進むべき道を模索しているカメラマンの聡とフラワーデザイナーを目指して花屋でアルバイトを続ける七緒。人生の岐路に立つ30歳の2人を結び付けたのは、アパートの壁越しに聞こえてくる何気ない音だった——。絶大な人気を誇る岡田准一と麻生久美子の2人を主演に迎えて贈る大人のための恋のススメ『おと・な・り』。5月16日(土)に公開を迎える本作の完成記者会見が3月9日(月)に行われ、岡田さんと麻生さんに加え、岡田義徳、谷村美月、池内博之とメガホンを握る熊澤尚人が出席した。
リリー・フランキーがシネマカフェにメッセージ! イラストレーター、エッセイスト、小説家、ミュージシャンなど各方面で多彩な活躍を見せるリリーさんが主演を務めた『ぐるりのこと。』のDVDが先日より発売されている。これを受けて、先月27日(金)にはリリーさん、橋口亮輔監督、音楽を担当したAkeboshiを迎えてトーク&ライヴイベントが開催されたが、その場でリリーさんはシネマカフェの読者に向けてメッセージを寄せてくれた。
死と隣り合わせの極限状況で、時の独裁者・ヒトラーの暗殺に命を賭けたひとりの男がいた。彼の名は、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐。80億円以上の巨費を投じ、ドイツで伝説の英雄として語り継がれる彼の生きざまとそのまわりを渦巻く様々な思惑を描いたサスペンス・アクション超大作『ワルキューレ』が3月20日(金・祝)より公開される。これに先立ち、主演のトム・クルーズが約3年ぶりに来日! “ワルキューレ号”という名を冠したヘリコプターに乗って派手に登場し、東京の地にに降り立った。
40年にわたり、国内だけでなく世界の写真界を牽引してきた巨匠・操上和美が、その独特の観察眼を生かして初メガホンを取った『ゼラチンシルバーLOVE』。本能のまま突き動かされる男と女のエロティシズムに満ちたドラマを描いた本作が、3月7日(土)に公開初日を迎えた。同日行われた舞台挨拶には、多くのマスコミ陣がかけつける中、先日妊娠を発表した主演の宮沢りえ、永瀬正敏、そして操上監督が登壇し、初日の喜びを語った。
堺雅人を主演に、極寒の南極で研究に没頭する南極越冬隊員と彼らのために派遣された料理人のドラマを描いた『南極料理人』。1月下旬に北海道の網走にてクランクインし、その後、場所を都内のスタジオに移して撮影。先日、撮影現場が報道陣に公開され、堺さんをはじめ、沖田修一監督、共演の生瀬勝久、きたろう、高良健吾、そして豊原功補が取材に応じてくれた。
ニコガク野球部が帰ってきた! 森田まさのりの同名人気漫画を原作に、問題児たちが一人の熱血教師、そして高校野球との出会いをきっかけに、夢を持つことの大切さを学び、成長していく姿を描き人気を博したドラマ「ROOKIES」。ドラマの続編となる劇場版『ROOKIES−卒業−』が5月30日(土)より公開される。すでに本作の前売鑑賞券の発売が開始されているが、これを記念して3月8日(日)に特別イベントが開催され、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介らニコガク野球部のメンバーが集結した。
日本でも近年にない盛り上がりを見せたアカデミー賞。日本国内での熱狂の中心にあったのは、間違いなく『おくりびと』の外国語映画賞受賞という快挙である。受賞から数日を経た2月28日(土)には主演の本木雅弘が現地から帰国し、滝田洋二郎監督と共に記者会見を開いた。さらに翌週、本作は公開25週目にして興行成績1位という偉業を達成した。第32回モントリオール世界映画祭のグランプリに始まり、アカデミー賞受賞で計61冠を達成した本作だが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった…。会見で本木さん、監督はアカデミー賞の瞬間の様子やこれまでの軌跡、そしてなぜ本作がここまで多くの人々の心を動かしたのかに言及した。
日本の国民的人気アニメを、おなじみのフレーズをそのままに、実物大のメカたち、そして櫻井翔ら豪華キャストで実写化させた『ヤッターマン』。TVを中心に一斉プロモーションを展開し大きな注目を集めてきた本作が3月7日(土)、遂に公開を迎えた。初回上映後の舞台挨拶に櫻井さんと福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、岡本杏理、阿部サダヲら俳優陣と、完全実写化を成し遂げた鬼才・三池崇史が登壇した。
累計700万部以上を売り上げる大ヒット医療サスペンス“田口・白鳥”シリーズの中でも特に高い人気を誇る一作が映画化。『ジェネラル・ルージュの凱旋』が3月7日(土)に公開初日を迎え、初回上映後の舞台挨拶に、前作『チーム・バチスタの栄光』に続き監督を務めた中村義洋、主演コンビの竹内結子と阿部寛、堺雅人、羽田美智子、山本太郎、貫地谷しほりの総勢7名が顔を揃えた。
タリバンによって破壊された石仏の瓦礫がいまだに残るアフガニスタンのバーミヤン。タリバンが去った後、世界から忘れられたこの地を舞台に子供たちの視点でアフガニスタンの現実を描写した『子供の情景』。4月18日(土)の公開を前に、ハナ・マフマルバフ監督が母国イランより来日を果たし、3月5日(木)に記者会見が開かれた。
ハワイ島の北にある、小さな日系移民の町・ホノカアを舞台に、この町にふとやってきた青年・レオと町の人々の心温まる交流、そして成長を描いた『ホノカアボーイ』。全編を通して、本場ハワイで撮影された優しい映像が流れる本作のエンディングに流れるのは、斉藤和義作曲で小泉今日子が歌う主題歌「虹が消えるまで」。3月5日(木)、公開に先駆けた本作の試写会にて、2人による同曲初のライヴセッションが実現し、主演の岡田将生、自身をモデルとした同名原作小説を手がけた吉田玲雄を交えた舞台挨拶が行われた。
最終日には、映画祭に関わった人たちを労うパーティ“さよならビュッフェ”が開かれた。どの映画祭でもボランティア・スタッフの活躍が映画祭を支えているものだが、このゆうばり国際ファンタスティック映画祭では、特に彼らの存在の大きさを感じた。この日のパーティでも、ボランティアの人たちが北海道の郷土料理・石狩鍋をはじめ、食べきれないほどの手作り料理でもてなすなど、とにかく地域と映画祭の密着度が高い。もちろん、映画祭の関係者やスタッフだけではなく、彼らと来場者との距離が近いからこそ、毎年この映画祭に訪れるというファンも多いのだ。
原田マハによる第1回日本ラブストーリー大賞の大賞作品に、オリジナルの結末を加える形で映画化した『カフーを待ちわびて』が2月28日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶に主演の玉山鉄二にマイコ、勝地涼、尚玄、宮川大輔に白石美帆、沢村一樹、そして主題歌を歌うmoumoon(YUKA、柾昊佑)の2人と中井庸友監督の総勢10名が登壇した。
成海璃子のコメディ初主演として注目を浴びている『罪とか罰とか』。ひょんなことから一日署長を務めることになった売れないグラビアアイドルに降りかかる、ビミョーな難題と一日署長の枠を超えて奮闘する彼女の姿を描いた本作が2月28日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶には主演の成海さんを始め、犬山イヌコ、山崎一、奥菜恵、安藤サクラ、そして監督のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が登壇した。
リリー・フランキーと木村多江を主演に迎え、法廷画家の夫と編集者の妻の10年の歩みを綴った『ぐるりのこと。』。昨年劇場公開され、静かに、しかし確実に、心に沁み入るように多くの人々に称賛をもって受け入れられた本作が早くもDVDでリリースされた。これを記念して、2月27日(金)にタワーレコード渋谷店にてトーク&ライブイベントが開催され、リリー・フランキー、橋口亮輔監督、そして本作の音楽を手がけたAkeboshiが参加した。
新しい才能の発掘の場として注目を集めているオフシアター・コンペティション部門。今年の応募総数は302本。そのうちの10本が今回の映画祭で上映となり、3月1日(日)のクロージング・セレモニーでグランプリが発表された。第19回のグランプリに輝いたのは、入江悠監督『SR サイタマノラッパー』。これまでにも、『OBSESSION』(2003年度)、『SEVEN DRIVES』(2004年度)が同部門に入選している監督だが、『SEVEN DRIVES』は審査員にボロクソ言われ、今回は期待せずに挑んだのだとか。だが、結果は見事、グランプリ! 「これからも自分に嘘をつかず、正直な思いを映画にしていきたい。開催期間中、自分の作品の上映時にこっそり会場を観に行き、お客さんの反応を見て泣いてしまいました」と、受賞もさることながら観客の姿に心打たれたと喜びを語った。
人気お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が“品川ヒロシ”のペンネームで自身の青春不良時代を基に綴った大ベストセラー「ドロップ」。不良漫画のカリスマ・高橋ヒロシによるコミック化に続き、品川さん自らがメガホンを取った同名映画が3月20日(金・祝)に公開される。これに先駆けて3月2日(月)、品川さんの本拠地・吉本興業の中庭にて本作の完成会見が行われ、品川“監督”はじめ主演の成宮寛貴、水嶋ヒロ、中越典子、本仮屋ユイカが出席した。
韓国の連続殺人鬼ユ・ヨンチョル事件をベースに、韓国版『セブン』とも言えるサスペンス・アクション『チェイサー』を作り上げたナ・ホンジン監督が、映画祭4日目となる3月1日(日)にゆうばり映画祭を訪れ、上映終了後に舞台挨拶を行った。本作が長編デビュー作となるが、韓国のアカデミー賞である「第45回大鐘賞」では6部門の賞を独占。レオナルド・ディカプリオによるハリウッド・リメイク決定など、注目を浴びている監督のひとりだ。そんな話題作をいち早く観ようと会場には多くの観客が来場。大きな拍手で監督を迎えた。
1966年に第一回シリーズが放送されて以来、5本のテレビシリーズ、10本の劇場版が作られ、そのエピソード総数は700にものぼる不動の人気SFシリーズ「スター・トレック」。世界中から愛されてきた本作が、「LOST」、『M:i:III』、『クローバーフィールド/HAKAISHA』などを手がけたヒットクリエイター、J.J.エイブラムスの手によって新たに映画化された。2月27日(金)、本作の映像の一部が世界で初めてお披露目となり、来日中のエイブラムス監督が直々にその見どころを語った。
あの「ハリー・ポッター」シリーズに次ぐ、全世界第2位の大ベストセラー・シリーズが映画化! 美しきヴァンパイアと人間の少女の禁断の恋を描き、全米はもちろん、世界中で社会現象を巻き起こしている『トワイライト〜初恋〜』が4月4日(土)についに日本に上陸する。これに先駆け、主演のロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナーの3人が来日。2月27日(金)に記者会見が行われた。
先日行われたアカデミー賞授賞式に、かたや司会者、かたや助演女優賞のプレゼンターとして登場したヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマン。共にオーストラリア出身で、すでにハリウッドでも確固たる地位を持つ2人が、バズ・ラーマン監督による『オーストラリア』を携えて、緊急来日を果たした。日本での公開を2日後に控えた2月26日(木)、ニコール、ヒュー、そしてラーマン監督が都内で行われた本作のジャパン・プレミアに出席した。
映画を観る以外の楽しみと言えば、やはり食事! 特にゆうばり映画祭に行ったらまず必ず食してほしいのは“カレーそば”なのだとか。というわけで、ゆうばり市民会館とホテルシューパロの近くにある、「藤の家」という、カレーそば・うどんの有名店へ。映画祭の開催期間中は観客やゲストの多くが足を運び、店内の壁には著名人の写真やサインもズラリ。そして、気になるカレーそばはというと…とにかく、丼いっぱいに盛られてくるその見た目にまずびっくり! 続いてカレー汁に浸っているそばのボリュームにびっくり! 「こんなに食べられるのか!?」と不安になるほど。でも、女性でも完食できるということは、そう! かなり美味。