映画についての感想を「(主人公の)明日香が前向きに旅立っていくというときに“自分も前へ進む猶予があるんだな”と希望が持てて、感動して泣きました」と、わずかに瞳を潤ませながら話してくれた日暮さん。初めこそ不安を感じながらも、命がけで作ったという主題歌の言葉一つ一つには、そんな彼女の現在進行形の人生観が反映されている。「私には8歳の娘がいますが、娘や恋人、親だったりを自由にしてあげられるようになりたいなと思って。それで『I let you go ahead now(私を越えて行って)』という歌詞になりました」。また松尾さんも、「表面上の心の病気を見ただけで、それがその人の全てのベースだと、普通の人は考えがちだと思うんですが、その中で(精神状態が正常に)戻るときがあるじゃないですか? その戻っているときをベースに考えてもいいんじゃないかと思う」と改めて映画のテーマである「心の病」について語ってくれた。