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ファッション小噺vol.65 ホッキョクグマの里親になろう

クリスマスのギフトは決まりましたか? この時期になると、結構頭を悩ませますよね。友人の中には、「絶対に外さないよう、一緒にショッピングに行って、相手の好きなものを買ってあげる」(男性)、「相手の予算をたずねて、自ら予算内で好みのものを見つけて、買ってもらう」(女性)という人々がいますが、私に言わせれば、そんなのちっともロマンティックじゃない! あまりに合理的すぎる。物をもらうのが目的になってしまい過ぎています。

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『アース』 -(C) BBC Worldwide 2007
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  • 『アース』 -(C) BBC Worldwide 2007
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クリスマスのギフトは決まりましたか? この時期になると、結構頭を悩ませますよね。友人の中には、「絶対に外さないよう、一緒にショッピングに行って、相手の好きなものを買ってあげる」(男性)、「相手の予算をたずねて、自ら予算内で好みのものを見つけて、買ってもらう」(女性)という人々がいますが、私に言わせれば、そんなのちっともロマンティックじゃない! あまりに合理的すぎる。物をもらうのが目的になってしまい過ぎています。

きれいごとではなく、“相手が自分を想ってくれている”という喜びがプレゼントをもらうことの本質なのだから、自分から中身を指定するなんて論外。それに、何をもらったか開けてみてのお楽しみ、というサプライズも贈り物の魅力のひとつなのですから、それを放棄するなんてもったいない。そこで、我が家では、みんなこっそりプレゼントを探しています。日常の中で相手が興味を持っていたもの、欲しそうにしていたけれど自分では買いそうもないもの、全く思いもよらないもの、などなど。

理想は、相手に喜んでもらえるもので、予想もつかない意外なもので、なおかつとても特別なもの…。でも、それを見つけるのがひと苦労。でも、私は今年、もう見つけました。それは、「ホッキョクグマの里親になる」という贈り物です。

『ホワイト・プラネット』『不都合な真実』、そして2008年1月に日本公開となる『アース』と、映画界でも近年何かと注目を集めているホッキョクグマたち。環境破壊、温暖化が進むこの地球で、真っ先に致命的な打撃を受けるのが、彼らの暮らす北極だと言われています。変わっていく環境の変化により、彼らの多くは命を落とし、数は激減。いまや絶滅危惧種となってしまいました。そこで、ほかの絶滅危惧種同様に、彼らを救おうとユニークなシステムを作ったのが、世界最大の自然保護NGO、WWF(世界自然保護基金)。

各国で、様々な取り組みを行っていますが、カナダとU.K.のWWFが行っているのが、危機にさらされている野生動物の保護を目的とした“里親制”寄付制度。ホッキョクグマのほかに、パンダ、ベンガルトラ、オランウータン、イルカ、アジア象、サイなど、気になる動物を選んで里親になれるのです。方法は簡単。各国のWWFサイトにアクセスして、そこで登録を行うだけ。それぞれに決められた金額を寄付することで、里親登録証、動物のぬいぐるみ(子供ならこれだけでも喜びそう!)、ニュースレターなどが入ったパッケージが後日送られてくるのです。プレゼントする相手に直接送ることもできるので、サプライズ度も申し分なし。その上、地球のためになることもできるのですからこれ以上のものはない! ということで、私はパートナーのために早速申し込みました。クリスマスまでに間に合うと良いのですが。

プレゼント選びでお困りの方、一度WWFのサイトを覗いてみてはいかがですか?



『アース』公式サイトhttp://earth.gyao.jp/
WWF CANADA:http://www.wwf.ca/
WWF U.K.https://secure.wwf.org.uk/adoption/index.asp
《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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