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シネマカフェ編集部
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『好きだ、』石川寛監督 インタビュー

17歳のユウとヨースケ。お互い惹かれあいながらもすれちがい、そして17年後、お互い34歳になって偶然東京で再会する。誰もが胸にしまっている、あの時言えなかったことば。『好きだ、』は17年越しのゆれる想いを静かに、美しい映像でとらえている。本作の監督をつとめるのは『tokyo.sora』で注目を集めた石川寛だ。

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.3 オスカー結果より気になる? ラジー賞 画像

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.3 オスカー結果より気になる? ラジー賞

アカデミー賞の結果が気になるこの季節。でも、洒落のわかる人にとっては、もっと楽しみなのがラズベリー賞かもしれません。今や、“秀作の祭典”アカデミー賞と対を成す、“駄作の祭典”ゴールデン・ラズベリー賞。誰かがおふざけでやっているのかと思いきや、いえいえそうではありません。世界8カ国のジャーナリストや映画評論家ら、ゴールデン・ラズベリー賞財団の会員約500人が関わっている本格的で真剣なおふざけ。だからこそ、なるほどと笑える結果が生まれるのです。

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『クラッシュ』レビュー

『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本をつとめたポール・ハギスの初監督作品です。前作に引き続き、心の内に流れる深い感情がうまく描かれています。普段、生活の中で表現している自分は、決して100%の自分ではないはずで、人は窮地に追い込まれると思わぬ感情や行動に出てしまう。物語は、家族との確執や恋人への愛、人種差別といった、ひとことで片付けられない多くのテーマを巻き込みながら、人同士の運命の糸を紡ぎはじめます。マット・ディロンや、サンドラ・ブロックなど豪華キャストの面々が登場しますが、彼・彼女が持つ今までのイメージと違った「苦い部分」が演じられているところも見所のひとつ。個人的には『ホテル・ルワンダ』以来、困り顔のドン・チードルから目が離せません!

『クラッシュ』レビュー 画像

『クラッシュ』レビュー

昨年全米公開され数々の映画賞を受賞した前評判のよい作品ですが、日本でも早くも今年No.1の呼び声が高い話題作です。サンドラ・ブロックやドン・チードルなど有名ハリウッド俳優が多数出演しているにも関わらず、意外にも華やかさは全くありません。しかし様々な人間関係が悲しく絡み合うストーリーには、誰もが心を動かされるはず。特に、つい理想論で語られがち人種差別問題を、リアルに包み隠さず描いているところには思わず目をそむけたくなり嫌気さえ感じました。結局、人は誰もが心に不安をかかえ、ぶつかりあい、それでも生きていく…。その静かなメッセージに圧倒され、観終わった後はしばらく言葉を失いました。アカデミー賞の行方が気になりますね。

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『クラッシュ』レビュー

本作は、黒人の青年、刑事、雑貨経営者、鍵屋、ある2組の夫婦……一見、何も繋がりのない人々に、実は接点が! という『ラブ・アクチュアリー』や『大停電の夜に』に共通する"人はどこかで繋がっている"をテーマにした作品です。ただ、この『クラッシュ』は、些細なきっかけで生まれる悲しい暴力の連鎖を全面に出している点で、他の作品とは一線を画しています。様々な人種が溢れる街、ロサンゼルスの36時間に起きる出来事──そこに詰まった痛みと愛にグッときます。同タイトルということもあって、つい、クローネンバーグ監督のちょっぴり(?)異常な『クラッシュ』を思い出してしまったけれど(笑)、本作は現代人の叫び声を描いたヒューマン・ドラマ。ぶつかり合いながらも人は触れ合いを求めているんだなと考えさせられました。

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.2 ついに発表、待望のノミネート 画像

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.2 ついに発表、待望のノミネート

今年は、日本時間の3月6日に発表となる第78回アカデミー賞。2月1日には、待望のノミネート発表が行われました。

『ミュンヘン』エリック・バナ来日記者会見 画像
シネマカフェ編集部
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『ミュンヘン』エリック・バナ来日記者会見

1972年、ミュンヘン五輪で起きたテロ事件をテーマに、暴力の連鎖が生む悲劇と、誰の心にも宿る郷愁を描いた社会派映画『ミュンヘン』。監督のスティーブン・スピルバーグ自身が「自分のために作った作品」と呼ぶ本作で、主役を務めたエリック・バナが、1月20日、都内のホテルで行われた記者会見に出席した。

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.1 アカデミー賞ファッション予想 今年はナチュラル系ゴージャスが主流!? 画像

ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.1 アカデミー賞ファッション予想 今年はナチュラル系ゴージャスが主流!?

今年は、日本時間の3月6日に発表となる第78回アカデミー賞。去る1月31日、すでにノミネート発表が行われましたが、詳しくは来週お伝えするとして、今週は気になる授賞式ファッションを予測します。

『白バラの祈り−ゾフィー・ショル、最期の日々』レビュー 画像

『白バラの祈り−ゾフィー・ショル、最期の日々』レビュー

2005-2006年は日本におけるドイツ年ということもあり、ドイツ映画が盛り上がっています。2003年の『グッバイ、レーニン!』あたりから現代ドイツ映画が勢いを取り戻し始め、ドイツ国内で作られた作品やドイツ史を描いた作品にも注目が集まるようになりました。昨年はドイツ人監督が初めてナチスを扱った『ヒトラー〜最期の12日間〜』が公開され、2月にはスティーヴン・スピルバーグ監督の問題作『ミュンヘン』も控えています。中でもこの『白バラの祈り』は、若い女性が主人公だけに、より感情移入しやすいかもしれません。ゾフィーだけが特別だったのではなく、誰でもゾフィーになり得たかもしれないのです。歴史にとって個人とは何か、また個人にとって歴史とは何なのか。そんなことを考えました。

『白バラの祈り−ゾフィー・ショル、最期の日々』レビュー 画像

『白バラの祈り−ゾフィー・ショル、最期の日々』レビュー

打倒ヒトラーを市民に呼びかけた実在のグループ“白バラ”の女性メンバーであったゾフィー・ショル。捕まれば確実に死刑が待ち受けていることを知りながらも行動する彼女のどこからその勇気が湧いてくるのでしょうか? 同じ女性として、彼女の強さに圧倒されてしまうところもありましたが、ゾフィーは決して極端に他の女性よりも強靱であったわけではありません。淡々と、静かに、良心を信じて政府に立ち向かう彼女は、同時に音楽を聴き、恋をし、普通の女子学生であったことに気づかされます。政府に対する怒りや悲しみも、単なる正義感だけではなく、犬死している大勢の兵士の中に彼女の婚約者も送り込まれているからこそ感じるものなのでしょう。戦争をテーマにした映画ではなく、ひとりの女性の物語として観て欲しい作品です。

2006年を占う映画 vol.4 2006年の注目は、動物&子供がいっぱいの禁じ手映画? 『オリバー・ツイスト』 画像

2006年を占う映画 vol.4 2006年の注目は、動物&子供がいっぱいの禁じ手映画? 『オリバー・ツイスト』

日本では、空前のペットブームが続いていて、TVや雑誌、新聞などで、可愛い動物の登場を目にすることが多い今日この頃。日本だけのことかと思いきや、世界的にその傾向がある様子。映画界では、昨年から今年にかけて、動物系のものが続々。『皇帝ペンギン』『いぬのえいが』『トゥルーへの手紙』『マダガスカル』などなど。アニマル・ラヴァーな私として、頬もユルユルなのではありますが、登場する動物たちが可愛いからといって、映画の質もばっちりかといえば、そう世の中は甘くないもの。それはそれ、これはこれ。とはいえ、動物好きにしてみれば、ついつい評価が甘くなりがち。(上記の作品は、玉石混交の作品群の中でも、いい味を出しているものです。念のため)

『レジェンド・オブ・ゾロ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 来日記者会見 画像
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『レジェンド・オブ・ゾロ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 来日記者会見

世界で大ヒットした痛快アクション映画『マスク・オブ・ゾロ』の公開から7年。あのスーパーヒーローとともに、妖艶なヒロインが戻ってきた! そのヒロインとはもちろん、続編『レジェンド・オブ・ゾロ』でも引き続きゾロの最愛の人エレナを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。スピルバーグが放つアクションエンタテインメントの決定版について、そしてプライベートについても、笑顔を絶やさずたっぷりと語ってくれた。

『イノセントボイス-12歳の戦場-』ルイス・マンドーキ監督、オスカー・トレス来日インタビュー 画像
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『イノセントボイス-12歳の戦場-』ルイス・マンドーキ監督、オスカー・トレス来日インタビュー

1980年代、中南米エルサルバドルは激しい内戦に包まれていた。少年時代をこの内戦下で過ごし、14歳の時にアメリカに亡命した新人俳優、オスカー・トレスはこの体験をひとつの脚本としてまとめ、ハリウッドで活躍する、同じく中南米出身の監督、ルイス・マンドーキに自ら売り込んだ。こうして『イノセント・ボイス 12歳の戦場』が誕生した。公開を控えて来日をしたルイス・マンドーキ監督、そしてオースカー・トレスに映画について伺った。

2006年を占う映画 vol.3 2006年、邦画を面白くするのはベテラン? 『カミュなんて知らない』 画像

2006年を占う映画 vol.3 2006年、邦画を面白くするのはベテラン? 『カミュなんて知らない』

新作『輪廻』が世界40カ国で公開されるという『呪怨』の清水崇監督。自作のリメイクでハリウッドデビューを果たした『リング2』の中田秀夫監督。ホラー映画とその作り手たちが世界でメジャー級の注目を集める邦画界。益々、若手や中堅クリエイターたちに期待が集まる中で、近頃は「さすがはベテラン!」という凄みを見せつけてくれる監督たちの活躍にも注目が集まっています。

『博士の愛した数式』レビュー 画像

『博士の愛した数式』レビュー

女優の中には偏って異性に人気がある人もいますが、同性からの指示がバツグンに高い女優のひとりが深津絵里だと思います。本作では博士の家で働く家政婦・杏子を演じていますが、今回は初の母親役に挑戦。いつ見ても清々しく、凛とした姿は女性としてあこがれます。ストーリーは昨年の話題作『50回目のファースト・キス』や『私の頭の中の消しゴム』などと同じ“記憶”をテーマにしたもの。突然“忘れる”という恐怖は否めませんが、何を忘れたくないか、すなわち自分にとって何が大切なのかを前向きに考えさせられます。原作者の小川洋子さんもうならせた本作、もちろん原作を読んでいなくても同じくらい心動かすものを感じるはずです。

『博士の愛した数式』レビュー 画像

『博士の愛した数式』レビュー

原作を読んで、筆者・小川洋子が紡ぎ出す、淡々としながらも的確で温かな人物描写に惚れ込んだ私。そのせいか、小説よりもややドラマティックに演出された映画には、「あれ、イメージと違うな」と思う部分も。ただ、“佇まいだけで泣かせる俳優”寺尾聰はハマリ役! 『半落ち』を思い出したりして…。それから、“博士が愛した数式たち”を丁寧に説明してくれているのが有難かった。数学アレルギーの私でも良く理解できたので、数字ギライの方もご心配なく。浅丘ルリ子、深津絵里、吉岡秀隆という日本映画界を代表する芸達者たちが魅せる演技のアンサンブルも魅力です。

『博士の愛した数式』レビュー 画像
text:Shiho Atsumi
text:Shiho Atsumi

『博士の愛した数式』レビュー

記憶が80分しか持たない数学の博士と、お手伝いさんとその息子“ルート”。素朴で微笑ましいその心の交流が、数学の不思議ワールドに引っ掛けて語られた途端、なぜかロマンティックな深遠さが漂わせ始める。博士を傷つけても博士はすぐに忘れてしまうが、それでも二人は決して博士を傷つけまいと心を配る。底抜けのカップに暖かい飲み物をそっと注ぎ続けるようなその無益な行為は“これって愛かも”と感じさせる。もちろん飲み物はたまらないが、それ以前のようにカップが冷え切ってしまうこともない。

2006年を占う映画 vol.2 エコロジー系のおしゃれさんに『グレート・ビギン』 画像

2006年を占う映画 vol.2 エコロジー系のおしゃれさんに『グレート・ビギン』

『ディープ・ブルー』『WATARIDORI』『皇帝ペンギン』…。ドキュメンタリー映画豊作の近年にあって、ひときわ大きな注目を集め、メガヒットを放ち続けるネイチャー・ドキュメント。多くの人々がストレスを抱える現代では、雄大な自然を擬似体験できる作品が、優しい癒しをもたらしてくれるということなのでしょう。当然ながら、2006年もネイチャー系作品を求める傾向は続きそう。なかでも、話題の中心となりそうなのが、年明け早々の1月14日(土)に公開となる『グレート・ビギン』です。クリエイターは、1996年に『ミクロコスモス』で、ユニークな昆虫世界を紹介してくれた制作チーム。製作に16年を費やしたという壮大なプロジェクトが実現させた脅威の映像世界は、あなたの1時間21分をこの上なく豊かなものにしてくれるはずです。

『フライトプラン』ジョディ・フォスター来日記者会見 画像
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『フライトプラン』ジョディ・フォスター来日記者会見

高度一万メートルの密室で起きた少女失踪事件。2度のオスカーに輝くジョディ・フォスターの主演最新作は、消えた娘を捜してたった一人で戦う母の物語『フライトプラン』だ。3年ぶりに来日したジョディ・フォスターが記者会見に登壇し、“鏡開き”を行った。二児の母親でもあるジョディ・フォスター。本作に興味を持ったのも自分が母親であるからこそだと語る。「恐怖を描いた映画に出るとその恐怖心が薄れます。この映画を作ったことで、私は夫を失う悲しみ、子どもを失う恐怖を克服しました。そして疑惑がある程度に達すると自分の正気さえも疑うことがあり得る、ということを発見したのです」。また、撮影が終わった後も映画のような状況になったとき自分ならばどうするか、としばしば自問するそうだ。「ルールに従って大人しく座っているのか、立ち上がって戦うのか。そのように問うことで今まで知らなかった新しい自分を発見することができました」。

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2006年を占う映画 vol.1 『ホテル・ルワンダ』

1年間の映画館総入場者数が、前年比で7〜8%減になるとの調査がでていた2005年のアメリカ。1985年の12%減に続く、20年で最低の落ち込みになってしまったそうなのです。お正月早々、陰気な話で恐縮ですが、これぞ来年の映画界を占うための大きな手がかり。低迷するハリウッドでは、2006年、事実に基づいた映画は多く作られ、公開されていくはずだからです。

『秘密のかけら』レビュー 画像

『秘密のかけら』レビュー

芥川龍之介に「藪の中」という小説があります。ある殺人事件に居合わせた男女3人の証言がすべてくい違い、真相は迷宮入りしてしまうというものです。本作でも“秘密のかけら”は随所に提示されるものの、結局、登場人物たちの思惑はすべて想像の域を出ません。まさに真実は「藪の中」…。そもそも他人の腹の中なんてわからないのですし、自分自身のことだって私たちは本当にわかっていると言えるのでしょうか。さらに真実を暴くことが必ずしも幸せとは限りません。真実を知った者は、真実のその先にあるものと向き合っていかなければならないのです。ついでに若き日から現在までの変化を見事に演じきったケヴィン・ベーコンの年齢不詳ぶりの秘密も知りたいところです。

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『秘密のかけら』レビュー

なんと言ってもケヴィン・ベーコンとコリン・ファースというセクシー俳優の競演がみどころでしょう! 特に『ブリジット・ジョーンズの日記』のダサ男ダーシーの印象が薄れてしまうほど艶っぽさを醸し出しているコリン・ファースがいい! そして、謎に包まれたスキャンダルを追う美人ジャーナリスト役のアリソン・ローマンがこれまたいい! 今まで少女役の多かった彼女が大胆ヌード(美しい!)に挑んでいるというのもかなり衝撃的です。50年代ハリウッドのショウビズ界に隠されたある事件(秘密)が徐々に明らかになっていく様にハラハラ、3人の危うい関係にドキドキ。秘密を抱えて生きることの重さがズシリと伝わってきて、自身の些細な秘密もチクリと痛んだり…(笑)。

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