007シリーズ最新作が、『Bond 22』の仮題で3日からロンドン郊外のパインウッド・スタジオでクランク・インし、4日にはロンドン市内でロケ撮影が行われた。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグも、前作『007/カジノ・ロワイヤル』での演技が各方面で絶賛された後の2作目ということで、表情にもすっかり余裕が見える。ストーリーの詳細は明らかになっていないが、『007/カジノ・ロワイヤル』の続編的な内容になるらしい。敵役はマチュー・アマルリック、前作にも登場したCIAエージェント役のジェフリー・ライト、ボンド・ガールには22歳の新進女優ジェマ・アタートンが決定している。監督は『主人公は僕だった』、『君のためなら千回でも』のマーク・フォースター。脚本は『硫黄島からの手紙』のポール・ハギスと、『007/カジノ・ロワイヤル』も手がけたコンビ、ニール・パーヴィスとロバート・ウェイド。今後、オーストリアやパナマなどでも撮影が行われ、11月に英国および全米で公開予定。© AFLO