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『福田村事件(仮)』釜山Asian Project Marketで受賞、海外オファーも続々

井浦新、田中麗奈らが出演、森達也監督の初劇映画作品『福田村事件(仮)』が「釜山国際映画祭」に併設されている「Asian Project Market」にて今後の展開が最も期待されるNUTRILITE Awardを受賞。

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『福田村事件』(仮題)APM 2022授賞式
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  • 『福田村事件』(仮題)

井浦新、田中麗奈らが出演、ドキュメンタリー監督・森達也の初劇映画作品『福田村事件(仮)』が「釜山国際映画祭」に併設されている企画マーケット「Asian Project Market(アジアン・プロジェクト・マーケット)2022」(以下、APM)に出品され、NUTRILITE Awardを受賞したことが分かった。


>>『福田村事件(仮)』あらすじ&キャストはこちらから

今年のAPMは、映画祭同様、3年ぶりのリアル開催となり、世界40か国288企画が集結。APMの審査員により厳選された企画は、14か国29企画となり、本作『福田村事件(仮)』もその1つとして選出。

10月9日(日)~11日(火)の3日間、APM開催期間中に合計705の公式ビジネスミーティングが開催され、アジア最大の投資および共同制作市場として、その動向には世界中から熱い視線が注がれていた。森監督、小林三四郎統括プロデュ―サー、そして海外担当の比嘉世津子アソシエイト・プロデューサーの3名で参加、『福田村事件(仮)』チームは世界各国から招待された出資者、映画祭担当者、プロデューサー、配給会社などを相手に計19回のピッチングセッションを行った。

そして、APM2022の最終日10月11日にパラダイスホテル釜山のグランドボールルームで受賞者が発表され、『福田村事件(仮)』は、今後の展開が最も期待される優秀な企画として「NUTRILITE Award(ニュートリライト賞)」を受賞した。受賞のほか、韓国、台湾の配給会社より共同製作、カンボジア、フランスのポストプロ会社からも共同製作のオファーがあり、さらに2023年度のアジアの2つの映画祭、ヨーロッパの映画祭からも出品の依頼が到着。各国の映画関係者から、これまでにない日本映画として反響を得ている様子だ。

関東大震災時に各地で起きた「朝鮮人虐殺」、そして朝鮮人に限らず“善良な人々”が虐殺された日本の負の歴史をつまびらかにする本作。8月20日にクランクインをした撮影は9月19日に全ての撮影を終え、今後、編集作業を集中的に行うという。

『福田村事件』(仮題)は2023年晩夏、公開予定。


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《シネマカフェ編集部》

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