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text:Rie Shintaniの記事一覧(14 ページ目)

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『僕の、世界の中心は、君だ。』レビュー

「助けてください」という朔太郎(森山未來)の叫びが印象的だった『世界の中心で、愛をさけぶ』は、日本全国にセカチュー現象を巻き起こした大ヒット作であることは今さら説明するまでもないが、そのセカチューを早くも韓国がリメイク! しかも『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』など、韓国の純愛映画には欠かせない俳優のひとりチャ・テヒョンが主演! とくれば興味を持つ人も多いはず。

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『UDON』レビュー

一体、どれだけの観客がこの映画を観終わった後にうどん屋へ駆け込むことだろう。劇中に登場するメニューにそそられることはよくあるけれど、「何が何でも食べたい!」という衝動に駆られ即実行というのは珍しい。まさに、うどんに取り付かれてしまう映画なのだ。

『スーパーマン リターンズ』レビュー 画像
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『スーパーマン リターンズ』レビュー

危機のあるところにヒーローあり──助けを求めれば必ず参上してくれる、そんな無敵で格好いいヒーローがいつの時代にもどの国にも存在するものだが、スーパーマンほど世界共通して有名なヒーローはいないのではないだろうか。スーパーマンの誕生は1938年に遡る。コミックでデビューを飾り、アニメ、映画、テレビと数多くの作品が製作されたが、やはりクリストファー・リーヴ主演で映画化された人気シリーズが日本人にとっての代表的なスーパーマン。そんな永遠のヒーローとして歴史に名を刻んだ男が“リターンズ”として現代に再登場するというのだからファンならずとも期待が膨らむのは当然のこと。スーパーマン世代もそうじゃない世代も楽しめる娯楽映画として帰ってきたのだ!

『ラフ ROUGH』レビュー 画像
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『ラフ ROUGH』レビュー

昨夏の『タッチ』に続き、今夏はあだち充作品の中でも評価の高い『ラフ』が映画化! 高校の水泳部を舞台に商売がたき同士の和菓子屋の娘と息子の恋を描いた、現代版『ロミオ&ジュリエット』なのだが、この映画『ラフ』の何がすごいかって──夏、プール、恋というサマー・ムービーに欠かせない三拍子が揃っているうえに、主演が長澤まさみ×速水もこみち! これは原作ファンならずともひと夏の爽やか〜な恋に酔いしれたいと思ってしまうはず。もこみち君の華麗でダイナミックな泳ぎ、長澤まさみちゃんのスレンダーな水着姿に見とれつつ、競泳シーンは本物さながらの試合を見ているような迫力を味わえてしまうのだ。もちろん、青春映画ならではの甘酸っぱい恋も健在。思うように気持ちを伝えられなかったり、好きなのに強がってしまったり。そんな「好き」の一言がいえない十代の揺れる恋心にもどかしさを感じながらドキドキ……という感じでみどころは盛りだくさん! でも、なぜか印象深いのは歌謡曲喫茶「チロリン」の店長。あのインパクトには全てが負けそうな気も(笑)。

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『愛と死の間で』アンディ・ラウ来日インタビュー

俳優として、歌手として20年間トップを走り続ける香港のトップ・スター、アンディ・ラウ。香港は本よりアジア、世界とその活躍の場を広げ、映画出演はなんと100本以上! そして、役者としての不動の地位を確立した『インファナル・アフェア』シリーズの最終章『インファナル・アフェア 終極無間』の直後に彼が選んだのは、夫婦愛をテーマにしたラブストーリー『愛と死の間で』だった。「悲しいけれど希望のあるラブストーリーに惹かれた」というアンディ・ラウに映画の魅力、そして「愛」とは何かをインタビューした。

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『おさるのジョージ』レビュー

おもわず笑みがこぼれてしまう。なぜか心が温まる。"おさるのジョージ"を一言で説明するとそんな感じだろうか。2匹のマーモセットモンキーを飼っていたというハンス・アウグスト・レイ夫妻(夫ハンスがイラストを手掛け、妻マーガレットが物語りを創作)によって1941年に生み出された小さな子ざるのジョージは、半世紀以上に渡って愛され続けているキャラクター。日本でも1954年に「ひとまねこざる」のタイトルで出版され、現在は「おさるのジョージ」でロングセラーとなっている絵本だ。今まで映画化が浮上しては流れていただけにジョージのスクリーンデビューはかなり嬉しい!

『ハイジ』レビュー 画像
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『ハイジ』レビュー

天真爛漫な少女ハイジ、透けるような青空にそびえ立つアルプスの山々、おいしそうな手作りチーズ……とにかく心洗われる要素がぎっしりと詰まった癒し系。原作があまりにも有名だと「原作は超えない……」と、期待薄になってしまいがちだがこの「ハイジ」は違う! ヨハンナ・シュピリの小説を読んだことのある人も、アニメーションの「アルプスの少女ハイジ」を見たことのある人も、大切にしまってある記憶を壊すことなく新たなハイジに出会えるのだ。その理由のひとつは何と言ってもハイジ役のエマ・ボルジャーの魅力。「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」でも愛らしさを放っていたが、今回はそこにたくましさがプラス。ハイジはどんな境遇に陥ってもすべてを"楽しみ"に変えてしまう力、さらに出会った人を"幸せ"にしてしまう力を持った少女なのである。もちろん、観客にもその幸せが贈られる。自分にとって「大切な人は誰なのか」「幸せとは何なのか」──映画を観終わるときっと大好きな人に会いたくなる、安らぐ場所に行きたくなるはず。あと、観る前にチーズ屋さんもチェック! アルムおじいさんの作るやぎのチーズを見たら絶対食べたくなるので(笑)。

『ダメジン』佐藤隆太インタビュー 画像
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『ダメジン』佐藤隆太インタビュー

昨年、『イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』が続けて公開され話題を集めた三木聡監督。実はこの2作品よりも前に初の劇場用として制作された映画があったことをご存じだろうか。それは、3人の駄目な大人の終わらない夏休みを何ともゆるく描いた『ダメジン』。三木監督の原点というべき作品でありながらも2002年に制作されたままあわやお蔵入りか!? と思われていたが、なんと3年越しについに公開! 主演は『海猿』『木更津キャッツアイ』シリーズ等、映画にドラマに活躍する佐藤隆太。彼が惚れ込んだ三木聡監督の世界観、そして脱力系、ゆる系と言われる『ダメジン』の魅力を語ってもらった。

『幸せのポートレート』レビュー 画像
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『幸せのポートレート』レビュー

「恋愛と結婚は別モノ」──女同士の会話で時々登場するこの台詞。若い頃は全然理解できなかったけれど、適齢期と言われる年齢に近づくほど女性は「恋愛」と「結婚」の定義に翻弄されてしまうものだ。サラ・ジェシカ・パーカー演じるメレディスは仕事ができて何もかも完璧にこなしてしまう女性。もちろん、恋愛にも完璧を求めている。なのに、理想の結婚が手に入る直前に「ん? 何か違う…」と感じてしまう。それが意味するのは、ドレスや靴のように自分という人形に恋人をあてがっているうちは本当の幸せはつかめない……ということなのか? そして、意外にもメレディスタイプの女性はけっこう多い(笑)。自分の恋愛に「?」がある人、何故かいつも恋が上手くいかない人、結婚という二文字に縛られている人、そんな人にとって『幸せのポートレート』は最高の処方箋になるはず。

『美しい人』ロドリゴ・ガルシア監督 来日インタビュー 画像
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『美しい人』ロドリゴ・ガルシア監督 来日インタビュー

デビュー作である『彼女をみればわかること』('99)で、5人の女性が日常で直面する痛みや孤独を描き注目を浴びたロドリゴ・ガルシア監督。最新作である『美しい人』では、9人のアメリカを代表する女優による9つの物語を作り上げた。なぜ女性ばかりを主人公に据えるのか、なぜ短編にこだわるのか、来日した監督にその心中をインタビューした。

『タイヨウのうた』YUIインタビュー 画像
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『タイヨウのうた』YUIインタビュー

またひとつ、泣ける青春ラブ・ストーリーが誕生した。太陽にあたることのできない難病XP(色素性乾皮症)と闘う、歌うことの大好きな少女の初恋を描いた『タイヨウのうた』だ。ヒロインに抜擢されたのは、昨年の月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌「Feel my soul」でデビューを飾ったシンガーソングライターのYUI。主人公・雨音薫を演じてみたいと思ったきっかけを次のように語ってくれた。

『ポセイドン』エミー・ロッサム&ウォルフガング・ペーターゼン監督来日インタビュー 画像
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『ポセイドン』エミー・ロッサム&ウォルフガング・ペーターゼン監督来日インタビュー

1972年に公開され、パニック映画の火付け役となった『ポセイドン・アドベンチaャー』。34年の歳月を経てこの名作のリメイクに挑んだのは、『エアフォース・ワン』(1997)、『トロイ』(2004)など、数多くのハリウッド大作を手掛けてきた巨匠ウォルフガング・ペーターゼン。高さ50メートルの波に呑み込まれ逆さまになった豪華客船の運命、極限の中で繰り広げられる人間ドラマ、21世紀の『ポセイドン』とはいったいどんな映画なのか? 来日した監督と出演のエミー・ロッサムにその面白さを直撃インタビューした。

『アンジェラ』リー・ラスムッセン来日インタビュー 画像
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『アンジェラ』リー・ラスムッセン来日インタビュー

『ジャンヌ・ダルク』('99)以降、監督業を離れ『TAXi』('97)や『トランスポーター』('02)などプロデューサーとして数多くの作品を手掛けてきリュック・ベッソンが、6年の沈黙を破って監督に復活した! 構想10年、監督10作目に描かれるのは“純粋な愛”をテーマに据えたラブ・ストーリー『アンジェラ』。そして、『レオン』('93)のナタリー・ポートマン、『ジャンヌ・ダルク』のミラ・ジョヴォヴィッチに続くベッソン・ミューズに選ばれたのは、GUCCI専属のスーパーモデルとして活躍するリー・ラスムッセンだ。

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『クラッシュ』レビュー

本作は、黒人の青年、刑事、雑貨経営者、鍵屋、ある2組の夫婦……一見、何も繋がりのない人々に、実は接点が! という『ラブ・アクチュアリー』や『大停電の夜に』に共通する"人はどこかで繋がっている"をテーマにした作品です。ただ、この『クラッシュ』は、些細なきっかけで生まれる悲しい暴力の連鎖を全面に出している点で、他の作品とは一線を画しています。様々な人種が溢れる街、ロサンゼルスの36時間に起きる出来事──そこに詰まった痛みと愛にグッときます。同タイトルということもあって、つい、クローネンバーグ監督のちょっぴり(?)異常な『クラッシュ』を思い出してしまったけれど(笑)、本作は現代人の叫び声を描いたヒューマン・ドラマ。ぶつかり合いながらも人は触れ合いを求めているんだなと考えさせられました。

『秘密のかけら』レビュー 画像
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『秘密のかけら』レビュー

なんと言ってもケヴィン・ベーコンとコリン・ファースというセクシー俳優の競演がみどころでしょう! 特に『ブリジット・ジョーンズの日記』のダサ男ダーシーの印象が薄れてしまうほど艶っぽさを醸し出しているコリン・ファースがいい! そして、謎に包まれたスキャンダルを追う美人ジャーナリスト役のアリソン・ローマンがこれまたいい! 今まで少女役の多かった彼女が大胆ヌード(美しい!)に挑んでいるというのもかなり衝撃的です。50年代ハリウッドのショウビズ界に隠されたある事件(秘密)が徐々に明らかになっていく様にハラハラ、3人の危うい関係にドキドキ。秘密を抱えて生きることの重さがズシリと伝わってきて、自身の些細な秘密もチクリと痛んだり…(笑)。

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『そして、ひと粒のひかり』レビュー

主人公マリアは、今いる自分の場所から逃げ出したくて家族も恋人も仕事も何もかも捨ててコロンビアの田舎町からニューヨークへ……と言うと、サクセス・ストーリー風に聞こえるけれど、彼女が選んだ仕事はなんと麻薬を胃の中に飲み込んで密輸する“ミュール(運び屋)”。死と隣り合わせの恐怖、犯罪に手を染める罪悪感……17歳の少女のとった決断にハラハラドキドキしながらも、生きて行くって大変なことなんだなぁ?としみじみ。ミュールという仕事は決して許されるものではないけれど、悩みや不満を持っていても「ま、仕方ないか…」と、つい妥協してしまっている自分がちょっと情けなく感じてしまったり。重いテーマでありながらも希望に溢れたラストは清々しいし、何よりもマリアを演じたカタリーナ・サンディノ・モレノの飾らない美しさが新鮮!

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