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【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!〜ホワイト&メタリック編〜

映画への愛に満ちた2作、『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』がそれぞれ5部門ずつ受賞した第84回アカデミー賞。フランス映画界を代表してやって来た『アーティスト』チーム、主演男優賞候補となったジョージ・クルーニーやブラッド・ピットを始め、多彩な顔ぶれが授賞式に集まり、レッド・カーペットの華やかさも格別だった。

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「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(左:オクタヴィア・スペンサー、真ん中:グウィネス・パルトロウ、右:ルーニー・マーラ) Matt Petit / -(C) A.M.P.A.S. & Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(左:オクタヴィア・スペンサー、真ん中:グウィネス・パルトロウ、右:ルーニー・マーラ) Matt Petit / -(C) A.M.P.A.S. & Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(左:オクタヴィア・スペンサー、真ん中:グウィネス・パルトロウ、右:ルーニー・マーラ) Matt Petit / -(C) A.M.P.A.S. & Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(メリル・ストリープ) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(ルーニー・マーラ) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(ミラ・ジョヴォヴィッチ) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(グウェネス・パルトロウ) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(キャメロン・ディアス) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
  • 「第84回アカデミー賞」レッド・カーペット(ジェニファー・ロペス) Heather Ikei / -(C) A.M.P.A.S.
映画への愛に満ちた2作、『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』がそれぞれ5部門ずつ受賞した第84回アカデミー賞。フランス映画界を代表してやって来た『アーティスト』チーム、主演男優賞候補となったジョージ・クルーニーやブラッド・ピットを始め、多彩な顔ぶれが授賞式に集まり、レッド・カーペットの華やかさも格別だった。

注目が集まるハリウッド女優たちの装いで、目を引いたのは白とメタリック・カラーのドレス。

「エリ・サーブ」のワンショルダーの白いドレスを見事に着こなしたのはミラ・ジョヴォヴィッチ。流れるようなシルエットが美しく、スパンコールをあしらったきらびやかなドレスとレトロなデザインのイーディ・パーカーのクラッチの質感も完璧な調和を見せていた。

主演作『ドラゴン・タトゥーの女』のイメージに合わせて、賞シーズンは常に黒を着続けていたルーニー・マーラが、主演女優賞候補となったオスカー授賞式でついに白いドレスを身にまとって登場、鮮烈な印象を与えた。「ジバンシィ」の構築的なデザインのドレスは彼女の肌の白さにもなじみ、前髪を短く切りそろえた黒髪とのコントラストも絶妙。

そして、毎回何を着るか注目のファッション・アイコン、グウィネス・パルトロウも今年は白いドレス。「トム・フォード」のシンプルなデザインに合わせて、ネックレスもイヤリングもなし。羽織っていた長いケープは、ロバート・ダウニーJr.と一緒に長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとしてステージに立つときは外していた。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でタイトルロールの元英国首相を演じ、『ソフィーの選択』以来、29年ぶりに主演女優賞を受賞したメリル・ストリープは、手にしたオスカー像がかすみそうなほど輝くゴールドの「ランバン」のドレス。チェーン・ベルトでマークしたウエストから作られたドレープとロングスリーブで体型もカバー、堂々たるゴージャスな佇まいを見せた。

『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で助演女優賞に輝いたオクタヴィア・スペンサーもプラチナ・カラーに光り輝くシルクとチュールのキャップ・スリーブのドレス。アメリカで活躍する日本人デザイナー、庄司正のブランド「TADASHI SHOJI」に特注した一着。庄司は彼女のお気に入りのデザイナーで、1月のゴールデン・グローブ授賞式にも同プランドのラベンダー色のドレスを着ていた。

キャメロン・ディアスと共に衣装デザイン賞、メイクアップ賞のプレゼンターを務めたジェニファー・ロペスはズヘア・ムラッドのヌードシルクのチュールとクリスタルをあしらった特注ドレス。髪はアップにしてアクセサリーはイヤリングのみにし、深いVネックラインと上腕部を見せる奇抜なデザインを際立たせた。

スパンコールやビーズを使い、キラキラしたメタリックなドレスは大人気で、メリッサ・マッカーシーが助演女優賞候補になった『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のキャストで、メリッサも含めたキャスト6人で短編映画の賞のプレゼンターを務めたエリー・ケンパー(「アルマーニ・プリヴェ」の錆色のストラップレス)とローズ・バーン(「ヴィヴィアン・ウェストウッド」の黒のワンショルダー)もスパンコール仕様のドレスで注目を集めた。



特集:第84回アカデミー賞
http://www.cinemacafe.net/special/oscar2012/ 《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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