※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

葵わかな&伊藤沙莉&薬師丸ひろ子、日本の食を変えた女性たち描く「キッチン革命」

大型スペシャルドラマ「キッチン革命」が3月に2夜連続で放送。葵わかな、伊藤沙莉、薬師丸ひろ子が、戦前から戦後にかけて日本の食に革命を起こした女性たちを演じる。

最新ニュース スクープ
注目記事

戦後初のCAの奮闘をたどった「エアガール」(2021年)、女子教育の先駆者の青春を綴った「津田梅子~お札になった留学生~」(2022年)に続く、大型スペシャルドラマ「キッチン革命」が3月に2夜連続で放送決定。葵わかな、伊藤沙莉、薬師丸ひろ子が、戦前から戦後にかけて激動の時代に日本の食に革命を起こした女性たちを演じる。


第1夜は、計量カップ&スプーン、レシピを生んだ女性医師がモデル


コロナ禍もあり、レシピをチェックしながら料理し、家で食べる機会はさらに増えたといえる。とはいえ、誰もが自宅で料理人の味を再現できるようになったのは、戦後になってからのこと。その背景には、知られざる2人のパイオニアが存在していた! 本作では、実在した2人の女性をそれぞれ第1夜、第2夜のモデルに据え、戦前から戦後の日本を舞台に、未来のために奮闘する彼女たちの姿をエネルギッシュに描き出していく。

その1人が、いまでは誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、現代でいうレシピ、“料理カード”を作りあげた女性医師をモデルとした香美綾子(かがみ・あやこ)。

戦前の一般家庭では、女性がその日にある食材を使い、“目分量”で“知っている料理”をこしらえてきた。豊かな食材を使用した料理を食べられるのは一部の上流階級だけ。ほとんどの家庭では「空腹が満たされればいい」ことから、栄養が偏り、病気を招いてしまうことも…。

どの家庭でも“栄養バランスのとれた、おいしい食事”を作ることができたら病気になる人も少なくなるはず。そのために、料理を科学の視点から分析しようと考えたのが内科医でもある彼女。レシピという発想がなかった時代に、料理を数字化しようと、様々な困難に立ち向かい、未来を切り拓いていく。

葵わかな

その主人公・香美綾子を演じるのは、2009年のデビュー以来、ドラマ、映画、舞台で確かな存在感を発揮してきた葵わかな。葵さんは「綾子は、明治から大正、昭和と劇的に変化を遂げる時代の中、女性に厳しい医学の世界でやりたいことに向かってまっすぐ走ったピュアな女性。綾子がみなさんの背中を押すようなキャラクターになったらいいなと思いながら演じています」と、キャラクターとリンクするかのようにひたむきに役柄に向き合っていることを明かす。

「『キッチン革命』は料理というものを通して、世の中を幸せにそして健康にしたいなと奮闘した2人の女性の物語です。意外と知らない“便利なもの”が誕生した瞬間が見られるドラマでもあるので、ぜひ楽しんでいただけたら」と期待を込める。


第2夜の主人公のモデルは、ダイニングキッチンを発明した日本初の女性建築家!


もう1人の“革命家”は、日本初の女性建築家をモデルとした浜崎マホ(はまざき・まほ)。戦後復興の荒波の中、彼女が改革したのは“台所”。日本家庭の台所は長い間、暗くて寒い北側に追いやられ、使い勝手の悪い設備を使い、女性たちが1日中働く場所だった。

そんな台所を家族が集う家の中心へと移動させ、光り輝くステンレスの流し台を備えた、明るいダイニングキッチンにする。過去に前例のない一大プロジェクトを率いたのが彼女。ダイニングキッチンは戦後の日本住宅を一変させた“発明”ともいわれている。

伊藤沙莉

浜崎マホ(はまざき・まほ)を演じるのは、優れた演技力と自然体のキャラクターで話題作に引っ張りだこの伊藤沙莉。伊藤さんは「“当たり前に存在するもの”の初めの一歩を踏み出した女性たちを描いた物語です。革命を起こした彼女たちのおかげで“今”があることを表現できたらいいなと思いながら、憧れと敬意を持って演じさせていただいています」と、モデルとなった2人の女性にリスペクトを抱きながら撮影に挑んでいるそう。

「演じていて気持ちがよかったのは、“ダイニングキッチン”という名前が生まれた瞬間のシーン。目の前がパーッと開かれたような感覚になりました。何かが生まれる瞬間って、とても気持ちいいですよね! 演じることができてうれしかったです」とコメントする。

なお、壮年期の綾子に扮するのが薬師丸ひろ子。綾子とマホの運命が交錯するシーンを演じる。「葵わかなさんと私が演じる綾子は、時代の先駆者。数々の苦悩や困難がある中、目標と夢を持って突き進んで道を切り拓いた人で意思を強く持って生きる女性だと思います」と語り、「伊藤沙莉さん演じるマホは、非常に進歩的な女性。当時は受け入れられにくいところもあったかと思いますが、彼女もまた、夢と目標にまっすぐに向かったパイオニア(先駆者)だ思います」と薬師丸さんもリスペクトを表明。

「綾子とマホが初めて運命の出会いを果たす場面は、マホのやさしさ、温かさがまっすぐに伝わってきて、とても心温まるシーンになったと思っています」と第1夜と第2夜をつなぐ存在としての思いを語り、「若い女性たちが大活躍するドラマです。ぜひ応援する気持ちで見ていただけたら」と、温かいメッセージで呼びかけた。


「鬼滅の刃」の音楽・梶浦由記らスタッフも最強布陣集結


脚本は、NHK連続テレビ小説「マッサン」「ちむどんどん」、映画『パッチギ!』や『フラガール』など数々のヒット作を手掛けた羽原大介。

演出は、「特捜9」シリーズほか、「妖怪シェアハウス」『映画 妖怪シェアハウス』などの豊島圭介、そして音楽は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」のほか、大ヒットアニメシリーズ「鬼滅の刃」で知られる梶浦由記が担当し、スタッフも最強の布陣で臨む。

2夜連続スペシャルドラマ「キッチン革命」は2023年3月25日(土)、26日(日)テレビ朝日系にて2夜連続放送。

《シネマカフェ編集部》

特集

編集部おすすめの記事

【注目の記事】[PR]

特集

page top