テレビ東京で放送中の韓国時代劇『トンイ』でソジョン役を演じたユン・ジュヒ。ソジョンは漢陽(ハニャン/現在のソウル)で最高の妓楼「素素楼」の妓生で、ユン・テウォンらを陰で支えた。表向きは洗練されていて美しく、場の空気を読む役回りが似合う人物だった。
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このソジョンを演じたユン・ジュヒは1985年2月21日生まれ。2004年から俳優活動を続けており、『オクニョ 運命の女(ひと)』が出世作となった。

『オクニョ』のあとも、ユン・ジュヒは着実に作品を重ねてきた。中でもよく知られているのが『神のクイズ』シリーズで、韓国ドラマファンの間では“顔を見ればわかる女優”として存在感を広げていった。
さらに近年は『ペントハウス』シリーズへの出演でも注目を集めた。ユン・ジュヒが演じたのは、元女子アナだった妻コ・サンア。表向きは上流家庭の妻だが、家庭の中では夫との関係に不満を抱え、姑や夫の姉妹たちからいじめられ、精神的に少し神経質で不安定な役どころ。「上流社会の空気に振り回される母親キャラ」としてしっかり印象を残している。
ただ、この『ペントハウス』以降はあまりパッとしない。2023年のKBS2ドラマ『本物が現れた!』などに出演しているが、最近はドラマや映画で目立った出演作がない。
では、ユン・ジュヒは消えてしまったのかというとそんなことはない。2025年には演劇『シアー・マッドネス』へ出演している。彼女のSNSでも舞台写真や出演情報が継続的に確認でき、少なくとも2025年の間は舞台の現場で活動していたと見てよさそうだ。
『オクニョ』で彼女を知った視聴者にとってはちょっぴり寂しい部分もあるが、華やかなニュースが続くタイプではなくても、気づけば長く作品のそばにいる。そんなところに、ユン・ジュヒという女優の魅力があるのかもしれない。
文=森下 薫
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