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ジェームズ・ノートン主演、英国人記者が目撃したソ連の“偽りの繁栄” …『赤い闇』公開

スターリン体制下のソ連という大国に、命がけで立ち向かった1人のジャーナリストの実話を描いた『MR.JONES』(原題)の邦題が『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』に決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

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スターリン体制下のソ連という大国に、命がけで立ち向かった1人のジャーナリストの実話を描いた『MR.JONES』(原題)の邦題が『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』に決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、全ての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった…。

主演を務めたのは、TV「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」やNHKでも放映された、BBC制作の超大作ドラマ「戦争と平和」で主演を務め、次期ジェームズ・ボンド役ともうわさされる注目度NO.1の若手俳優ジェームズ・ノートン。無力な存在でありながら命の危険も顧みず、眩しいほどまっすぐに真実を追い求めた英国人記者ガレス・ジョーンズを演じる。

ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者エイダには、Netflixドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス女王の妹で自由奔放なマーガレット王女を見事に演じ切り、英国アカデミー賞のTV部門において、2019年の最優秀助演女優賞を受賞したヴァネッサ・カービー。近年では『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』にも出演し、硬軟を演じられる女優として日本でも話題を集めている。

ヴァネッサ・カービー-(C)Getty Imagesヴァネッサ・カービー
さらにニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したウォルター・デュランティを演じたのはピーター・サースガード。『ニュースの天才』にて全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞し、『フライトプラン』など、数々のハリウッド大作に出演する演技派俳優が脇を固める。

監督を務めたのは、米アカデミー賞ノミネート経験もあり、世界的に活躍するアグニェシュカ・ホランド。本作では、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなビジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描いている。

今回解禁された日本版ポスタービジュアルには、邦題の背景に雪の降る寒空の下、こちらを見つめるウクライナの人々。「皆、狂うほどに餓えている-」のキャッチコピーが添えられ、その地に暮らしているであろう人々の苦悩する姿が描かれている。


そんな中、目を引くのが真っすぐな眼差しを向けるジョーンズ、斜めからこちらの様子を伺う表情のエイダ、ジョーンズの陰に隠れこちらを睨むウォルター。それぞれの表情から、“スターリンの冷たい大地”に隠された闇に、記者としてどう向き合うべきなのかが示唆された1枚に仕上がっている。

『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は8月14日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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