役所広司主演、承認欲求の塊の男が強制リセットされた人生で再起をはかるヒューマンコメディ、Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」より、メイン予告&キーアートが公開された。
本作は、ロンドンの舞台公演で成功を収めた大物俳優・高瀬川玄(役所広司)が、パンデミックが明けて2年ぶりに帰国すると、世間からも家族からも完全に忘れられてしまっていたことから始まる物語。

メイン予告は、公園の遊具でホームレス同然の生活を送る高瀬川の悲壮感あふれる姿から始まり、行政の窓口ではボケ老人扱いされ、プライドを打ち砕かれゼロからの再出発を突きつけられる。再起をかけて他人のオーディションや撮影現場に泥臭く割り込み、「俺を誰だと思ってんだ!」と取り乱しながらも、エキストラから再び這い上がろうともがく。

そんな必死な姿に重なるように流れ出すのが、劇中曲「ア・タ・シ ケンチャナヨ」。仕事も家も失った高瀬川が住み込みで働くサウナ「白樺」の従業員で、韓国語混じりで話すチヂミ(坂井真紀)と、社長のチョウ氏(横山剣)によるデュエット「チョウ&チヂミ」は、作詞・宮藤官九郎×作曲・横山剣の王道コンビが手掛けた中毒性抜群のナンバー。
共に「白樺」のアルバイトをする傍ら、主催する劇団「ウイスキーボンボン」の劇作家として一躍脚光を浴びるもスランプ中の岡本哲(賀来賢人)をはじめ、ベテランのチーフ助監督・川島一機(松山ケンイチ)、高瀬川が所属していた芸能事務所の社長であり元妻の野々村ヨウコ(吉田羊)、2人の娘でコンカフェ嬢として働く野々村エマ(河合優実)、劇団の看板俳優で自己陶酔型の破天荒な演技を見せる村井タケル(磯村勇斗)ら登場人物たちが抱える悩みや胸の内が、楽曲の旋律と切なく交錯していく。

ラストには、10年ぶり3度目の不倫発覚記事に「覚えてない…」と神妙な面持ちでわざとらしく切り抜ける高瀬川と、妻・マチ子(江口のりこ)のコミカルなやりとりもあり、宮藤脚本ならではの笑いとドラマが凝縮されている。
そしてキーアートは、剥ぎ取られたポスターから「俺のこと、なんか言ってた?」と顔を覗かせる高瀬川と、癖のあるキャラクターたちの視線が絡み合う。

Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」は10月22日(木)世界独占配信。



