数々の映画賞を総なめにした『ゆれる』の西川美和監督の下、とある僻村で慕われる一人の医者の“嘘”を軸に、現代日本が抱える医療問題を浮き彫りにさせる『ディア・ドクター』。本作が6月27日(土)に公開初日を迎え、西川監督はじめ、本作で映画初主演を果たした笑福亭鶴瓶、瑛太、八千草薫が舞台挨拶に登壇した。
美しい自然に恵まれた沖縄の離島、渡名喜島を撮影地に、最愛の人を亡くした悲しみを乗り越えて生きる少女、そして父親との絆を描いた感動作『群青 愛に沈んだ海の色』。6月27日(土)、本作が公開初日を迎え、主演の長澤まさみ、佐々木蔵之介、良知真次、田中美里、そしてメガホンを取った中川陽介監督が初回上映後の舞台挨拶を行った。
昨年の流行語大賞のトップ10にも選ばれた、80年前のプロレタリア文学の名作を現代に蘇らせた『蟹工船』。公開を7月4日(土)に控え、6月24日(水)、本作の特別試写会が開催され、今回映画初出演を果たし、本作の宣伝隊長に就任したお笑いコンビ・TKO(木下隆行・木本武宏)が駆けつけた。観客をサプライズでお出迎え、その後SABU監督と合流し舞台挨拶を行った。
世界中で賛否両論を呼んだベストセラー小説「わたしのなかのあなた」を原作に、『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督と脚本ジェレミー・レヴェンの再タッグのもと、キャメロン・ディアスが初の母親役に挑んだ注目作『私の中のあなた』(原題:MY SISTER’S KEEPER)。6月26日(金)のアメリカとイギリスの同時公開に先駆けて、6月24日(現地時間)、本作のN.Y.プレミアが行われ、キャメロンを始めとする本作のキャスト・スタッフが揃って登場した。
ローマのコロッセオやスペイン広場、ナポリのカゼルタ宮殿に、アマルフィ海岸など世界遺産を含む数々のイタリアの名所でのロケを敢行し、完成前から大きな話題を呼んでいた『アマルフィ 女神の報酬』。本作の完成披露試写会が6月24日(水)に開催され、主演の織田裕二を始め、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、伊藤淳史、佐野史郎に監督の西谷弘が上映前の舞台挨拶に登壇した。
謎のエイリアン・ロボットが地球に襲来。人類を救うべく迎え撃つは、地球が誇る(?)モンスター軍団! この夏、日本に上陸する、奇想天外な一大パニック・アニメーション『モンスターVSエイリアン』。6月23日(火)に本作の3Dジャパン・プレミアが開催された。3Dプレミアと掲げた通り、ドリームワークス・アニメーション初の本格3D作品となった本作を、観客は3Dメガネを着用して鑑賞。上映前には日本語吹き替え版で主人公のスーザンの声を演じたベッキーと、水色のスライム状の破壊不可能なモンスター・ボブの声を担当した日村勇紀(バナナマン)による舞台挨拶も行われた。
情熱の国スペイン・バルセロナを舞台に、タイプも生き方も全く違う女性3人と1人の魅力あふれる男性のスリリングな“4角関係”を描いた、ウディ・アレン監督最新作『それでも恋するバルセロナ』。いよいよ6月27日(土)に公開される本作が、日本においてスペイン及びバルセロナの文化を普及した功績を評価され、スペイン大使館から感謝状を贈られることになった。そして、このたび本作を応援する『それ恋』親善大使に就任したのが、恋のうわさで持ちきりのエビちゃんこと蛯原友里! 同22日(月)、映画を代表して感謝状を受け取るイベントが行われた。
ネット社会にはびこる裏サイトの罠にはまった女子高生を助けるべく、勝手に正義に目覚めたしがない男3人が巻き起こす奮闘劇を笑い満載に描いた『守護天使』。『キサラギ』の佐藤祐市監督の下、お笑い芸人・カンニング竹山がキレキャラを封印して映画初主演に挑んだ本作が6月20日(土)に公開初日を迎えた。上映後には監督と竹山さんはじめ、共演の佐々木蔵之介、與真司郎(AAA)、忽那汐里が揃い、満員御礼の中、舞台挨拶を行った。
2007年のクランクインから、立山連峰にて200日を超える日々の撮影を敢行。優に3,000メートルを越える標高での撮影も行われ、そのときの最低体感温度は氷点下40という、まさにスタッフ、キャスト陣の苦労の結晶として誕生した『劔岳 点の記』が6月20日(土)、ついに全国公開を迎えた。初回上映後には舞台挨拶が行われ、木村大作監督を始め、主演の浅野忠信、香川照之、松田龍平、宮崎あおい、仲村トオルが登壇した。
休暇でバルセロナを訪れた親友同士の女性2人とそこで出会った画家の男、さらにはその元妻をも巻き込んで繰り広げられるロマンスと騒動を描いた、ウディ・アレン最新作『それでも恋するバルセロナ』。本作の特別試写会が6月19日(金)に行われ、上映後には漫画家でコラムニストの辛酸なめ子、同じくコラムニストで小説も手がけているLilyを迎えてのトークショーが行われた。
先に行われたカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、称賛と共に迎えられた是枝裕和監督の『空気人形』。日本でも高い人気を誇る、韓国の実力派女優ペ・ドゥナを主演に、心を持ってしまった“空気人形”と周囲の人間とのドラマを描いた本作の完成披露記者会見が6月18日(木)に行われた。ロシア・千島列島の火山噴火の影響で飛行機が欠航し、ペ・ドゥナが会見には間に合わず、その後の舞台挨拶にも間に合わないかと思われたが、何とか舞台挨拶途中で登場。是枝監督および共演のARATA、板尾創路らと共に観客の完成を浴びた。
先月30日に公開されるや、わずか19日間で全国430万人の動員、興行収入50億円突破という、本年度の公開邦画トップのヒットを記録した『ROOKIES−卒業−』。この大成功を記念して、6月17日(水)、佐藤隆太率いる“ニコガク”メンバー、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之の総勢11人が、それぞれチームに分かれて都内近郊16か所にて“大感謝舞台挨拶弾丸ツアーin東京”を敢行! 途中、お台場シネマメディアージュにて、平川雄一朗監督も加わって全員が集結し、最後の連携プレイを見せた。
沖縄の離島を舞台に、ひとりの女性が愛する人を亡くした痛みから再生していく姿を描いた感動作『群青 愛が沈んだ海の色』が6月27日(土)より公開される。昨年の7月に1か月にわたり、サンゴ礁が生きる美しい海など自然豊かな渡名喜島(となきじま)で撮影された本作。公開に先立ち、このたび主演を務めた長澤まさみが、沖縄の文化を広め、観光の振興に寄与した功績を認められ、沖縄県知事から「美ら島沖縄大使」に認定され、15日(月)、晴天の沖縄にてその認定証交付式が行われた。