2013年1月に放送され大好評を博した「香港九龍財宝殺人事件」に続き、2014年新春に放送されることが決定している、開局60年特別番組『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』（日本テレビ系）。主演の山田涼介（Hey! Say! JUMP）をはじめ、川口春奈、有岡大貴（Hey! Say! JUMP）、ウー・ズン、成宮寛貴、北村一輝らの出演が既に発表されている本作。そしてこの度、韓国より2PM・ニックン、台湾よりRYU、リン、ジニーが出演、日本より三吉彩花、波瑠、栗原類、前田公輝が出演することがわかった。
ニックンは「（2PMのメンバーに）羨ましいと言われました。留学生の役で、すべての事件のキーパーソンとなる役です。期待しててください。（原作について）自分は読んだことはなかったのですが、兄が漫画が大好きで読んでいたので知っていました。兄からも頑張ってと言われました。色々な俳優さんと出会えるし演技も学べ、友達にもなれるとてもいい機会だと思います。日本での初めてのドラマ出演になりますので頑張ります。応援してください！」とコメントした。
本作の原作は「金田一少年の事件簿」マニアの間も人気が高く、ファンサイト上で行われた投票でも上位に挙がるエピソード「獄門塾殺人事件」。進級スレスレのはじめ（山田）は、美雪（川口）達に連れられ、スパルタで有名な「獄門予備校」の門をくぐるが、そこで不可解な怪死事件に遭遇。それは、世界をまたにかけて暗躍する天才犯罪プロデユーサー・高遠遙一（成宮）からはじめへの挑戦状だった。高遠の企みを暴くためにマレーシアでの合宿授業に参加したはじめをあざ笑うかのように、残忍な事件が起こる。
前作と同じく、アジアのオールスターキャストが出演、アジア各地で同日放送される本作だが、さらに今回は日本テレビとして初めて、マレーシアのテレビ局との共同制作に挑む。過日、物語の舞台となるマレーシアのジャングルにアジアのトップアイドルたちが集結して撮影が行われた。以下、キャストたちのコメントを紹介する。
山田は「ジャングルでのロケは初めてで、マレーバクをはじめ色々な動物が自然にいるので驚きました。暑い中、しかもジャングルでの撮影でスタッフの方々は本当に大変だったと思います」と、座長らしく周囲を気遣った。また、成宮は「2メートルくらいあるコモドドラゴンが走っていて。毒があるというので逃げました(笑)。このドラマはスケールがドラマを超えて映画みたいで、そこまで行きたいんだというスタッフの意気込みを感じました」と。ウー・ズンは「（故郷の）ブルネイと環境は近いですね。昨年、初めて日本の作品に出演して、最初は緊張していたのですがスタッフともとても仲良くなって別れが寂しかったので、再会できてとても嬉しいです」と。北村は「こうやって実際に海外でロケをするのと国内でロケをするのでは、全然違いますね。その感じが生きた絵になって伝わると思います。山田君がジャングルに負けない男だと言うことを証明します！ （ヒルもたくさんいるようですが？との質問に）女の子たちは、素肌がでている制服での撮影でしたから、大丈夫かな？とスタッフみんなで気を使っていましたね」と、それぞれ語った。
そんな中、新キャストも交えた中でのコミュニケーションについて山田は「RYUくんは日本にとても興味があるというので、日本のギャグを教えてあげたりしました。でも、まだためになるような日本語は教えてあげれていないです（笑）」と明かした。ほか、マレーシアのテレビ局との共同制作という今回の試みについて、成宮は「日本だけでなく、色んな国のアーティストと仕事ができるのは役者をやっていて良かったなと思います。自分は“金田一”で連ドラデビューをしたのですが、同じアクターを同じ作品で2回使わない主義の作品だと聞いていましたが、またオファーいただいて光栄ですし、役をいただいたからには、120％の力で演じ切りたいと思います」と喜んだ。山田は、「自分たちが楽しまないと見てる方々を楽しませることはできないので、全力で素敵な作品を作りあげていきたいです。言葉の壁も2回目で慣れてきたところもありますし、世界で同日放送もまた今回もされるそうなので全力で素敵な作品を作り上げていきたいです」と意気込んだ。
一方、川口は「前回の金田一の時には、ひとり二役をどう演じればいいのか戸惑いましたが、共演者の方やスタッフに助けられて乗り越えられました。今作でまた、同じ共演者、スタッフの皆さんとご一緒できてとても嬉しいです。今回はジャングルでロケという、なかなか来れない環境にも来させてもらってとても幸せです。ウー・ズンさんにも1年ぶりに会い、前回、筋肉をもっとつけなきゃと言われていたのですが、“何にもやってないじゃん！”と言われてしまいました（笑）。今回の金田一でも、はじめちゃんと美雪の絆が観てる方に伝わるお芝居ができたらいいなと思っています」とコメントした。
＜キャストプロフィール・コメント紹介＞
リン：俳優であり歌手。2007 年に人気オーディション番組「超級星光大道」のファイナリストとなり、広告、ドラマ、ＰＶに続々と出演。2009 年には台北映画祭の最優秀主演男優賞と最優秀新人賞にノミネートされた。
【コメント】とても興奮しました。日本の映画や文化に興味があって大好きな役者さんもたくさんいるので。ロケに入る前に日本について色々調べたり日本語の先生を付けたりしました。実際にロケが始まってみると、日本のクルーの気遣いの細やかさ、日傘を差したり、怪我をしないようにケアしたり、演者がより演技に集中できるような環境にしてくれる心遣いに感動しました。
RYU：2008年台湾最大手プロダクションのオーディションを経て芸能界入りし、テレビドラマ「我可能不會愛你（邦題：イタズラな恋愛白書）」で頭角をあらわす。大手服飾メーカーLativの広告に起用されたことを機に人気に火がつく。
【コメント】もともと日本のアニメや映画が大好きで日本に憧れていました。いつか日本でという夢があったので、今回決まった時はすごく嬉しかったです。台湾に日本人の友人もいて日本語も勉強しています。今回のロケでは、WiFiもつながらない環境なので、役者さん同士が集まって日本語を習ったりして楽しかったです。「ハンパじゃなく痒い」とかを習いました（笑）。
ジニー：2013年にオーディションで2万人の中から選ばれ、映画『聽見下雨的聲音』のヒロインに。
【コメント】私も日本のドラマを良く見ていたのでとても興奮しました。日本のクルーは本当に細やかで、生徒役のカバンには実際に教科書や携帯が入っていたり感動しました。日本のドラマは映画みたいです。個人的には推理ものが好きで「ガリレオ」とか「35歳の高校生」が大好きでした。日本語は勉強中ですが、監督からはそんなに完璧な日本語でなくていいよと言われています。
■開局60年特別番組『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』
2014年新春放送予定（日本テレビ系）
Hey! Say! JUMP・山田涼介主演、新春放送『金田一少年の事件簿』2PMニックンら新キャスト発表！
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