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岩田剛典、映画冒頭3分から「仕掛けが始まっている」『名も無き世界のエンドロール』のヒント明かす

『名も無き世界のエンドロール』映画とdTVオリジナルドラマのWヒットを記念し、岩田剛典と松井愛莉、佐藤祐市監督が舞台挨拶イベントに登壇。

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『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
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岩田剛典と新田真剣佑の初共演で話題を呼んでいる映画『名も無き世界のエンドロール』と、その後を描いたdTVオリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later ~」。2月4日(木)、映画とdTVオリジナルドラマのWヒットを記念して舞台挨拶が行われ、幼なじみのために交渉屋として裏社会に身を投じるキダを演じた岩田さんと、オリジナルドラマでキダの運命を動かす謎の女性・ミチルを演じた松井愛莉、佐藤祐市監督が登壇した。

>>『名も無き世界のエンドロール』あらすじ&キャストはこちらから

映画本編とその後を描いたオリジナルドラマ全3話をイッキ見したばかり、興奮冷めやらぬ観客たちを前に登壇した岩田さんと松井さん。「全てをご覧になったお客さんの前で舞台挨拶をさせていただけて、とても嬉しいです。今日は最後のイベントなので思う存分お話出来ればと思っています」と、岩田さんは意気込み十分に挨拶。

松井さんは、「まずお客さんを前にとても感動しています! このような時期ですがお越しいただきありがとうございます。私はこうして舞台に立つのはとても久しぶりなので緊張していますが、楽しくお話できればと思います」と続いた。

「冒頭からラストに至るまで時系列が緻密に考えられている」


『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
まず、映画が公開された反響を聞かれた岩田さんは、「周りの人からメールをもらったり、映画のレビューサイトで投稿された感想を見たりしていますが、ご覧になった皆さんそれぞれに違った受け取り方があって、それは映画の魅力なのかと感じています。様々なリアクションが見れて、日々楽しんでいます」と、自ら口コミをチェックしていることを明かす。

映画からドラマまでを含めた見どころについては、「やっぱり、映画の冒頭3分をよく見ていただきたいですね」と語る。「実はそこから既に仕掛けが始まっていて、冒頭からラストに至るまで時系列が緻密に考えられているところがこの映画の醍醐味だと思います。ドラマは、キダの半年後を描いているのですが、映画のラストが『キダどうなっちゃうの!?』という終わり方なのでシンプルに後日談として楽しんで頂けたら」とアピール。

『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
そして松井さんは、「映画からドラマを見ると、映画とドラマでセリフが重なる部分があったりするんです。そこまで計算されていているので、映画から見るとより楽しめると思います!」と見どころを話した。

“ミチル”松井愛莉への思いはない!? “キダ”岩田剛典の回答に注目


『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
続いて、トークは「○」「×」が書かれたプレートを使ったQ&Aコーナーに。観客にもプレートが配られ、会場にいる全員が参加した。

【Q恋人にするならどっち?冷静沈着な「キダ」か、猪突猛進な「マコト」?キダ派は「○」を、マコト派は「×」をあげてください】という質問に対し、8割の観客がキダを選択! 岩田さん自身も自らが演じたキダを選び「自分が猪突猛進じゃないから、テンションが合わないんじゃないかと」と、落ち着いたタイプの方がしっくりくると発言。

佐藤監督も同じくキダを選ぶ中、ステージ上で松井さんは、ひとりマコトを選択。岩田さんを目の前にしてなぜ? と監督に問われると「ごめんなさい(笑)」と苦笑いしながら「一緒にいてワイワイできる方が楽しいんじゃないかと思うので! 私は、全然引っ張っていけるタイプではないので、引っ張っていってくれる人がいいな」と自らの理想を率直に話した。

『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
ドラマに登場した松井さん演じるミチルは、キダの運命を再び動かす鍵を握る重要な人物。2人の変化していく関係性にちなんで、【Qキダはミチルのことを実は好きになっていたと思いますか? 思う方は「○」を、思わない方は「×」をあげてください】という質問に対して、岩田さんは悩みながらプレートを上げ、どちらも選ばない、という回答。

「そんなの無しだよ」と佐藤監督にツッコミを入れられると、「キダにとっては(映画に登場する)幼馴染のマコトとヨッチ、この3人が“名も無き世界”でそれ以上に大切なものはないと思う」とキダの心情に寄り添いコメント。

『名も無き世界のエンドロール』(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
松井さんも「私も、どっちも選べないです。ミチルは、ヨッチと重ねられていると思うから好きとは違うのかなと。ただ、ミチルからすれば、キダに好きになってほしいと思っていたんじゃないかな」とミチルの複雑な心境を解説した。

【Q本作ではマコトがリサに薔薇を1輪プレゼントするシーンが印象的でしたが、この会場にいる方で薔薇をサプライズでプレゼントした事がある方はいらっしゃいますか?ある方は「○」を、ない方は「×」をあげてください】という質問では、なんと全ての観客が「○」と回答! まさかの全員一致の回答に、岩田さんはゆっくりと確かめるように客席を見渡しながら「え? 全員マル? すごい! すがすがしいほどにマルしかいない!」ととても感心している様子。

ここでMCから、実は、全員マルを選んだことには理由があると打ち明けられると、“108本の薔薇の花束”が登場。本日の観客と映画スタッフから、座長としてこれまでチームを引っ張ってきた岩田さんへ感謝の気持ちを込め、そして映画で描かれる“プロポーズ大作戦”にちなみ、プロポーズの際に送られる108本=永遠を意味する“とわ(108)”の意味を持つ薔薇の花束が贈られることに。

『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
代表して、松井さんから花束が手渡されると岩田さんは「108本!思ったよりもすごいずっしりと重いです!」と薔薇の花束に込められた観客と映画スタッフ一同の想いと共に受け取った。ちなみに、会場でひとり「×」を挙げた岩田さんは、「僕は、贈るとしても薔薇じゃないですね。なんかキザじゃないですか、だからちょっとはずいというか…(笑)」と照れながらも、こだわりを明かしていた。

『名も無き世界のエンドロール』Wヒット記念イベント(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
『名も無き世界のエンドロール』は全国にて公開中、オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて独占配信中(現在第1話配信中、毎週金曜日新エピソード配信、全3話)。
《シネマカフェ編集部》

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