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第50回トロント国際映画祭、『国宝』『遠い山なみの光』『果てしなきスカーレット』が「スペシャル・プレゼンテーション部門」に選出

9月4日から14日まで開催される第50回トロント国際映画祭(TIFF)の「ガラ・プレゼンテーション部門」と「スペシャル・プレゼンテーション部門」の上映ラインアップに、多数の作品が新たに発表された。

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『遠い山なみの光』©2025 A Pale View of Hills Film Partners
『遠い山なみの光』©2025 A Pale View of Hills Film Partners
  • 『遠い山なみの光』©2025 A Pale View of Hills Film Partners
  • 『国宝』©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
  • 『果てしなきスカーレット』© 2025 スタジオ地図
  • 『Good Fortune』© APOLLO

9月4日から14日まで開催される第50回トロント国際映画祭(TIFF)の「ガラ・プレゼンテーション部門」と「スペシャル・プレゼンテーション部門」の上映ラインアップに、多数の作品が新たに発表された。

「ガラ・プレゼンテーション部門」の注目作は、スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作『Eleanor the Great』、アジズ・アンサリの初監督作でキアヌ・リーブスが守護天使を演じるコメディ『Good Fortune』、そしてA24が製作しエリザベス・オルセンが主演を務めるコメディ『Eternity』など。

「スペシャル・プレゼンテーション部門」では、すでに発表されていたHIKARI監督の『Rental Family』に加え、李相日監督の『国宝』、石川慶監督の『遠い山なみの光』、細田守監督のアニメーション作品『果てしなきスカーレット』の日本作品3作が選出された。さらに、コメディの名匠ジャド・アパトーの娘であるモード・アパトーが初めて監督を務めた『Poetic License』、ギレルモ・デル・トロ監督による小説「フランケンシュタイン」の実写映画『Frankenstein』など、注目作が並んでいる。

また、クロージング作品にはアンヌ・エモン監督の『Peak Everything』が決定。すでに発表されているオープニング作品は、コリン・ハンクス監督によるドキュメンタリー『John Candy: I Like Me』となっている。


《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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