名監督と仕事をすることによって様々な経験を積んで、ここまで成長して来ている。本当に強い情熱がある俳優たちだよ。それに、この3人の良いところは、もっともっと上手になりたい、もっと良い演技をしたいという気持ちがとても強い。だからとても一生懸命仕事をしてくれているんだ。そんな彼らの、今持っているもの、情熱や興味をキープしてほしい。僕が願うのはそれだけだよ」。

6作目の監督もデヴィッド・イェーツに決定し、すでに製作に入っている。残り2作の完成はもちろん、演技面だけではなく精神面でも、さらに成長するであろう子役3人の変貌も楽しみだ。『賢者の石』の撮影時には11歳だったダニエル・ラドクリフももう17歳。…17歳になった青年を“子役”とはもう言えないが。
《シネマカフェ編集部》

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