8月23日から25日の週末全米映画興行成績は、リー・ダニエルズ監督、豪華キャストで贈るフォレスト・ウィテカー主演伝記ドラマ『Lee Daniels' The Butler』が前週からの落ち込みを30%に止める健闘を見せ、興収1701万ドル(約17億円)でみごとV2を達成した。2位も、ジェニファー・アニストン&ジェイソン・サダイキス共演の、R指定コメディ『We're the Millers』が3週連続の同位置キープと根強い人気を見せ、次週にはついに1億ドルの大台突破が見えてきた。新作では、カサンドラ・クレアの全米ベストセラー「シャドウハンター」シリーズを、『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズ主演で映画化した、ファンタジー・アクション『The Mortal Instruments: City of Bones』(原題)が新作では最上位の3位にランクイン。全米の女子たちに絶大な人気を誇るファンタジー・シリーズの映画化として、『トワイライト』や『ハンガー・ゲーム』に続くヒット・シリーズの誕生かと期待が大きかったが、このままの勢いでは続編にゴーサインが出るのはかなり難しいとの批評も。「あまりにも『ハンガー・ゲーム』的」と類似点を並べられてもいる。共演はジェイミー・キャンベル・バウアー、レナ・ヘディ、ジャレッド・ハリス、ジョナサン・リス・マイヤーズ。監督は『ベスト・キッド』('10)のハラルド・ズワルト。『ショーン・オブ・ザ・デッド』('04)、『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』('07)のエドガー・ライトが贈るSFアクション『The World's End』(原題)は4位に初登場。本作では、英国の田舎でパブのハシゴ飲みにチャレンジするおバカ中年オヤジ5人組を待ち受ける衝撃の運命を、再び彼らが愛するジャンル映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロやサム・ライミたちへのオマージュとともに綴る。批評家陣のレビューも絶賛評が並び、興行的にも上位陣の半分以下のスクリーン数ながらも4位と健闘、満員御礼の出た劇場もあるほどとのこと。もう1本の新作アダム・ウィンガード監督スリラー『サプライズ』は、"ホーム・インベージョン"ものという流行りのジャンルであることと、ひねりの利いた展開が批評家からの評判も上々で、1位デビューの期待も高まったが結果は振るわず初登場7位と苦しいスタートに。ウディ・アレン監督が初顔合わせとなるケイト・ブランシェットを主演に迎えた最新作『Blue Jasmine』は、拡大公開で圏外から9位にジャンプアップ。富豪との結婚生活が破綻し、妹のアパートに身を寄せ人生の再出発を図る中年女性の苦悩を綴る。興行的には地味ではあるが、批評は軒並み高評価となっており、再び賞レースでの活躍に期待がかかる。共演はアレック・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、ピーター・サースガード。順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$(累計$)1. 『Lee Daniels' The Butler』(原題) 17.0M(52.2M)2. 『We're the Millers』(原題) 13.5M(91.7M)3. 『The Mortal Instruments: City of Bones』 9.3M(14.0M)4. 『The World's End』(原題) 8.9M(8.9M)5. 『プレーンズ』 8.5M(59.5M)6. 『エリジウム』 7.1M(69.0M)7. 『サプライズ』 7.0M(7.0M)8. 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』 5.2M(48.3M)9. 『Blue Jasmine』 4.3M(14.7M)10. 『Kick-Ass2』(原題) 4.2M(22.4M)今週末は、イーサン・ホーク、セレーナ・ゴメス共演のサスペンス『Getaway』(原題)、ドキュメンタリー『ワン・ダイレクション THIS IS US』、エリック・バナ、レベッカ・ホール共演のクライム・ドラマ『Closed Circuit』(原題)も公開に。
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