数々のベストセラー小説を送り出してきた伊坂幸太郎。これまでに「アヒルと鴨のコインロッカー」や「死神の精度」などが映画化され、話題を呼んだが、2009年も『重力ピエロ』、『フィッシュストーリー』と立て続けに著書の映画化作品が公開を迎える。つい先ごろ完成した『重力ピエロ』の世界最速試写会が、12月22日(月)、原作小説の舞台であり撮影が行われた仙台にて開催された。当日は、はるばる東京からたくさんのファンが駆けつける中、森淳一監督と主演の加瀬亮、岡田将生によるトークショー、そして共演の小日向文世と鈴木京香も交えての舞台挨拶が行われた。
累計発行部数100万部を超える乙一の本格ミステリー小説を映画化した『GOTH』。人間の持つ残酷な面に異常なまでに興味を持つ2人の高校生が、身近で起きたある猟奇殺人事件に惹きつけられていくさまを描いた本作が12月20日(土)に公開を迎え、主演の本郷奏多と高梨臨、高橋玄監督による舞台挨拶が行われた。
他人の夢に入り込む能力を持つという特殊能力を持った青年が、苦悩を抱えながらも、その力を駆使して活躍する姿を描いた『悪夢探偵』の続編、『悪夢探偵2』が12月20日(土)に公開を迎えた。公開劇場のシネセゾン渋谷にて初日の舞台挨拶が行われ、主演の松田龍平を始め、三浦由衣、市川実和子、光石研、そして塚本晋也監督が登壇した。
江戸川乱歩が生んだ怪人二十面相を全く新しい角度から捉え直して話題を呼んだ北村想による「怪人二十面相・伝」(小学館刊)を映画化した『K-20 怪人二十面相・伝』が12月20日(土)に公開を迎えた。初回上映後には主演の金城武、松たか子、仲村トオル、本郷奏多、國村隼と佐藤嗣麻子監督が登壇して舞台挨拶が行われた。
中高生の間で圧倒的な支持を得たケータイ小説を原作に、“運命の赤い糸”をめぐる純粋で切ない中高生の恋愛模様を描いた『赤い糸』。これまでにない連動企画として、先日よりフジテレビにて放送スタートしたTVドラマと同キャスト・スタッフで製作された本作が、満を持して12月20日(土)に公開! 同日、上映前の舞台挨拶に主演の南沢奈央と溝端淳平、木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、鈴木かすみ、田島亮ら総勢9名のキャストと村上正典監督が登壇した。
国家公務員として“公認魔法士”という職業が日常に存在する新しい世界を舞台に、魔法遣いの宿命を背負った少女の恋と成長を描いた青春ファンタジー『魔法遣いに大切なこと』。脚本コンクールの城戸賞に応募された脚本を基に、これまで漫画化やTVアニメ化されてきた本作がついに映画化され、12月20日(土)に公開を迎えた。上映前の初日舞台挨拶に中原俊監督と主演の山下リオ、岡田将生、木野花、緑友利恵が登壇した。
合計4時間を超える2部構成で、20世紀最大の革命家、チェ・ゲバラの闘いの足跡、そしてその死を綴った『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』が来年1月に連続して公開を迎える。12月18日(木)、来日中のスティーヴン・ソダーバーグ監督と主演のベニチオ・デル・トロが出席しての記者会見が行われた。
ある日突然、N.Y.のセントラルパークに謎の球体が飛来する。中から現れたのは、我々よりも遥かに高度な文明の代表としてやって来た、クラトゥという名の宇宙人。「地球を救うためにやって来た」と語るクラトゥだが、そのために彼が選んだ手段とは——? 1951年に製作された傑作SF映画をリメイクした『地球が静止する日』。12月19日(金)の公開を直前に控え、キャスト・スタッフ陣が来日、12月17日(水)に主演のキアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミスとスコット・デリクソン監督が出席しての記者会見が行われた。
男たちの迫真の逃亡劇と知能戦をスリリングに描き、「24」を超え、日本国内の2007年度レンタルNo.1に君臨した、大人気ドラマ「プリズン・ブレイク」。脱獄に全米中を逃亡、そしてまた脱獄、さらに深まる謎…と、シーズンを追うごとに深みを増す本作だが、遂にシーズン4に突入! この大人気の立役者で、頭脳明晰、スマートな主人公・マイケルを演じるウェントワース・ミラーがこのほど来日し、12月17日(水)に記者会見を行った。
早稲田大学内の映画サークルにより運営され、自主制作映画が各賞を競い合う「早稲田映画まつり」。21回目を迎える今年も多くの作品が上映されるが、初日の12月15日(月)、自身初の実写映画となる『ヘブンズ・ドア』の公開を来年2月に控えるマイケル・アリアス監督と宇田充プロデューサーをゲストに迎えてトークイベントが行われた。
キューバ革命の立役者で、その人生を革命に捧げたエルネスト・“チェ”・ゲバラ。彼はどのようにして革命に身を投じ、どのような思いを抱え39歳で人生に別れを告げたのか? 20世紀最大のカリスマの足跡を2部構成で描いた『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』が来年1月に立て続けに公開される。12月16日(火)、本作のジャパンプレミアが開催され、主演のベニチオ・デル・トロとスティーヴン・ソダーバーグ監督が出席した。
とある美しい湖畔の別荘でバカンスを楽しむファーバー一家は、一見礼儀正しい2人の青年を家に招き入れる。それが恐怖のゲームの始まりだとはつゆ知らず——。平和に暮らす一家を恐怖のどん底に突き落とす理不尽な生き残りゲームを描いた、戦慄のサスペンス『ファニーゲーム U.S.A.』が、12月20日(土)より公開される。これに先駆けて、主演のマイケル・ピットとブラディ・コーベット扮する不気味な2人組と同じ、全身白ずくめのイケメン外国人集団が山手線各駅をジャック! 都内の主要スポットに出没し、街を一時騒然とさせた。
ティーンから大人まで幅広い支持を得てきた人気ドラマを映画化した『特命係長 只野仁 最後の劇場版』が、現在全国にて公開されている。邦画、洋画の超大作が並ぶ中で、初登場5位をマークした本作のヒットを記念して、12月14日(日)、公開劇場の丸の内ピカデリーにて、主演の高橋克典がファンへの感謝舞台挨拶を行った。
人に幸せと喜びを運ぶために魔法遣いを目指す少女・ソラの成長、そして甘く切ない初恋を描いた青春ファンタジー『魔法遣いに大切なこと』。12月20日(土)の公開に先駆けて、15日(月)、本作のプレミア試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に中原俊監督と主演を務めた期待の新人、山下リオと岡田将生が登壇した。
かつて母の命を救ってくれた航空救難団に憧れ、女性初の救難ヘリのパイロットとなった川島遥風(はるか)。過酷な訓練や救助活動を通して、彼女が仲間と共に成長していく姿を描いた『空へ —救いの翼 RESCUE WINGS—』が12月13日(土)に公開を迎えた。初日に舞台挨拶に主演の高山侑子をはじめ井坂俊哉、鈴木聖奈、瀬戸早妃、手塚昌明監督が登壇した。
厨子とは仏堂の形をした、仏像を安置する箱のこと。現在、法隆寺にあり、飛鳥時代の建築、工芸、絵画の粋を集めて作られた最高傑作が“玉虫厨子(たまむしのずし)”である。この玉虫厨子を、平成の匠たちの手で現代に蘇らせるという壮大なプロジェクトを追ったドキュメンタリー映画『蘇る玉虫厨子』が先日より公開されている。これを記念して、12月13日(土)より国立科学博物館にて、平成版の玉虫厨子を展示する「蘇る技と美 玉虫厨子」展がスタート。オープニング・セレモニーが行われた。
かつて、犯罪王アル・カポネがその名を馳せたシカゴで、1980年代、巨大マフィア組織がひとりの日系人によって壊滅へと追い込まれた。男の名はケン・エトー。“東京ジョー”と呼ばれ、全米のマフィアからも恐れられる組織の大幹部だった彼は、なぜ組織を裏切ったのか? その軌跡を追ったドキュメンタリー『TOKYO JOE マフィアを売った男』が12月13日(土)に公開を迎えた。これを記念して奥山和由プロデューサー、小栗謙一監督によるトークイベントが開催され、ゲストとして雅楽演奏家の東儀秀樹も出席した。
心優しく、極端に女性に対してシャイな青年・ラースが連れてきた新しいガールフレンド、ビアンカ。だが、彼女はリアル・ドールだった——!? 『きみに読む物語』の二枚目俳優ライアン・ゴズリング扮するラースと彼を見守る家族や町の人々のドラマを描いた、心温まる感動作『ラースと、その彼女』が12月20日(土)に公開される。これを記念し、このたびヒロインのリアル・ドール、ビアンカが来日! 彼女のハリウッド仲間というディラン・マッケイ(なだぎ武)、さらにスペシャルゲストとして大阪名物の人形タレント・くいだおれ太郎を招いてのクリスマスイベントが開催された。
尊厳死というテーマを真正面から描き、2004年度のアカデミー賞主要4部門を独占した傑作『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりにクリント・イーストウッドが監督・主演を務めた『グラン・トリノ』。本作のワールド・プレミアが12月9日(現地時間)、ロサンゼルスのSteven J.Ross Theaterで開催され、イーストウッドをはじめとする本作のキャストほか、同監督作『チェンジリング』に主演したアンジェリーナ・ジョリーなど多くの著名人がレッドカーペット・セレモニーに駆けつけた。
恋愛小説を広く発掘する「日本ラブストーリー大賞」の第一回大賞に選ばれた原田マハの原作を基に、“絵馬”を通じて出会う男女の恋を描いた『カフーを待ちわびて』。玉山鉄二、マイコを主演に迎え、美しい沖縄を舞台に撮影された本作が完成! 12月9日(火)に完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に中井庸友監督、玉山さん、マイコさん、共演の尚玄、宮川大輔、白石美帆が登壇した。
「ロングバケーション」、「オレンジデイズ」など数多くのヒットドラマの脚本を手がけ、恋愛ドラマの一時代を築いた脚本家・北川悦吏子が、初の映画監督に挑戦! 岩井俊二(プロデューサー)とのタッグで、高校生の初々しい恋模様を綴った『ハルフウェイ』が2009年2月に公開される。これに先駆け、12月9日(火)、本作の完成披露試写会が行われ、北川監督と岩井プロデューサーに主演の北乃きい、岡田将生が上映前の舞台挨拶に登壇した。
あのかわいらしい妖精ティンカー・ベルはどのように生まれたのか? 彼女がピーター・パンと出会う以前の物語をディズニーが最新3D技術を駆使して映画化した『ティンカー・ベル』。12月23日(火・祝)の公開に先駆け、12月6日(土)に本作の試写会が行われ、日本語吹き替え版のエンディング・テーマを担当する湯川潮音が登場した。