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『ボブという名の猫2』原作者が撮影をふり返る「ボブが少し気難しくなってしまって」

明日2月25日(金)公開の映画『ボブという名の猫2 幸せのギフト』のジャパンプレミア先行上映会が行われ、原作者で主人公のモデルとなったジェームズ・ボーエンがリモートで参加した。

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ジャパンプレミア『ボブという名の猫2 幸せのギフト』(C) 2020 A GIFT FROM BOB PRODUCTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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  • 『ボブという名の猫2 幸せのギフト』(C) 2020 A GIFT FROM BOB PRODUCTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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明日2月25日(金)公開の映画『ボブという名の猫2 幸せのギフト』のジャパンプレミア先行上映会が行われ、原作者で主人公のモデルとなったジェームズ・ボーエンがリモートで参加した。


>>『ボブという名の猫2 幸せのギフト』あらすじ&キャストはこちらから


上映後に行われた今回のイベント。会場には、涙ぐむ女性もみられた。ロンドンとのオンライン中継でスクリーンに登場したジェームズは、「本日は映画を観にお越しいただき、本当にありがとうございます!」と感謝を伝え、「ようやく皆さんに観ていただくことができました。僕もボブも制作に携わり、本当に楽しい映画でしたので、同じくらいたくさんの方々に楽しんでいただきたいですし、ボブのレガシーを遺すという意味でも素晴らしい思い出となった映画です」とコメント。

Q&Aのコーナーでは、撮影秘話が明かされ、“ボブが撮影で苦労したことや苦手なこと”について問われると、「冒頭のパーティーのシーンで僕を演じたルーク・トレッダウェイの肩にずっとボブが乗っているのですが、とても撮影が長い日で、トレーラーでボブとずっと待機していたんです。そのため疲れてしまったボブが少し気難しくなってしまって、そのシーンが一番苦労しましたね」と明かし、「ただ撮影は全体的にスムーズに進みました。僕がボブのそばにいれば安心してくれて撮影はうまくいきました。それだけ僕のことを愛してくれていたんだと思います。常にボブの近くにいました。彼に忠誠心の深いパーソナルアシスタントみたいな感じで」とふり返る。

また、前作に引き続き、ボブとジェームズのお馴染みのハイタッチが登場する。「最初はお腹空いたよ~という合図から始まって、僕が肉球を触るなど二人で努力したら、そのまま自然にできるようになった」とその経緯を語る。さらに、映画ではカットされてしまったシーンとして、「主要な登場人物たちからボブを手放した方が良いと言われてしまう非常に強烈なシーンがあったんです」と告白した。

ロンドンでの思い出の場所について、イズリントングリーンという公園を挙げたジェームズは、「そこにボブの銅像があります。ベンチがそこにあって、僕の本の引用文が刻まれているんです。銅像は実物大でとてもリアルで、まるでボブがそこにいるかのような感じです。ビッグイシューを売っていた当時は毎日ここでボブとランチをとっていた公園で、とても思い出深い地です」と紹介し、月に1度は訪れるそうで、「芝生に座って、ボブのことを想い素敵な時間が過ごせる場所で、まるで隣にボブがいるかのように感じられるんです。そこでインスピレーションを受けて曲も書きました」と続けた。

一昨年、天国へと旅だったボブ。「ボブが亡くなったことで自分の人生に大きな穴が空いてしまった。でも彼と共に過ごした10年間、本や映画を作ったり、世界にも少しだけ変化を及ぼすことができたんじゃないか。彼の思い出を心に留めながら、彼のレガシーを守っていきたいと思っています」とボブへの変わらぬ愛を語った。

今回、自身のレコーディングスタジオから参加したジェームズ。現在飼っているチューバッカという名の犬が画面に映り込む一幕や、ボブの好物がチュールのビーフ味とチキン味と明かす場面もあり、会場は優しい笑いに包まれていた。

『ボブという名の猫2 幸せのギフト』は2月25日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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