【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!〜クラシック編〜

今年のオスカーで最多11部門でノミネートされた『ヒューゴの不思議な発明』、10部門で候補となった『アーティスト』(両作品とも5部門ずつ受賞)は共に1930年代始めが舞台。その影響もあってか、クラシックな装いの女優たちも多かった。

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(左から)ナタリー・ポートマン、ペネロペ・クルス、エマ・ストーン Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • (左から)ナタリー・ポートマン、ペネロペ・クルス、エマ・ストーン Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • ペネロペ・クルス Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • エマ・ストーン Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • ティナ・フェイ Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • ナタリー・ポートマン Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • シャイリーン・ウッドリー Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • グレン・クローズ Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • クリストファー・プラマー夫妻 Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
今年のオスカーで最多11部門でノミネートされた『ヒューゴの不思議な発明』、10部門で候補となった『アーティスト』(両作品とも5部門ずつ受賞)は共に1930年代始めが舞台。その影響もあってか、クラシックな装いの女優たちも多かった。

昨年の主演女優賞受賞者で今年は主演男優賞のプレゼンターを務めたナタリー・ポートマンは「クリスチャン・ディオール」の1954年のヴィンテージ・ドレスを着用。フレグランス「ミス・ディオール シェリー」のCMに出演するナタリーがディオールを着るのは当然だが、昨年は、直前に当時ディオールのデザイナーだったジョン・ガリアーノの人種差別的暴言騒動を受けて別のブランドを着て授賞式に臨んだのは記憶に新しい。今回着用した赤に黒のポルカドットのストラップレス・ドレスはカジュアルにも見えるデザインだが、デコルテでV字を描く「ハリー・ウィンストン」のダイヤモンドのネックレスがゴージャス感を演出。ナタリーはドット柄に合わせてネイルカラーを黒にしている。

『アルバート・ノッブス』で主演女優賞候補となったグレン・クロースは「ザック・ポーゼン」の濃い緑色のストラップレス・ドレスでシックに決めた。胸元のVカットやフィッシュテイルには花の刺繍をあしらうなど、ディテールに凝ったドレスに同色のタキシード風のジャケットを合わせている。

『ファミリー・ツリー』でジョージ・クルーニーの反抗的な娘を好演した20歳のシャイリーン・ウッドリーは、アップにした髪に白のドレスで60年代風のスタイルで人生初のオスカー授賞式に現われた。クロシェのモチーフをアクセントにした「ヴァレンティノ」のロングスリーブのドレスは少し重めな印象も与えるが、同時に年相応のみずみずしい若さも感じさせる。いまどきの無難なスタイルでお茶を濁さないこだわりで、今後のレッドカーペットを賑わせるひとりになってくれそうだ。

エマ・ストーンの「ジャンバティスタ・ヴァリ」のフューシャのドレスはネック部分の大きなボウが印象的。まとめ髪に「ルイ・ヴィトン」のクラッチとアクセサリー、ハイネックのデザインでかっちりとした印象だが、実は前身頃はウエストまでスリットがあり、動くと肌がちらりと見えるセクシーなデザインでもある。

TVシリーズ「30Rock」(原題)で主演、脚本、製作総指揮も務める才媛、ティナ・フェイは普段のコメディエンヌぶりとはまるで違う装いでレッドカーペットに現われた。「キャロリーナ へレラ」のミッドナイト・ブルーのストラップレス・ドレスはウエストのペプラムなどディテールにも目配りの効いた一着。アップにまとめたヘアスタイルもエレガントだった。

ペネロペ・クルスは「ジョルジオ・アルマーニ」のグレイがかったブルーで裾がたっぷりとした、お姫様が着るようなロング・ドレス。オフショルダーのデザインに、ショパールのダイヤモンドのネックレスが映える。ウェーブを効かせたヘアスタイルといい、古きよきハリウッドの女優スタイルを踏襲し、風格を見せた。

ちなみに今年82歳で助演男優賞を受賞し、最高齢受賞記録を更新したクリストファー・プラマーは自前の古いベルベット製のスモーキング・ジャケットを着て出席。「しぶとく踏ん張り続けていると、そのうちまた流行が巡ってくるんだ」そうだ。



特集:第84回アカデミー賞
http://www.cinemacafe.net/special/oscar2012/
《text:Yuki Tominaga》

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