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“今”の社会、そして未来のための1歩に…“1人ひとり”の声の大切さを訴える映画

小栗旬、菅田将暉、Taka、仲野太賀、二階堂ふみ、橋本環奈、ローラ、渡辺謙らが呼びかけた動画も話題の中、ひとりひとりの声の大切さを問うドキュメンタリー映画から韓国映画まで6作品をピックアップ

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『レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち』Netflixにて配信中
『レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち』Netflixにて配信中
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  • 『レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち』Netflixにて配信中
  • 『未来を花束にして』-(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
  • 『未来を花束にして』-(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
  • 『未来を花束にして』(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.

10月16日、3分半ほどの1本の動画がYouTubeに公開され、Twitterでトレンド入りするなど大きな話題となった。小栗旬、菅田将暉、Taka、仲野太賀、二階堂ふみ、橋本環奈ローラ、渡辺謙ら錚々たる顔ぶれの14人が、衆議院選挙の公示を前に「 #わたしも投票します」と呼び掛けたのだ。

俳優たちや、インフルエンサーがこうして政治的な意思を表明するのは、日本の芸能界では(残念ながら)極めて異例なこと。日本の選挙投票率は約5割とされるが、動画の中でコムアイ特に若年世代の投票率が低いことに触れ、菅田さんは自身を「その中の1人でもある」と言う。また、石橋静河「昔って女性に参政権がなかった」「今は(言いたいことが)言えるのに言わないのはもったいない」と先人たちの尽力に触れている。二階堂さんも語るように、たった1票であっても投じることは結局「自分を大切にすることに繋がっている」のだ。

彼らが口々に訴えるのは、「あなたの1票はあなたの声」(Your Vote is Your Voice)というメッセージ。そこでシネマカフェでは、1人ひとりの声の大切さに気づかせてくれるドキュメンタリー映画から韓国映画まで6作品に着目した。


◆新人女性議員に注目


『レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち』(Netflix)


トランプ政権下の2018年、現職議員に対抗するべく多くの新人議員が立ち上がった。下院議員に出馬した、その中の女性新人候補者のうち、いまや「AOC」として知られるN.Y.ブロンクス出身のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスをはじめ、元看護師のシングルマザー、ミズーリ州のコーリ・ブッシュなど4人の戦いぶりを追うドキュメンタリー。


◆“投票する権利”を得るために


『すべてをかけて:民主主義を守る戦い』(Amazon prime video)


アメリカにおける投票抑圧の問題について検証したドキュメンタリー作品。2020年の米大統領選と上院議員の決選投票で民主党に勝利をもたらした“立て役者”といわれ、BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動を牽引したステイシーエイブラムス。本作では彼女が専門知識を総動員しながら、投票そのものに対する障害の内情を掘り下げ、問題の全容を浮き彫りにする。


◆未来のために参政権を求めた女性たち


『未来を花束にして』(Hulu、U-NEXT)


1912年のイギリス・ロンドン。「言葉より行動を」をモットーに女性の選挙権を要求する運動“サフラジェット”を通じて、階級を超えて連帯する女性たちの壮絶な闘いを描いた実話に基づく作品。7歳から洗濯工場で働いてきた労働者階級の若い母親を『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガン、女性活動家のリーダーをメリル・ストリープが演じた。

◆痛快な冒険物語の裏に陰謀が!?


『エノーラ・ホームズの事件簿』(Netflix)


名探偵シャーロック・ホームズに妹がいたという設定の人気小説を、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」イレブン役で知られる新世代のアイコン、ミリー・ボビー・ブラウン主演で映画化。シャーロックの妹エノーラが追う行方不明の母(ヘレナ・ボナム・カーター)と別の失踪事件の裏には、ある重大な選挙を巡る陰謀があった…。


◆「何かが起きている…」異変を感じて立ち上がる者たち


『1987、ある闘いの真実』(Hulu)


ソウル五輪を翌年に控えた、『タクシー運転手 約束は海を越えて』から7年後の軍事政権下の韓国、民主化闘争の最中に起きたある学生の死を巡る“真実”を映画化。「一体、なぜ?」「何かがおかしい」と感じた者たちがそれぞれに立ち上がる。キム・ユンソクにハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、ソル・ギョング、カン・ドンウォン、パク・ヒスン、イ・ヒジュン、ヨ・ジングなど、韓国を代表する人気実力派が集結。

◆仕事人として、現代社会と向き合う


『人と仕事』(限定上映中)


有村架純と志尊淳が、コロナ禍の“いま”「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士や、農業従事者のもとに直接赴き、その仕事を体験、なかなか声を上げられない仕事人たちの現状をレポートする。『新聞記者』や『パンケーキを毒見する』など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画した意欲作。

さらに、極右政権下のブラジルのリアルな学生運動を追う『これは君の闘争だ』が11月6日(土)より、“誰一人取り残さない”ために多種多様な仕事をする市長や市役所職員たちを名匠フレデリック・ワイズマン監督が追った『ボストン市庁舎』が11月12日(金)より公開と、今後公開されるドキュメンタリー映画にも注目。想像していた以上に長引くコロナ禍、自分が持つ声、小さくも大きなその声の大切さを改めて考えるきっかけになりそうだ。

《シネマカフェ編集部》

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