第18回釜山国際映画祭が、3日夜、韓国・釜山市で開幕し、日本からは、福山雅治、前田敦子、アフロヘアーとなったオダギリ・ジョー、審査員を務める青山真治監督らが開幕式に出席した。初の韓国訪問となる福山さんを一目見ようと、会場となった映画の殿堂の前には早朝から待ち構えるファンもいたほどで、福山さんが登場すると、ひときわ大きな歓声があがった。海外映画祭が初となる前田敦子さんは、『もらとりあむタマ子』の山下敦弘監督と共に、ハニかんだ面持ちでレッドカーペットを歩いていた。さらに、ハ・ジウォン、ハン・ヒョジュ、「2PM」のテギョン、「BIGBANG」のTOP、オム・テウン、ク・ヘソンを始め、多くの韓流スターが華やかにレッドカーペットを飾った。今年の開幕作品はブータンのケンツェ・ノルブ監督による、神に身を捧げた舞姫の恋を描く『Vara: A Blessing』(原題)。セレモニーの司会を、昨年の開幕作品『コールド・ウォー/香港警察 二つの正義』香港スターのアーロン・クォックと、韓国の女優カン・スヨンが務めた。アジア最大規模の映画祭である釜山国際映画祭は、12日まで海沿いの海雲台地区で開催。今後も西島秀俊、渡辺謙、監督デビューを果たしたハ・ジョンウら、多くの映画人が登場する予定だ。
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