かれこれもう10年近く続いている恒例行事と化してますが、今年も新春恒例「ヨーロッパ映画祭出張千本ノック合宿」の時期が来た！オランダのロッテルダム映画祭を皮切りに、スウェーデンのヨーテボリ映画祭、パリ（これは映画祭じゃないけど）、ベルリン映画祭へと続く、3週間強の出張です。まあ、本当に出張と言い切れるかどうか…。多分、今の仕事を辞めても、ロッテルダムとベルリンには必ず行くと思うので。もちろん仕事ではあるけれど、でも自分に必要だから行くという意味合いも強いですね。まあともかく、僕にとっては貴重な充電時期というか、この時期に浴びるほど映画を観て、そして東京国際映画祭の選定業務には直接的には繋がらないかもしれない作品にも遠慮なく浸りきることで、今年を乗り切る鋭気と気合いと元気（全部一緒か？）が湧きあがってくるのですよね。というわけで、23日（水）の朝5時半に起きてパッキングして、成田に向かって11時55分のアムステルダム行きKLM航空に乗り、一秒も眠れないまま約10時間半後にオランダはスキポール空港に到着。列車でロッテルダムに行き、着いてみたらロッテルダム駅のあまりの変貌ぶりにビックリ。いつ来ても工事をしていたけど、ようやく完成に近づいたのかな？それはともかく、無事にロッテルダム到着です。到着は、現地時間で23日（水）の16時くらい。気温は3度くらいかな。それにしても1年が経つのは早い。つい数ヵ月前に来たような気がする！映画祭本部に寄って、業界IDパスやらパンフレットやらを受け取って、定宿へ。飛行機の中で研究していたラインアップと上映スケジュールをもとに、せっせとオンラインで上映の予約。メールを少し読んで、少し返事を書いて、スーパーに買い出しに行って、宿に戻って20時過ぎ。今寝るとヤバいかな…、と思いつつ、睡魔に勝てる気もしない。このままダウン予定。さあ、明日から本格スタート。今年も良い出会いがありますように！
